白髪染め、あなたは自宅派それとも美容院派?
髪に白いものが混ざってくると、特に女性の場合いささか気になるのは当たり前のことです。
年齢的にまあ仕方ないか、と思える方はまだしも、なぜこんな年齢でとショックを受ける方もいるでしょう。
いずれにせよ気持ち的のもお洒落的にも、ここは白髪染めを利用したいものですね。
髪の色合い一つで、気持ちも外見も大きく変わりますよ。
髪の毛に白いものが見えたショック
白髪と言うのはいきなり現れるものではありませんが、ある日突然目に入ってくることは事実です。
加齢によって仕方ないと思える場合もありますが、遺伝などによって若いのに白い髪の毛が出てきてしまったり、ストレスなどで白髪が増えたりするとやはり何とかしたいと思うのは当然ですね。
なので白髪染めデビューとなるわけですが、ここで皆さん悩むのが、美容院で染めようかそれとも自宅で染めようかと言う事では無いでしょうか。
実際最初はどこから手を出していいのかわからずに、行きつけの美容院で相談と言う事もあるでしょう。
筆者の場合、ヘアスタイルがロングだった頃に白髪が増えて、しかも人前に出る機会が多くこれは何とかせねばと迷った挙句、美容院で相談しました。
その時はヘアマニュキュアをすすめられて、それでやってもらったのですが、髪の色よりも仕上がりの髪のつやに感動したものです。
ヘアマニュキュアだったので長持ちしなかったのは残念でしたが、これが筆者の白髪染めデビューでした。
その後は美容院でも家でも染めましたが、一長一短あるなあと思ったのは事実です。
さて今現在そのどちらかで白髪染めしている方は、どんな風に思っているでしょうか。
美容院派の意見は
美容院で染めてもらっている人に聞いたところ、こんな長所を語ってくれました。
面倒が無くてお任せなので楽々
美容院のスタッフさんに任せて、染めるのも色合いもお任せなので大変に楽だと言う意見が多数です。
行きつけの美容院の何時ものスタッフさんなら、髪の毛の状態も頭皮の状態も熟知しているので、それに合った白髪染めをすすめてくれるから安心で楽だと言う事ですね。
仕事や家事に忙しい人には、休憩も兼ねての美容院での白髪染めはおすすめかもしれません。
家の中が汚れないので最高
美容院で染める場合の一番のメリットが、この洗面所や風呂場を汚さずに済むと言う事です。
家で染めるとどうしても、薬液が飛び散ってしまったり、髪の毛から滴ってその辺を汚してしまったり、着ているものを汚したりします。
後始末をしなくてもいいと言うのは、特に主婦にとっては最高のメリットでは無いでしょうか。
気のせいかもしれないけど色が長持ち
こちらは皆さん、確証は無いけどと言っていましたが、自分で染めるより色が長持ちする気がすると言う事です。
これに関しては筆者も、同じ感想を持ちました。
実際美容師さんに聞いたところ、市販のものとは成分が違っていたりもするのだそうです。
ちょっと強めな白髪染めもあると言う事ですが、企業秘密だと言う事で詳しくは教えてもらえませんでした。
根元までしっかり染めてもらえる
自分が自宅で染める場合、どうしても根元までうまく染められなくて悩む人も多いでしょう。
鏡を見ながら頑張ってみても、後頭部などは上手く出来ないのも事実です。
しかし美容師さんなら、360度見てチェックしながら染めてくれるわけで、ここがまたお任せのありがたさですね。
自宅派の言い分は
かなり美容院派の意見はうなずけるものばかりですが、では自宅派の意見はどんなものでしょう。
お財布に優しい自宅での白髪染め
美容院で染めると当たり前ですが、結構な金額をはらうことになります。
金額だけの成果は勿論ありますが、でもやはり毎月となるとお財布に厳しいものがありますね。
となればここは、自宅での白髪染めを実行するしか無いようです。
自宅で染めるなら、市販の白髪染めの代金だけで済むのですから、節約を心がけている場合にはこちらに軍配が上がります。
市販の白髪染めの方が肌に優しい気がする
美容院の白髪染めは場合によっては強すぎる、と感じる方もいるようです。
実際成分的に強いものもあるようですので、体調の良く無い時など肌に刺激を感じることも無いとは言えません。
お任せなので逆に、どういった白髪染めを使用するのか事前に解らないのもネックですね。
パッチテストはしてくれますが、それでも毎回と言う事ではありませんので、注意は必要です。
行きつけの美容院以外での白髪染めは、こういったこともあるので実はおすすめ出来ないのです。
でも自宅での白髪染めなら、体調に合わせて選ぶことが出来ますので、そういった意味では確かに肌に優しいと言えるでしょう。
一部だけ染めたい時にすぐ出来る
髪の毛全体でなく、ちょっとだけ額にかかる部分だけが気になる、と言う場合でもすぐに対応できるのが家での白髪染めです。
一部分だけと言うのはさすがに美容院では難しいものがありますから、これは家での白髪染めに軍配が上がります。
毛先はまだしっかりと色が乗っているのに、根っ子だけ気になる場合や、他はともかく耳の脇だけ白くなったなどの場合は、家でちゃちゃっと染められるのは便利ですね。
美容院かそれとも家で染めるかヘアスタイルでのおすすめは?
髪の毛の長さも、美容院で染めるか家で染めるかを決めるヒントにもなります。
ロングヘアの場合、その長さでどうしても家で染めること自体難しくなっています。
まず全体に薬液を馴染ませるのは、自分の手だけでは不可能に近い感じです。
また長い髪の毛は、白髪染めを馴染ませている間にどこかに触れやすい、つまり壁などを知らない間に汚しやすいと言う事にもなります。
また洋服の上に普通のケープだけでは、汚れは防げません。
もっと長い汚れ防止のケープなどが必要と言う事になります。
ただ、普段髪の毛をまとめ上げず降ろしている方の場合、根元からの染めが必要でない場合は、家で染めるのも悪くありませんね。
逆にショートヘアの方の場合、家でも簡単に染めることが出来るのがありがたいところです。
ベリーショートの場合は、ケープが無くても染められると言う簡易さです。
ただ問題としては、ショートだと液状の白髪染めの場合、床に液が滴ってしまう危険性があります。
また根元をしっかりと染めないと、ショートなので前髪など目立つ部分の白い根元が目立ってしまいます。
美容院でも自宅でも要は必要に応じて
一長一短ある白髪染めの場所ですが、後はこれらのメリットデメリットを把握した上で、上手く利用していく事が大事です。
筆者の提案としては、どちらにするかは完全には決めないで、その時に応じての選択をすることをおすすめします。
例えば、ちょっと華やかな席に出る時などは、美容院でセットしてもらうついでに綺麗に染めてもらうなどは如何でしょう。
また仕事や家事で大変に疲れた時など、自分へのご褒美に美容院でまったりとした時間を過ごし、すっかり綺麗になった髪の毛と共に帰宅、等と言うのもいいですね。
でもちょっと、お給料日前でお財布がきついと言う時は、家でサクッと必要な部分だけ手当てするように染めてしまう手もあります。
いささか過労気味で体調もあまり良く無い場合など、自然派の肌に優しい白髪染めを自宅で使用して、肌を癒すと言う方法もあります。
いずれにせよ、上手くそれぞれの長所を生かして、綺麗な髪を維持していきましょう。
まとめ
家で染めるか美容院で染めるか、決め手はそれぞれあるでしょう。
その日の気分で決めることも可能ですし、お財布の中身で決めることも勿論大事です。
いずれにせよ白髪染めの目的は、単に白くなった髪を染めると言う事だけではありません。
白髪を染めると言う事は、頭皮や気持ちにも癒しを与えると言う事でもあるのです。
家でも美容院でも、染めている間の時間を楽しんでくださいね。