正しく使わないと意味がない!やってはいけない保湿クリームの使い方とは?
保湿クリームは、どういう風に使用してもただし保湿効果が得られるというものではありません。
使い方によってはあまり保湿も出来ず、そして肌に負担を与えてしまうということもあります。
それを回避する為には、やはりこういう使い方は良くないという使い方を知っておく必要があるでしょう。
そこでここでは、保湿クリームのしてはいけない使い方について紹介していきます。
こすり付けるようにつけるのはNG
保湿クリームのやってはいけない使い方としてまず挙げられるのは、こすり付けるように保湿クリームをつけると言う方法です。
保湿クリームは、比較的に伸びも良いと言えるでしょう。
それは確かに化粧水などと比べると伸ばしづらいことは間違いないですが、ヘアワックスなどと比べたらはるかに伸びは良いです。
なので、それをつける際には、こするようにしてつけている方もいるでしょう。
しかし、そうしてこするようにつけるのは、保湿クリームのやってはいけない使い方なのです。
もし今までそうしてつけていたという方は、これからはそんな風につけないようにしていきましょう。
でも、なぜこすり付けるようにつけるのがNGになるのでしょうか?
肌は摩擦に弱いから
その理由は単純です。
保湿クリームを、こすり付けるようにつけるのがNGな理由は、肌は摩擦に弱いからだと言えます。
こすり付けるということは、間違いなく肌に対して多大な摩擦を与えることになります。
そうして多大な摩擦を与えていくと、それによって肌が乾燥していってしまうことがあります。
肌を保湿するために保湿クリームをつけているのに、それをこすり付けてしまっている摩擦で乾燥してしまっていたら、本末転倒になります。
なのでそうならないように、保湿クリームはこすらずにつけていってください。
ではどうやってつけるのか
こすり付けるようにつけるのがダメだと言われても、じゃあどうやってつければ良いの?
と思う方もいるでしょう。
保湿クリームは、こすり付けるようにつけるのではなく、手で肌に押し込むようにつけていくのが正解になります。
まずはそれを手に伸ばして、そして次にその保湿クリームが伸びた手を、顔に押して当てていくのです。
もちろんこの際の強さも、あまり強くある必要はありません。
軽く押し当てるくらいで十分でしょう。
そんな風に押し当てていく事によって、手の温かみも加わるので、さらに保湿クリームの効果が得られやすくなります。
なので、是非そういう風につけていってください。
量をつけすぎるのもだめ
保湿クリームをつける際には、ついついたくさんつけてしまう方もいるでしょう。
でも保湿クリームは、たくさんつけるというのもあまりおすすめできる付け方ではありません。
なのでそういう付け方も避けるようにしていってください。
一見するとたくさんつければその分だけ保湿効果は高そうに見えますが、なぜ保湿クリームをたくさんつけるのはだめなのでしょうか?
毛穴につまってしまうだけ
保湿クリームは、たとえたくさんつけたとしても、毛穴につまってしまうだけだと言えます。
それが毛穴に詰まってしまうと、それによって毛穴が炎症を起こしてニキビができてしまいます。
保湿クリームを使っていたらニキビができてしまったという声をきくことも多いですが、それはこのようなことから起こっている可能性が高いと言えるでしょう。
なので、つけすぎるのも良くないのです。
あくまでも適量をつけるようにして、それが毛穴を埋めてしまうことが無いようにしていきましょう。
刺激も強くなる
また、保湿クリームをたくさん使用すると、それの刺激も強く受けるようになってしまうと言えるでしょう。
保湿クリームは、基本的にそれなりに油分が多いものになります。
そうして油分が多いということは、それだけ刺激が強いという事になります。
もちろん適量であれば、それは肌にとってたいした影響を与えないことも多いですが、それが度を越してしまうと、やはりその分刺激も多くなるので、肌にトラブルを起こしてしまう可能性も高くなると言えるでしょう。
そうして肌が荒れてしまうこともあるので、やはり適量がおすすめです。
洗顔後時間がたってからつけるのも良くない
保湿クリームのしてはいけない使い方として、洗顔後、時間がたってから使用するというのも、良くない使い方だと言えます。
洗顔後というのは、お風呂上りであることも多いでしょう。
お風呂上りは、基本的にゆっくりしたいと思う方も多いはずです。
そうしてゆっくりしていると、保湿クリームを付けるのが遅くなることがあるのです。
でも、そうしてソレをつけるのが遅くなると、それの効果は全然感じられなくなるでしょう。
水分がないとあまり効果も出ない
保湿クリームは、それの下にある水分を閉じ込めるという役割をします。
ということは逆に言えば、それに下には水分がないとならないのです。
でも、洗顔をしてからしばらく時間がたっていると、その洗顔の後につけたであろう化粧水の水分はだいぶ蒸発しているでしょう。
そんな状態の肌に保湿クリームをつけても、当然それの効果はあまりでなくなるのです。
むしろ刺激の方が強くなってしまうこともあります。
だからそうならないように、とにかくすぐにつけるように意識していきましょう。
叩くのもだめ
化粧水を使用する際に多いでしょうが、保湿クリームをつける際にもしてしまう方が意外と多いのが、それをつける際に叩いてつけると言う方です。
叩いてつけるお母さんなどの姿を小さい頃にたくさん見ていたこともあったのでしょう。
だから、無意識のうちにそうしてしまっているという方もいます。
でも、叩いてつけるのは、よくないのです。
ただ肌への刺激になるだけ
そうして叩いて保湿クリームをつけていっても、それはただただ肌への刺激になるだけになります。
そうすることによって、より保湿クリームが浸透しやすくなるという事はありません。
なので、マイナス効果さえあれど、プラスの効果はないという事になるのです。
それなのに叩いていっても意味がないでしょう。
保湿クリームをつける際には、上記の通り、手で優しく包み込むようにつけていくのが正解になります。
頻度が多すぎるのもだめ
保湿クリームの使い方として、頻度が多すぎるというのもだめだと言えます。
例えば朝と夜に保湿クリームをつけているのにもかかわらず、お昼や夕方にも保湿クリームをつけてしまうというような使い方です。
ハンドクリームの場合、こういう使い方をしている方もいるでしょう。
でもそれはあまり問題はありません。
だから、顔の保湿クリームでもそうしたくなることはあるかもしれません。
しかし、そうしたところで、それは先述で言うところの量のつけすぎの様になるだけになります。
結果トータルでは量もつけすぎているでしょうから、その様になってしまうのも仕方ないでしょう。
それを避けるためには、保湿クリームは、最大でも朝と夜につける位にしておきましょう。
人によっては夜だけつけるくらいがちょうど良いという方もいるくらいです。
まとめ
保湿クリームのしてはいけない使い方については、なんとなく把握できましたでしょうか?
こういう使い方をしていると、保湿クリームの効果はあまり出ず、逆効果になってしまうことすらあるわけなのですから、こういう使い方を避けて、正しい使い方で使用するようにしていってください。
そうでないと、肌もクリームも時間も手間も勿体ないですから。