白髪染めが白髪を増やす原因に！噂の真相をチェック！
年齢を感じさせる白髪は少しでも目立たせたくないですから、定期的に白髪染めを行っている女性もたくさんいます。
実はその白髪染め自体が白髪を増やしてしまう可能性があります。
美容室で染める場合なら美容師に尋ねたりできますが、自己責任で市販の白髪染めを使って染めるなら気になる点です。
本当に白髪染めで白髪が増えてしまうのか、どんな仕組みで増えるのかなどを紹介しましょう。
目次
白髪染めで本当に白髪が増えてしまうのか
白髪をカバーしてきれいな髪に見せるために白髪染めをしているのに、白髪染めで白髪が増えてしまっては大変です。
本当に白髪染めで白髪は増えてしまうのでしょうか。
答えは増える人もいれば増えない人もいて、全ての人に当てはまるわけではありませんがリスクはゼロではありません。
白髪が目立ち始める年齢にも違いがありますし、白髪の増え方も人によって違います。
人の体質や毛質などは千差万別ですから、白髪染めで白髪が増える人も少ながらずいます。
美容室で染めてもらう場合にはプロの美容師があらゆる点に気をつけてくれて、白髪が増える可能性はほぼありません。
しかし、市販の白髪染めは誰でも手軽に染められるように作られていますから、何十年も続けていればその分リスクも高まります。
市販の白髪染めで白髪が増えやすい理由とは
市販の白髪染めは低価格で、誰でも白髪が染めやすい用に作られています。
万人に使いやすい半面、頭皮や髪にダメージを与えてしまう成分が含まれています。
化学染料による影響
白髪染めには化学染料が含まれていて、アルカリ剤とこの化学染料が化学反応を起こすことで、しっかりきれいな色に髪を染めてくれます。
化学反応を起こす時点で頭皮や髪に大きなダメージを与えていて、少しずつダメージは頭皮や髪にも蓄積されていきます。
頭皮のダメージが進んでしまうと正常な髪が作られにくくなり、薄毛や抜け毛、白髪が増えてしまいます。
また、化学染料はジアミン系染料とも呼ばれていて、このジアミン系は毒性を持っています。
白髪を染めている時に頭皮がピリピリしたり、髪がバサバサに乾燥してしまったりするのも、ジアミン系によるダメージが関係しています。
人によってはジアミンでアレルギーなどを起こす場合もあり、かぶれや発疹かゆみなどから、重篤な場合には発熱や呼吸困難を起こす場合もあります。
アルカリ剤による頭皮と髪へのダメージ
髪の毛の表面はキューティクルというウロコ状のもので覆われていて、たんぱく質が逃げないように保護されています。
髪をしっかり内部から染めるためにはこのキューティクルを開かせて、薬剤を髪の内部に浸透させる必要があります。
その役目を担っているのがアルカリ剤です。
キューティクルを開かせて酸化染料と反応させるために配合されています。
たんぱく質を溶かす働きがありますから、頭皮や髪にも当然ダメージがあります。
ダメージが積み重なってしまうと、頭皮環境が悪くなったり白髪を増やしたりする原因にもなります。
過酸化水素による色素細胞のダメージ
市販の白髪染めに含まれている過酸化水素は、髪の毛の色素を脱色する作用を持っています。
色素をなくしてしまうことで、染料がしっかりと髪の内部まで入って髪を染めてくれます。
色素を脱色する力のある過酸化水素が頭皮に残った状態だと、元々ある色素細胞などにもダメージを与えてしまいます。
色素細胞の働きが低下してしまいますから、白髪染めを使えば使うほど色素細胞がダメージを受けてしまって髪に色を付けられなくなり白髪が増えてしまいます。
市販の白髪染めで白髪を増やさないために注意したいこと
白髪が目立ってきたら、白髪染めを使わないわけにもいきません。
なるべく白髪を増やさないような使い方をしたり、ダメージを与えにくいタイプのものを使ったりするのがおすすめです。
白髪染めの回数と使い方に注意する
市販の白髪染めを使う回数が増えれば増えるほど、白髪が増えるリスクも高まってしまいます。
1回でしっかり染まる永久染毛剤タイプを使う頻度を少なくして、頭皮と髪を守ってあげるのが一番です。
自分で白髪を染める時には、薬剤が頭皮に付かないように充分注意しましょう。
薬剤を洗い流す時には髪や頭皮に残さないように、しっかり全部洗い流すようにするのがポイントです。
使用前には必ずパッチテストを行って、肌に異常が出ないことを確かめてから使うのが重要です。
永久染毛剤以外の白髪染めを使う
永久染毛剤タイプの白髪染めはしっかり染まる反面、白髪を増えて頭皮や髪への負担も大きいです。
それ以外のタイプの白髪染めを使うことでダメージを回避できますから、自分に合うものを検討してみましょう。
100％天然の染料ヘナを使った、髪表面だけを染めたりするヘアマニキュアなどがあります。
最近では白髪染めトリートメントやシャンプーなど、頭皮と髪を傷めず、徐々に白髪を目立たせなくするタイプもあります。
白髪染めのタイプはたくさんありますから、頭皮と髪に優しいタイプを選びましょう。
頭皮と髪に優しい白髪染め3選
永久染毛剤ではない頭皮と髪に優しい白髪染めを3つピックアップしてみました。
トリートメントタイプでヘアケアしながら白髪を染められて、白髪が増える心配はありません。
ラボモ スカルプアロマヘアカラートリートメント
たったの3分で白髪が染まるトリートメントタイプの白髪染めです。
売上げ55万本、複数のランキングで1位になっている人気商品で、ノンジアミンですから頭皮と髪にとても優しいです。
染料がしっかり髪表面をコーティングしてくれて、それを維持しやすいよう独自の技術が使われています。
髪の補修効果もしっかりありますから、つやめく美髪を目指せます。
レフィーネ ヘッドスパトリートメントカラー
160週ランキング1位など、たくさんのランキング実績を持っていて、多くの女性から選ばれています。
染まりやすいのに髪や頭皮には影響なく、トリートメント効果でツヤツヤの髪に仕上げてくれます。
ヘッドスパ効果で頭皮ケアまでできてしまって、白髪を染めた後のケアとしても最適です。
頭皮と髪を健やかな状態に保ってくれて、ふんわりボリュームのある髪を維持しやすいです。
マイナチュレカラートリートメント
年齢と共に気になる髪と頭皮のケアを1つで出来てしまう優れものです。
白髪も目立たなくしてくれますし、トリートメントとして使えば髪の補修も行えます。
スカルプケア効果で頭皮環境をよくしてくれて、血行がよくなってフケやかゆみを防いでくれます。
オールインワンタイプで1つで様々な効果を与えてくれて、白髪を減らすケアまで一緒に行えます。
生活習慣を見直して白髪予防に努めよう
加齢や遺伝、白髪染めだけが白髪を増やす原因ではありません。
日々の生活習慣が大きく影響していますから、生活習慣を整えることで白髪予防にもなります。
基本の食事や睡眠、ストレスなどに気をつけて、健康的な毎日を送るようにしましょう。
意外と関係あるのが運動で、有酸素運動は血行をよくして代謝を高めてくれますから、色素細胞などの衰えを防いで白髪予防にもなります。
白髪がある年代は健康面も気になりますから、自分らしく元気にいるためにも、生活習慣を整えていくのがおすすめです。
まとめ
白髪染めが白髪を増やしてしまうリスクがゼロではありませんから、別のタイプの白髪染めに切り替えるのが一番です。
染まりやすさや色持ちなどからどうしても市販の白髪染めを使いたいなら、なるべく頭皮と髪に優しいものを選ぶようにしましょう。
また、染める回数を減らして上手に白髪隠しやウィッグを活用するなど、白髪を増やさない工夫をしていきましょう。