BBクリームがヨレる・ムラになる原因は肌と使い方?見直すポイントは
BBクリームといえば、美容液、下地、日焼け止め、ファンデーションといくつもの役割を1つでこなしてくれる時短メイクの定番アイテムです。
時間がない時にさっと塗れるのが特徴なのに、なぜかヨレてムラになる…とお悩みの方に、見直したいポイントをご紹介します。
ヨレる・ムラになる理由を知っておくと、毎朝のメイクが楽になります!
ムラになっている・ヨレている時ってどんな状態?
よくメイクがヨレている、ムラになっている、と言いますが、具体的にどんな状態を指すのでしょうか。
朝は綺麗に仕上がっていたメイクが、時間が経つにつれて均一ではなくなってきて、ムラになってくるとヨレている証。
下地であるBBクリームは、一度ヨレてしまうとメイク直しがむずかしく、なかなか元通りに直せなくなります。
頻繁に顔を手でさわったり、表情筋を動かしたり、汗をかくことでメイクはヨレやすくなります。
メイク中やメイク後すぐヨレてしまう、という場合は、ムラになる原因を見直すことで改善されます。
では、1日中ずっと綺麗なお肌でいるにはどうしたらいいのでしょうか?
肌に原因がある場合は、肌のコンディションを見直そう
ヨレる原因がかならずBBクリームにあるとはかぎりません。
BBクリームなどの下地は肌にフィットすることで、化粧崩れが起こりにくい美しいお肌に仕上がります。
お肌のコンディションに問題があると、密着するはずのBBクリームが浮いてムラになりやすくなるのです。
BBクリームが浮きやすくなるお肌の状態は、乾燥肌・脂性肌の2つです。
肌が乾燥している
多くの女性を悩ませるお肌の乾燥。
乾燥したお肌はBBクリームがのりにくく、密着しにくい状態です。
BBクリームの伸びも悪くなるので、何度も塗り重ねているうちに厚塗りになりやすく、ムラになってすぐヨレてしまうことも。
ゴワゴワとした乾燥肌を直すためには保湿中心のスキンケアが大切です。
生活習慣面では、お肌のターンオーバーに有効なビタミンB群や、タンパク質や亜鉛を摂取しましょう。
また、単純に体内の水分量が少ないために乾燥肌になっている場合も多いので、冬場であってもこまめに水分補給するようにしましょう。
夕方になって、BBクリームのヨレが気になるという方は、日中のエアコンや空調の風によってお肌が乾燥してきているのかもしれません。
夕方に乾燥してくると、乾燥と乾燥によるメイクのヨレで、ぐっと疲れ顔になってしまいます。
そうは言っても、なかなかエアコンを避けて生活するのは仕事上むずかしい方も多いのではないでしょうか。
特に夕方にかけてメイクがヨレやすいという方は、メイク直しの前に保湿ミストでお肌に水分を補給するのがおすすめです。
肌が皮脂を過剰に分泌している
過剰な皮脂分泌はメイク崩れの主な原因になります。
特に皮脂分泌量が多い額から鼻にかけての「Tゾーン」は要注意。
皮脂でBBクリームごと浮いたような状態になっていたり、汗をかきやすい季節だとすでにBBクリームごと取れてしまっていたりと、問題が多いTゾーンはしっかりとケアすることが大切です。
しかし、皮脂は乾燥を防いでくれる役目もあるので取りすぎないようにしましょう。
あぶらとり紙などでオフしすぎると、乾燥から、かえってお肌が過剰に皮脂を分泌するようになります。
乾燥からの脂性肌も多いので、自分のお肌の状態を見極めることが大切です。
また、皮脂の過剰分泌によるニキビ・吹き出物に悩んでいる方は、酸化した皮脂を取って雑菌の繁殖を抑えるようにしましょう。
お肌がテカテカとしている時は、皮脂が酸化している場合が多く、雑菌が繁殖しやすい環境です。
日中であれば、あぶらとり紙などで皮脂をオフしたあとに、保湿ミストでうるおいを補給するのがおすすめです。
BBクリームの使い方に問題がある場合
お肌には問題がないのにメイクがムラになり、ヨレてしまう…という方はBBクリームの使い方を変えることで改善されます。
時短メイクとして優秀なBBクリームですが、ムラになりやすいと思っている方や、眠っているBBクリームを持っている方に一度試してもらいたいBBクリームの使い方をご紹介します。
BBクリームの量を調節する
BBクリームの中には、コンシーラー機能を持ったものもあるため、ファンデーションのように厚めに塗る必要はありません。
よくBBクリームの説明文に「パール1個分」と書かれていますが、伸びが良いBBクリームなどはそこまで量を必要としないことがあります。
そんな時、手にとった分を全部を塗ろうとすると厚塗りになってしまいがちに。
多く取りすぎた場合は、全部を使ってしまおうとせず、余分なBBクリームはティッシュで取ってしまいましょう。
塗る時に量が少ないとムラになりやすくなるので、まずはしっかりと塗ってから、ティッシュで少しずつ余分なBBクリームを取っていくのがお肌を綺麗に仕上げるコツです。
基礎化粧品を使ってすぐにBBクリームを塗らない
忙しい朝は一分でも節約したいですよね。
基礎化粧品が乾ききらないうちにBBクリームを塗ってしまっていませんか?
BBクリームが浮いてしまう原因はそれかもしれません。
化粧水や美容液、乳液が乾ききる前にBBクリームを使うと、BBクリームとお肌のあいだに基礎化粧品によるスキマができてしまい、せっかくのBBクリームが密着しなくなります。
基礎化粧品が乾ききらないうちのBBクリームは、ムラとヨレの直接的な原因です。
スキンケア後は、基礎化粧品が乾くまで待つか、ティッシュで軽く抑えてからBBクリームを塗布するのがおすすめです。
基礎化粧品によっては、お肌をしっかりカバーしてしまうので、BBクリームがお肌に付きにくくなるものもあります。
Tゾーンなど、特にBBクリームのムラやヨレが気になる部分は、基礎化粧品を塗ってから軽くティッシュオフすると、お肌へのBBクリームの密着度が上がります。
指で塗る時は力を入れすぎない
指でBBクリームを伸ばすと、小回りがきき、調節も簡単です。
しかし、硬めのテクスチャーのBBクリームなどは指では伸ばしにくく、塗ったあとが線になってしまい、お肌に馴染みにくい場合も。
また、塗り込むように力を入れて伸ばすとムラになりやすいので注意しましょう。
あくまでお肌の上で伸ばすことを意識しながら、優しく塗るのがおすすめです。
指紋や線になったりする部分は、優しく叩き込むように塗りましょう。
BBクリームが多すぎて線になることも多いので、ティッシュに取りながら量を調節するのがおすすめです。
指で塗るのがうまくいかない場合はスポンジや筆を使用してみて、自分に合った塗り方を探してみましょう。
BBクリームのあとはかならずフェイスパウダーを
フェイスパウダーを使うことで、ムラになる確率がぐっと下がるので、BBクリームにはパウダーが必須アイテムです。
メイクをして時間が経つとどうしても皮脂が浮いてきますが、多少の皮脂はパウダーが吸着する役割をはたしてくれるため、ムラをしっかり抑えてくれるのです。
皮脂によってBBクリームがムラになる方には、「皮脂吸収」タイプのフェイスパウダーがおすすめです。
皮脂を吸収しつつ、お肌にフィットするので、メイク直し手間がはぶけ、長時間ヨレないお肌をキープできます。
また、ツヤ肌を目指す方の中には、フェイスパウダーを使わない派の方もいるかと思います。
そんな時は、ツヤ感たっぷりに仕上がるパール配合のフェイスパウダーがおすすめです。
まとめ
ムラ・ヨレの原因を抑えて、使い方を意識するだけでBBクリームはフィット感が段違いにアップします。
適切な量を塗り、密着度を上げることで終日ヨレないキレイなお肌を目指しましょう!
そしてBBクリームをフィットさせるためには、お肌のコンディションも重要。
BBクリームがノリにくい時は、一度体を休めてリフレッシュすることが大切です。