白髪染めで髪の毛や頭皮に安全なタイプを教えて

白髪染め

髪の毛に白いものが目立ち始めると、これは白髪染めの年代に入ったのかな、と実感される方は多いでしょう。

まだこんな年齢なのに、と嘆く方もおいででしょう。

仕方ないかこの年齢ならと、達観される方もいるでしょう。

しかし共通しての思いは、出来ればもうちょっとの間元の色合いの髪の毛でいたいと言う事では無いでしょうか。

かくて白髪染めの出番となります。



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白髪染めって髪の毛の健康に差し障らない?

さて髪を染めるのは初めてという方はともかく、カラーリングは結構やってきたと言う方の場合、時にカラーリングで髪の毛が傷んだと言う事があるかもしれません。

特に明るい色合いのカラーリングをした時には、髪の末端が枝毛になったり切れ毛になった経験が、無いと言う方は少ないのではないでしょうか。

健康で若い髪の毛の時にも、そう言ったリスクのあったカラーリングです。

白髪が出てくるような状態で、白髪染めと言うのはしても大丈夫なのでしょうか。

白髪が出た上に、髪の毛まで傷んでしまったら、本当に踏んだり蹴ったりになってしまうと懸念している方もおいででしょう。

本当に白髪染めは、髪の毛に使って安全と言えるのでしょうか。



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そもそも普通のカラーリングとどう違う?

普通のカラーリングと白髪染め、あまり違いは無いように感じますね。

白髪が出てきたけど、それまで使っていたおしゃれ用のカラーリング剤も残っているし、これを使って染めてしまおうと考える方もいるでしょう。

しかしここでちょっとこの2種類の違いを、ご説明しておきましょう。

若い頃に薄い色にカラーリングして、髪の毛が荒れてしまったと言う経験を持つ方は、少なくないでしょう。

これは、髪の毛を一旦ブリーチしてそこに色を載せると言う、カラーリングのシステムによるものです。

特に薄い色、金髪とか明るい茶色に染める場合、元が黒髪の日本人ですのでかなり色を抜いてから染めることになります。

これが、髪の毛が荒れる原因になるのですね。

染めると言う一点では、白髪染めも同じシステムですので、同じくブリーチ剤も配合されています。

ただ勿論、白髪と言うすでにメラニン色素が抜けている部分をメインに染めるわけですので、ブリーチ剤の配合は普通のカラーリング剤より抑えられています。

そしてもう一点、髪の毛を染める方の薬剤にも少々違いがあります。

要するに染毛力ですが、これが白髪染めの方が強く出来ているのです。

つまり、黒髪も白髪も両方染めると言う事で、染毛力を強くしてあるわけです。

大体のお洒落染めの場合、2か月くらいで色落ちしますが、白髪染めの場合は3か月くらいもつと見ていいでしょう。

まあどちらも、髪の根元に1か月もすると元の色が出てきますので、そこは染め直ししかなくなってしまいますね。

つまりどっちも髪の毛が傷む?

残念ながらカラーリングにブリーチ剤が配合されている限り、髪の毛のキューティクルは痛みます。

キューティクルをはがして、そこに色を入れるわけですので、どうしてもキューティクルが傷んでしまうのですね。

とは言え、お洒落染めに比べればブリーチ剤の配合は少ないので、トラブルの無い健康な髪の毛ならそれほど心配する必要もありません。

しかしそれでも、薬剤自体の合う合わないはその時点の体調で変化もします。

何時も使っているものだからと安心せずに、使う前にはパッチテストをしておきましょう。

髪の毛が荒れてしまった程度ならその後のケアで何とかなりますが、アレルギーを起こしてしまったら大変です。

その辺りは注意して使用しましょう。

髪の毛が傷まない白髪染めの方法はある?

さてそれでは、髪の毛を傷めずに白髪を染める方法をご紹介しましょう。

勿論メリットばかりではありませんので、そこはお含みおきください。

ヘナで染める

皆さんご存知の、天然原料100%のヘナです。

ブリーチは一切無しで、髪の毛に色を載せるだけですので、髪は傷みません。

またヘナには、汚れや油を吸着してくれる作用がありますので、毛穴なども綺麗にしてくれます。

勿論髪の毛の汚れも、取ってくれるわけです。

ただこちらの場合、髪の毛に色を載せるだけなので白髪以外は染まりません。

筆者の友人は、まだヘナについての情報があまり無かった時に使用して、全然染まらなかったとぼやいていました。

白髪の無い髪の毛でしたので、染まらなくて当然でした。

なので。

髪の毛全体を明るくしようと思った場合は、効き目無しと思ってください。

また植物に対してアレルギーを持っている方の場合、つまり蕎麦アレルギーやマメ科のアレルギーですが、使用しないことをおすすめします。

パッチテストの如何によっては使えないことも無いですが、止めておいた方が無難でしょう。

また普通の白髪染めに対して、色落ちがしやすいと言う事もあります。

髪の毛に浸透させるタイプでは無いので、これは仕方ないことですが、何度か使用しているうちに定着が良くなってきますので、諦めずに使ってみてください。

ヘアマニュキュアで染める

ヘアマニュキュアも同じく、髪の毛の上に色を載せるタイプのカラーリング法です。

髪の毛の上に1枚コーティングする感じで色載せしますので、荒れたキューティクルを包んでくれることになります。

白髪以外の髪の場合、色自体は変化無いのですが、艶が出てサラサラになってくれるので、白髪以外の人にもファンがいます。

ロングヘアの場合など、髪の毛が本当に指通りが良くなって風になびいて気持ち良いのが特徴です。

ただ問題点としては、非常に頭皮や指や手に色がつきやすいのでそこを踏まえて染めると、根元までしっかり染めるのが難しいと言う事です。

頭皮が傷むことは無いようですが、頭皮に色がついてしまうのは特にショートカットの方には、ちょっときついですね。

またよく言われますが、枕が染まると言う話を聞いたことは無いでしょうか。

極端な話ですが実際、色落ちはしやすいです。

シャンプーのたびにタオルが染まるのは、仕方のないことと諦めてください。

またブリーチ剤が入っていないと言う事で、髪の毛全体を明るくすることは出来ません。

ヘアカラートリートメントで染める

近頃話題なのが、このヘアカラートリートメントです。

シャンプーのたびにトリートメントしつつカラーリングも出来るので、面倒も無く部屋が汚れることも無いと言う手軽さも人気の一つでしょう。

荒れてしまったキューティクルを補修しつつ、そこに色を入れていくので髪の毛にも安心と言う事です。

待ち時間も他の製品より短く、10分から15分と言うお風呂タイムにぴったりなのも、いいですね。

ただやはりデメリットも存在します。

まず染まるのに結構時間がかかると言う事です。

段々と毎日のシャンプーで染まると言うのが、ヘアカラートリートメントの謳い文句ですが、段々染まると言うのは悪く無いですね。

いきなり色が変わって、染めてきました、と言う感じよりずっといいでしょう。

しかし人によっては、本当に染まりが良く無い場合があります。

こう言ってはなんですが、髪の毛の健康状態の良い人ほど染まりが良く無いです。

キューティクルが荒れた髪の方が、染まっていきやすいのですね。

また殆どのヘアカラートリートメントは、植物性の原材料を使用しています。

そちらにアレルギーのある方は要注意ですね。

最後に、これは使用しようと思った方が二の足を踏む原因になるデメリットですが、お値段が他の製品に比べて段違いに高いと言う事です。

お財布に余裕が必要な白髪染め、と言っていいかもしれません。

共通して気を付けて欲しい事

髪の毛や頭皮を荒らさないと言う点で、使用がおすすめの3種類の白髪染めをご紹介しました。

どれも自然派を謳っていますので、余計な添加物なども少ないです。

とは言え、購入前にしっかりと成分表はチェックしておきましょう。

全部が完全に自然の材料だけとは限りませんので、何が頭皮や髪の毛に負担をかけるか解りません。

また前記しましたように、植物性のヘアカラーの場合植物関係のアレルギーをお持ちの方は、使用を見送ることをおすすめします。

そうでない場合も必ず使用前には、繰り返して言いますが、パッチテストをしてください。

昨日まで大丈夫でも、今日はどうなるかと言うのは解りませんし、特に女性のデリケートな肌に関することですので、慎重を期しておきましょう。

綺麗な髪にするために、綺麗な髪でいるためにも、事前のチェックを怠りなくしてご使用くださいね。

まとめ

髪の毛や頭皮に負担の少ないと言われる白髪染めを、一部ご紹介しました。

トリートメントタイプ以外は美容院でもやってくれますので、最初のうちは行きつけの美容院で相談しつつ染めてみてはいかがでしょう。

頭皮や髪の毛のコンディションに合わせて、おすすめのタイプを教えてくれるかもしれません。

迷いが出たらプロに相談を忘れずに、綺麗な髪の毛を目指してご自分に見合ったカラーリング方法を、探してください。






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