メリットいっぱい！紅茶を使った白髪染めのやり方とは？
紅茶と言えばくつろいだ時間を過ごす時にスイーツと一緒に頂く飲み物として人気があります。
紅茶を煮出す時の何とも言えない美しい色が印象的ですが、実は紅茶は白髪染めに利用することができるのです。
身近にある紅茶を使ってどのように白髪染めをしたら良いのでしょうか。
ここでは、紅茶を使った白髪染めのメリットやお手入れのやり方をご紹介したいと思います。
紅茶を使った白髪染めのメリットとは
髪や頭皮に優しいので毎日お手入れできる
白髪染めは大きく分けると、自然由来の染料を含むものと化学成分による染料を含むものがあります。
化学成分による染料は短時間で白髪が染まる点が魅力ですが、お手入れを繰り返すことで髪が乾燥して傷んでしまうことがあります。
その点、紅茶を使った白髪染めは自然由来の染料で髪や頭皮に優しいので安心してお手入れを繰り返すことができます。
毎日気軽にお手入れできるので、伸びてきた白髪の根元の部分をケアしやすいのです。
紅茶に含まれる成分が頭皮に働きかける
紅茶はアミノ酸やビタミン類を豊富に含んでいるので、白髪染めのお手入れをする際にそれらの成分が頭皮に働きかけます。
中でもアミノ酸は血行にアプローチする働きが期待できるので頭皮の状態をサポートします。
健康な髪を維持するためには食事から取り入れた栄養が頭皮に十分に行き渡ることが大切ですが、頭皮の血行がより良い状態を維持できれば理想的な髪をキープしやすくなります。
毎日手軽に白髪染めのお手入れができる
化学成分を含む白髪染めはすぐに白髪が染まりますが、白髪が伸びてくるたび頻繁にお手入れをしていると髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
しかし、紅茶を使った白髪染めなら自然由来の成分によるお手入れなので、毎日手軽に白髪染めできます。
白髪に少しずつ色をつけるだけではなく頭皮ケアもできるので一石二鳥のお手入れが可能なのです。
リーズナブルで白髪染めの費用がかからない
定期的に白髪染めをしようとすれば、それなりに費用がかかってしまいます。
特にロングヘアーの場合、十分な量の白髪染めが必要となるのでその分費用がかさんでしまうのです。
その点、紅茶を使った白髪染めはリーズナブルでさほど費用がかからないので、白髪染めのお手入れにかかるお金を節約することができます。
白髪染めをするための手間がかからない
化学成分を含む白髪染めの場合、室内に白髪染めの色が飛び散ると色がなかなか落ちないので、新聞紙を敷いたりケープをかけたりして手袋をするなど準備に手間がかかります。
短時間で白髪が染まるので便利ですが、準備・白髪染め・後片付け・シャンプーで洗い流すなどトータルするとかなりの時間がかかります。
その点、紅茶を使った白髪染めは余計な手間がかからず手軽に白髪染めできるので、準備や後片付けの必要がなく便利です。
紅茶を使った白髪染めのデメリット
すぐに色がつかないのでお手入れを継続する必要がある
紅茶を使った白髪染めは一般的な白髪染めのように短時間ですぐに色がつくわけではないので、お手入れを継続することが大切です。
髪の生え際などの白髪が目立つ時にすぐに色をつけたい場合でも、紅茶を使った白髪染めではすぐに白髪を目立たなくさせることができません。
また、継続的にお手入れを続けることでようやく白髪に働きかけることができるので、髪色の大きな変化を期待する方には向きません。
毎日のシャンプーで色落ちしやすいことがある
紅茶を使った白髪染めは色がつくまでにかなりの時間が必要となりますが、色の定着を待つ期間にシャンプーを使用することで色落ちしやすいことがあります。
色の定着を期待する場合には、こまめにお手入れをして色落ちをカバーするなどの対策をとることをおすすめします。
理想的な髪色にならない場合がある
髪色には個人差があるので、紅茶を使った白髪染めで白髪に色がついたとしても理想的な髪色にならない場合があります。
もともと黒髪の場合、白髪の部分に色がついたとしてもまだらな色に見えてしまうことがあるかもしません。
髪色が濃い場合には、紅茶の色が濃いものを煮出すなど工夫をすると良いでしょう。
紅茶を使った白髪染めの作り方を教えて
①紅茶を使った白髪染めに必要な材料を揃える
紅茶を使った白髪染めに必要な材料は、紅茶のティーバッグ3～4つ・お湯500CC・スプレーボトルです。
紅茶の色は髪色に合わせて調度良い色のものを選ぶと良いでしょう。
髪の色素が薄い方であれば通常の紅茶の色で十分かもしれませんが、髪の色素が濃い方は色が濃い紅茶を使うと良いでしょう。
②お湯に紅茶のティーバッグを入れて煮出す
お湯に紅茶のティーバッグを入れてよく煮出します。
十分に時間を置くと濃い色のお湯が出来るので、髪色に合わせて色を調節すると良いでしょう。
③お湯をよく冷ましてボトルに入れる
熱いお湯のままスプレーボトルに入れるとボトルの劣化の原因になるので注意が必要です。
時間を置いてお湯をよく冷ましてからスプレーボトルに入れましょう。
自宅で使用する大きさのものと外出先で使用する大きさのものをどちらも準備しておくと、こまめに白髪染めのお手入れができます。
④新鮮な状態を保ちたいならこまめに作る
いつでも新鮮な状態の紅茶を使った白髪染めをしたい場合には、少ない量のお湯で十分に濃く煮出してスプレーを作ると良いでしょう。
より良い品質を保つ対策をとることで、髪や頭皮にも良い影響を与えることができます。
紅茶を使った白髪染めのやり方を紹介します
①紅茶スプレーを白髪の根元を中心に噴射させる
乾いた頭皮と髪に紅茶スプレーを噴射させます。
この時、白髪の根元中心に噴射させることで、気になる根元の白髪ケアをこまめに実践することができます。
そして、髪がしっとりした状態になるまで白髪がある部分にスプレーをします。
②紅茶スプレーの後に頭皮をマッサージする
再度紅茶スプレーを頭皮に噴射して頭皮をマッサージします。
両手で頭部を掴むようにして、指の腹を使って円を描くようにマッサージしましょう。
③マッサージ後に時間を置いて洗い流す
頭皮マッサージをした後で30分程度時間を置いたら、バスルームで軽くシャンプーをして洗い流します。
その後、トリートメントをして髪に潤いを与えましょう。
紅茶を使った白髪染めを使うタイミングとは
1日の終わりのバスタイム前にお手入れする
紅茶を使った白髪染めのお手入れ後は時間を置いて洗い流す必要があるので、バスタイムの前にお手入れするのがおすすめです。
1日の終わりに紅茶を使った白髪染めをして頭皮マッサージをする習慣を持つことで、髪や頭皮に良い影響を与えることができます。
1日の終わりはゆっくりとリラックスして過ごせるので、白髪染めや頭皮マッサージをする時間に最適です。
朝のバスタイム前にお手入れする
朝お風呂に入る習慣がある方の場合、朝のバスタイム前に紅茶を使った白髪染めをすると良いでしょう。
紅茶をスプレーしてマッサージすることで、1日を爽やかにスタートすることができます。
朝は時間があまりないことから、スプレー後はやや短めに時間を置くと良いでしょう。
まとめ
紅茶を使った白髪染めは、一般的な白髪染めにはないいくつもの魅力があります。
髪や頭皮に優しいところが大きな魅力ですが、スプレーするだけで手軽に白髪のお手入れができるので便利です。
すぐに色がつかない点がデメリットではあるものの、髪や頭皮に優しい白髪染めをこまめに実践できるので理想的な髪の状態を目指すことができるでしょう。