実は関わりが深かった！ピルが育毛に悪影響って本当？
女性の中には、生理コントロールの為か、あるいは避妊のためにピルを飲んでいるという方もたくさんいるでしょう。
でも実は、そんなピルが育毛に悪影響を与えることもあるのです。
もしそうして悪影響を与えてしまうと、薄毛になったり薄毛が促進される可能性も出てきます。
でも、なぜピルは育毛に悪影響を与えるのでしょうか？
ピルは女性ホルモンを含んでいる
ピルと育毛の関係についてみていくためには、まずピルとはそもそもどんなものなのかということについてみていかないとなりません。
ピルがなぜ生理をコントロールしたり、避妊ができるようにしたりするの知らない方も多いでしょう。
ピルには、女性ホルモンが含まれています。
女性ホルモンと一口にいってもいろいろとありますが、ピルに含まれている女性ホルモンは、排卵を抑えるような女性ホルモンになります。
排卵を抑えることができるようになるから、生理をコントロールできたり、避妊ができるようになったりするのです。
でも、そうして女性ホルモンが含まれているということが問題なのです。
ホルモンバランスが乱れる
もしかしたら、今既に女性ホルモンが足りないという方は、それで多少なりとも女性ホルモンが増やせますが、もともとある程度あるという方はどうでしょうか？
女性ホルモンが多くなることになります。
ということは正常な状態に比べてホルモンバランスが崩れているということになるでしょう。
そうしてホルモンバランスが崩れるという事は、薄毛の原因になります。
だから、ピルを飲むと育毛に悪影響だと言えるのです。
女性ホルモンを増やすために使うのはダメ
前述のように今既に女性ホルモンが足りない人は、それで女性ホルモンのバランスが逆に整う事もあるでしょう。
だから一時的にそれで育毛がしやすくなることもあるかもしれません。
でも、確実に効果があるわけではないですし、本来そういう風に使うものではないのでそうするのはやはりＮＧです。
ピルには、こうして女性ホルモンのバランスが乱れるということだけでなく、他の副作用もあります。
たとえばちょっと太りやすくなったりしてしまうのです。
太ることも、ホルモンバランスと同じく育毛に悪影響を与えてしまいます。
だから、そういうところから見ても、ピルを育毛目的で使うのはあまり良くないのです。
ピルをやめたときに影響が出る
こうしたピルによる育毛への悪影響というのは、ピルをやめた時に出ます。
なぜなら、ホルモンバランスが本当に崩れるのは、やはりピルをやめた時だからです。
たとえばピルを服用中は、女性ホルモンが増えていくので、それによりホルモンバランスが少し崩れても、増えているのですから、さほど大きな問題にはならないことも多いです。
いつしか多い状態が正常な状態になることもあるでしょう。
でもピルはいずれ服用をやめるはずです。
いつまでも飲んでいるという事はないでしょう。
だからいつかやめますが、そうして服用をやめた時に、そこで女性ホルモンが減ることになります。
女性ホルモンが減っていくというホルモンバランスの乱れ方は、やはり薄毛を起こします。
だからそうして育毛がうまくいかなくなっていくのです。
だからこそピルを育毛に使うのは良くない
だからこそ、先述のようにピルを育毛に使うのは良くないと言えます。
ピルを使って一時的に足りない女性ホルモンを増やしたとしても、こうしていつか服用をやめたらまた女性ホルモンが足りなくなり、薄毛になるのです。
そしてその時には反動でさらに女性ホルモンが足りなくなるでしょう。
だから、より薄毛になってしまう可能性もあります。
他の副作用も怖いですが、さらに薄毛になるというのは、育毛を目指す女性にとってはなによりもやっかいな事なのではないでしょうか？
だから、もしピルを使うにしても、きちんと本来の目的にあった目的で使うようにしてください。
育毛を目指す人は、出来ればピルは使わないようにするのがおすすめです。
使うなら低用量ピルにする
ピルにもいろいろな種類があります。
そして中には、低用量ピルと言われるものがあります。
もしどうしてもピルを使わないとならないのであれば、こうした低用量ピルを使うようにしてください。
なぜなら、低用量ピルは他のピルと比べると、ホルモンバランスが乱れるというような副作用が少ないのです。
低用量なのですから、それも納得できる話です。
低用量でも効果は果たせる
低用量ピルだと、もしかしたら避妊効果も薄いのではないかと考えてしまう人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
低用量ピルでも十分避妊はできますし、生理のコントロールも出来ていきます。
だから低用量ピルを使うのがおすすめです。
あまり長い期間使わないようにした方が良い
また、もしどうしてもピルを使わないとならないのであれば、あまり長い時間使わないようにすることがおすすめです。
あまり長い時間ピルを使ってしまうと、その分だけ長い時間ホルモンバランスが崩れていることになります。
女性ホルモンが足りている人は、より女性ホルモンが多くなるので、長い期間使えば使うほど、その崩れた状態が正常な状態になりやすくなります。
足りない状態の人が其れで女性ホルモンを補う期間が長くなっても、当然そうして満ちている状態が普通になります。
その普通の状態に近づけばちかづくほど、いざ使用を辞めた時の反動は大きくなるのです。
反動が大きくなるということは、それだけ身体が女性ホルモンのバランスの乱れを感じやすくなるということになります。
とういことは当然、育毛がうまくいかなくなるのは当然になります。
だから、ピルを使わないとならないにしても、出来ればあまり長い期間使うのはやめた方が良いです。
２ヶ月とか３ヶ月くらいが吉
理想を言えば、ピルを使う期間は２ヶ月とか３ヶ月くらいが吉でしょう。
ピルというのは、だいたい一ヶ月は試用期間のような物があります。
しっかりと一ヶ月毎日同じ時間に飲み続けて、そしてしっかりと狙い通りのタイミングで生理が来たらしっかり効果があるということになるので、安心できるのです。
ということはつまりきちんと効いているかも分からない一ヶ月以内に辞めてしまうというのは、まずないでしょう。
だから、なるべく期間を短くしようといって、１ヶ月以内にピルの服用をやめるということはないはずです。
それならそもそも飲まなくても同じですから、それをするくらいならば飲まない方が良いです。
飲むのであれば、効果を活かせないと意味がないので、効果が確認できるまでは飲むべきなのです。
その上でなるべく使用期間を短くした方がよいのですから、理想を言えば使用期間は２ヶ月か３ヶ月が良いということになります。
それを繰り返すのもＮＧ
ただもちろん、２ヶ月か３ヶ月使ってはやめを繰り返すというのもＮＧです。
それも結局反動が大きくなってしまうので、それは辞めてください。
ピルを使わないとならないのであれば、ここぞという時にだけ使うようにしていきましょう。
まとめ
ピルが育毛に悪影響を与えるのは、ピルを服用して、それをやめることによって、ホルモンバランスに大きな影響を与えてしまい、ホルモンバランスが乱れるからです。
それが女性の薄毛の原因なのですから、それによって育毛がうまくいかなくなるのは当然です。
ピルを使わざるを得ないという人以外、育毛を目指す人は使用を避けるべきでしょう。