夏の強烈な日差しをブロック!SPF50以上の優秀BBクリームを探そう
日差しが強くなると、日焼けが心配になりますよね。
特に顔に紫外線を浴びると将来のシミやシワの原因に。
現在のお肌のためにも、将来のお肌のためにも有害な紫外線はきっちりカットしておきたいところです。
化粧下地としても使えるBBクリームなら高いUVカット効果を持つものがたくさんあります。
手軽にひと塗りで紫外線をブロックしてくれるおすすめBBクリームを見てみたいと思います。
目次
日光浴が体にいいってホント?
太陽光線は電磁波の一種。
電磁波とは電気と磁気がお互いに影響しあってできる「波」のことです。
電子レンジから出る「マイクロウエーブ」やレントゲンの時に浴びる「放射線」も同様のものです。
これらの「波」が1回うねるごとにどのくらいの距離を進むのかを表す言葉が「波長」。
太陽光線の一種である「紫外線は」その中でも特にこの波長が短いものです。
お肌への悪影響ばかりが取り上げられる紫外線ですが、勿論いいこともあります。
殺菌消毒をし、血行や新陳代謝を盛んにします。
また、体内でビタミンDの合成を助けてくれるのも紫外線なのです。
このビタミンDの働きのおかげで、日本では昔から日光浴は強い体を作るとして推奨されてきました。
特に戦後は食糧難から骨の弱い子供が多かったので、日光に当たることで上部な体になるので、日光に当たるべきという風潮が広がりました。
しかり、現在ではこの考え方ははっきりと否定されています。
食べるものに困らない現在の日本ではビタミンDはコレステロールから生成されますし、普通に食事をとっていれば不足することはありません。
健康のためを考えればわざわざ日光浴をして紫外線を浴びる必要は全くないのです。
紫外線にも種類がある
紫外線には3つの種類があります。
波長の長い順番に「UV-A」(長波長紫外線)、「UV-B」(中波長紫外線)、「UV-C」(短波長紫外線)です。
波長が短いほどお肌には有害で、一番波長の短い「UV-C」を浴び続けると肌は焼けただれた状態になってしまいます。
そんな危険な紫外線を浴びながらも普通に暮らせるのは地球を取り巻くオゾン層や大気圏があるからです。
ここで有害な紫外線の大部分をカットしてくれます。
特に危険なUV-Cはここで食い止められているのです。
しかし地球環境の悪化により、大切なオゾン層が破壊され、オゾンホールが出来ています。
オゾンホールのできた南極や北極周辺では深刻な皮膚障害が発生。
これはオゾンホールを通り、UV-Cが地表まで到達したことが原因ではないかと言われています。
もしもオゾンホールがさらに広がれば、有害な紫外線が遮るものなく降り注ぐことになってしまうのです。
地球の環境問題というと私たちにはあまり関係のない大きなテーマのように思えますが、実はとても身近な危険に関係するものなのです。
紫外線のお肌への影響とは
紫外線のうちUV-Cは通常、オゾン層でカットされるので前述のオゾンホールがない限りは地表に到達しません。
しかしUV-AやUV-Bは地表に届き私たちの肌にも影響を与えているのです。
UV-Aがお肌に与える影響とは
UV-Aは太陽から届く紫外線の9割を占めるものです。
肌に直接的なダメージを与える作用は弱いのですが、排出されることなく肌に蓄積され、ダメージを与えます。
波長が長いので表皮の一番下にある「基底層」や「真皮」にまで到達します。
基底層に達したUV-Aは「メラノサイト」を刺激し、「メラニン」を大量に発生させます。
表皮中に黒い色をばらまいて肌を褐色化させてしまいます。
日焼けのような腫れ、痛みはありませんがメラニン色素の増加はシミの原因になるのです。
また、真皮に入りこんだUV-Aは「コラーゲン」や「エラスチン」を破壊。
肌のハリや弾力を失わせ、いわゆる「光老化」を引き起こすのです。
深く静かにダメージを与えるのがUV-Aと言えます。
UV-Bがお肌に与える影響とは
UV-Bは波長が短いため、表皮までしか到達しません。
ですから表皮の部分にしか影響はでないのですが、かなり強い力があります。
皮膚に炎症を起こして赤くする力はUV-Aのなんと1000倍。
UV-Bにあたると「サンバーン」(日光性皮膚炎)を引き起こし、肌が赤くなって傷み、水膨れが起きるなど激しい症状が現れます。
たとえ痛みや腫れが治まっても安心はできません。
色素沈着、シミ、シワを作ります。
その強い力は免疫力を低下させ、DNA細胞を傷つけ、皮膚がんの原因にもなるのです。
美肌のために、健康のために、紫外線はとにかくカット!
強い紫外線はお肌だけではなく健康にも悪影響を及ぼすものです。
できるだけシャットアウトするのがおすすめです。
そんな紫外線は一年を通して地上に降り注いでいます。
ですからいつでも紫外線対策が必要なのですが、最も量が多くなるのは7月から8月にかけてです。
UV-Aは3月から増え始め、5月から8月がピークとなります。
一方のUV-Bは、降り注ぐ量は少ないのですが、こちらも5月から8月がピーク。
強い影響力を持つのでしっかりとカットしておきたいところです。
紫外線の量は天候や場所、時間によっても左右されますが、室内にいてさえ影響をうけます。
朝だから、室内だから紫外線対策をしなくても大丈夫ということはないのです。
朝のワンステップ!BBクリームも紫外線カット効果が高いものを選ぼう
たった一つでマルチな役割を果たす、便利なBBクリーム。
ワンステップでスキンケアからメイクアップまですむので愛用している方は多いと思います。
そんな便利なBBクリームもUVカット効果が高いものを使用するのがおすすめです。
特に夏は一番紫外線が強くなる時期ですから気をつけたいですよね。
ここではSPF50以上の高めのUVカット効果を持つものを見てみたいと思います。
UV エクスペール BBランコム
SPF50・PA++++という高いUVカット効果が期待できるBBクリームです。
口コミでも大人気。
大気汚染、紫外線、酸化ストレス、炎症といったダメージから肌を守り抜く「アーバンフィットテクノロジー」が搭載されています。
軽くつけ心地のよいテクスチャー。
多種類のミネラルピグメントを効果的に配合した処方で、ムラのない輝きのある肌を作ります。
朝の忙しい時間もこれ一つで紫外線対策ばっちりです。
プレステージ ホワイト ル プロテクター BBディオール
SPF50+/PA+++。
紫外線や気候、大気汚染の影響だけではなく、人口光が及ぼす影響からも肌を守ってくれます。
色素ピグメント配合。
クリーミーなテクスチャーでシミや色むらも瞬時にカバーしてくれますよ。
時間がたつにつれてしっかりと肌に馴染み、肌がくすむことはありません。
綺麗な仕上がりが長時間続きます。
BB クリーム ウォータープルーフファシオ
こちらはウオータープルーフで、海や川での使用におすすめです。
SPF50+・PA++++。
高密着ポリマーで、肌に張り付くようにフィットします。
汗や皮脂に強いので、毛穴落ちの心配も不要。
付けたての美しさが長時間続きます。
摩耗を軽減した伸びの良いテクスチャー。
肌の上をしっとりと滑り、なめらかな使い心地です。
まとめ
夏になると黒いロング手袋にサングラス、首にはストールをまいて日傘を持つ完全防備の女性を良く目にします。
一見大げさにも見えますが、女性ならこのくらい徹底しても損はありません。
紫外線が肌に蓄積されると、40歳を超えた頃から徐々にシミやシワが増えてきます。
紫外線対策をしておけばよかった!
と後から後悔したくないですよね。
高UVカット効果のBBクリームならワンステップの簡単さはそのままに、紫外線対策もばっちりです。
夏は一年でも特に紫外線の増える時期。
室内でも悪天候の日でも油断せず、お肌に合うBBクリームを見つけて下さいね。