市販の白髪染めとサロンの白髪染めは何が違う?
白髪染めをする際にまず考えるのは、どこで、どうやって白髪染めをするかということです。
たとえば市販されている白髪染めを買ってきて、それで白髪染めをするのもアリですし、ヘアサロンで白髪染めをするのもアリです。
でもそこで一つ疑問が生じてきます。
それが、市販の白髪染めとヘアサロンの白髪染めは何が違うのかということです。
ここではそれについてみていきます。
市販の白髪染めは刺激が強い
市販の白髪染めとヘアサロンの白髪染めの違いとして一番大きいのはやはり、刺激の違いになります。
市販の白髪染めの刺激は、ヘアサロンで使用されている白髪染めの刺激と比べると、やはり強いのです。
それは、市販の白髪染めは、別の一人一人の髪質に合わせて寝られているわけではないからです。
ヘアサロンであれば、それぞれの髪質、そして痛み具合に合わせてどのくらいの効果の白髪染めであればきれいに染まるかをプロがかんがえて、白髪染めを選んでいきます。
でも市販の白髪染めは、どんな髪質の誰が使用するかはわからないのです。
そんな時に売る白髪染めは、どんなものならば売れるでしょうか?
それは、とにかく効果が高いものです。
だから、基本的に市販の白髪染めというのは、あまり髪の毛が染まりづらい方に向けて作られていると考えた方が良いです。
髪の毛が染まりづらい方の髪の毛がきちんと染まるのであれば、別に染まりづらくない方の髪の毛が染まらないはずもありません。
なので、そういう白髪染めであれば効果的になるのです。
でもそれは、染まりづらい人にとって見ればどっちにしても受ける刺激だったかもしれませんが、別に染まりづらくない方にとってみれば無駄な刺激になります。
そこまで刺激が強いものでなくとも、染まりづらくない方であれば染まりますから。
刺激が強い方が効果も高い
基本的には白髪染めは、刺激の強い方が効果が高いです。
しっかりとキューティクルを開いてから色を入れていった方がきちんと染まりますから。
なので、効果を高めようとしていたら、必然的に刺激が強くなってしまうのです。
もし、白髪染めに求めるものが刺激の少なさなのであれば、ヘアサロンで使われているような刺激の少ない、無駄のない刺激の白髪染めの方がおすすめです。
そっちを選んで染めていった方が、満足度はたかくなります。
そもそもの価格の違いもある
ヘアサロンで使用されている白髪染めと、市販されている白髪染めでは、そもそもの価格の違いもあります。
それは、ヘアサロンで使用されているものであればだいたいそうです。
たとえばサロン専売品のシャンプーは500ミリくらいで3000円くらいすることも珍しくありません。
しかし、市販されているシャンプーは、高くても500ミリくらいで1000円くらいになります。
それだけ、そもそもの差があるのです。
そしてそれは、白髪染めでも同じです。
サロンで使用されている白髪染めの方が、市販されている白髪染めよりも高いです。
サロンで使用されているものは、やはりいろいろと考えて、かつターゲットを絞って作られているので、その分高くなってしまうのです。
サロンは白髪染め費用が高いということ
それはつまり、サロンでの白髪染めは、市販の白髪染めと比べて費用が高いということになります。
それはなんとなく想像していた方もいるでしょうが、実際にそうなのです。
そしてその差は、すごく大きいです。
市販の白髪染めは、500円くらいでできることも珍しいことではありません。
しかしヘアサロンの白髪染めは、地域や場所にもよりますが、4000円から5000円くらいはするものです。
その差はもはや10倍近くになります。
それだけの差をかけて、ヘアサロンで白髪染めをしていく余裕がない方もたくさんいるものです。
そういう方にはやはり、市販の白髪染めがおすすめです。
確かにヘアサロンで使用されている白髪染めは刺激の無駄がありませんが、経済的なストレスも白髪の原因になりますから、あまり経済的に自分を追い込んでしまうのはよくありません。
だから、よほど費用に余裕がある場合以外は、市販の白髪染めを選ぶのがおすすめです。
市販とサロンでは色の違いもある
市販の白髪染めとヘアサロンの白髪染めには、色の違いもあります。
たとえば市販の白髪染めは、あまり色の選択肢がありません。
しかし、ヘアサロンでの白髪染めは、細かくいろいろと選択肢があるのです。
それも、一つの違いになります。
好みの色が見つかる可能性が高いのはサロン
好みの白髪染めの色が見つかる可能性が高いのは、当然ヘアサロンの白髪染めになります。
もちろん市販の白髪染めでも好みのものが見つかる可能性はありますが、基本的にはこの場合の確率は、数が大きくなればなるほど上がっていく確立になります。
だから、ヘアサロンのものの方が、好みの色が見つかる可能性は高いです。
あとは、好みドンピシャの色を求めているかどうかという問題になります。
確かに、好みドンピシャの色があればそれに越したことはありませんが、白髪染めをする方の中には、別に色はなんでもいいから、とにかく白髪を隠していきたいという方もたくさんいます。
その場合、別にヘアサロンの白髪染めのように、色の選択肢がある必要はまったくありません。
だからそういう方の場合には、市販の白髪染めの方が手っ取り早いです。
もちろん上記のように、ヘアサロンの白髪染めは刺激が少ないというメリットがありますから、別に色の好みはとくになくても、ヘアサロンで白髪染めをしていくということが間違いになることはありませんが。
ただ、色の好みを細かい中から見つけて行ける、あるいは見つけていきたいと思っている方の方が、ヘアサロンでの白髪染めのコストのもとをとれる可能性は高いですが。
基本的な仕組みは同じ
市販されている白髪染めとヘアサロンの白髪染めというと、全然違う白髪染めのように思えるかもしれません。
でも、基本的な違いはこのくらいになります。
あと違うのは白髪染めというか、染める人の腕や、アフターケアくらいになります。
実際に白髪染めとしての基本的な仕組みなどは、同じなのです。
まずはじめてにキュークルを開いて、そして色を入れていく。
そんな風にして色がはいっていったら、今度はキューティクルを閉じて色が抜けないようにしていく。
それが、ヘアサロンの白髪染めにも市販の白髪染めにも言える基本的な白髪染めの仕組みなのです。
ただし別の方法の白髪染めもある
ただ別に市販でもヘアサロンでも別の方法の白髪染めもあります。
たとえばトリートメントに色をつけて、それでじわじわと白髪染めをしていくという方法とか、キューティクルを開かないで、上から色を塗ろうとする方法とかいろいろあります。
だから、必ずしも同じ方法で白髪染めをするとは限りません。
ただ、同じ方法を選ぶことは可能なので、方法のちがいで市販かヘアサロンでの白髪染めかを選ぶというのは、難しいです。
やはり、数少ない違いを理解して、その上で自分にどちらの白髪染めがあっているかを考えて、白髪染めをしていくのがおすすめです。
まとめ
ヘアサロンの白髪染めと、市販の白髪染めの違いについては、以上のとおりになります。
このように、ヘアサロンで使われている白髪染めと、市販の白髪染めは全然違うというものではありません。
でもそこには多少なりとも違いがあるわけですから、その違いをしっかりと理解してから白髪染めを選んでいかないと、後々後悔してしまうこともあります。
是非しっかりと考えてみてください。