自分でできる?市販の白髪染めで綺麗に染める方法を教えて!
美容室での白髪染めは美しい仕上がりが魅力ですが、白髪は根元の部分からすぐに伸びてくるため頻繁に美容室に通うのは費用がかかる点が気になります。
市販の白髪染めの中には1回で綺麗に染まるものもありますが、自分で綺麗にムラなく染めるにはどうしたら良いのでしょうか。
ここでは、市販の白髪染めで綺麗に染める方法をご紹介したいと思います。
市販の白髪染め製品の選び方を教えて!
1回でしっかり染まるタイプの白髪染め製品を選ぶ
市販の白髪染め製品を使って白髪を綺麗に染めたい場合には、1回でしっかり染まるタイプの白髪染め製品を選ぶことが大切です。
白髪染めには、1剤と2剤を混ぜ合わせて髪の内部に染料を定着させるタイプのものと、髪の表面に色をつけるタイプのものがあります。
髪質によって白髪染め製品の仕上がりに大きな違いがありますが、自分の髪質に合っているものを選ぶことが大切です。
髪や頭皮にダメージを与えにくいものを選ぶ
1回でしっかり染まることを優先する方の中には、髪や頭皮にダメージを与えてしまう白髪染めを選んでいる方がいるかもしれません。
しかし、白髪を染めることはできても、髪が酷く傷んでしまうとヘアスタイルのまとまりが悪くなってしまうので、できるだけ髪や頭皮にダメージを与えにくいものを選ぶことが大切です。
自然由来の成分が多くの割合で配合されている白髪染め製品もあるので、髪を労りながら美しい髪色を目指すことができます。
内容量が多い白髪染め製品を選ぶ
髪の量や長さによってお手入れの時に必要な白髪染め製品の分量に違いがあります。
髪全体を染めようとしている時に途中で白髪染めが足りなくなってしまうと、色ムラの原因となってしまいます。
髪全体を白髪染めする時はかなりの量が必要となるので、内容量が多い白髪染め製品がおすすめです。
十分な量の白髪染め製品を見つけられない場合には、同じ製品を2箱準備しておくと安心です。
使いやすい白髪染め製品を選ぶ
白髪染め製品には、クリームタイプ・液体タイプ・泡タイプなど様々なものがありますが、自分が使いやすいものを選ぶことが大切です。
髪全体を白髪染めする時、液体タイプや泡タイプのものは液垂れする可能性があるので使いにくさを感じることがあるかもしれません。
全体染めを初めて自分で実践する方であれば、液垂れしにくいクリームタイプのものを選ぶと良いでしょう。
白髪染めをする前に必要なこととは?
髪や頭皮に安全なものかよく確認する
白髪染めをする前に、まずは、白髪染め製品の配合成分をよく確認して髪や頭皮に問題が生じないものを準備することが大切です。
皮膚が敏感な方は白髪染めに含まれている化学薬品が合わないこともあるので、よく確認することをおすすめします。
自然由来の成分配合のものであっても、アレルギーをお持ちの方は含まれている自然成分の中に体質的に合わないものがあるかもしれないため、かかりつけの医師などに前もって確認すると良いでしょう。
白髪染めをする前にパッチテストをすることで、より安心して白髪染めのお手入れをすることができます。
全体染めをする前に部分染めをしてみる
白髪染めは髪を染めるまでどのような色に染まるのか分からない場合があります。
市販の製品の色見本はあくまでも見本なので、自分の髪がまったく同じ色に染まらない可能性もあります。
特に全体的に白髪を染める場合には、思ったような色に染まらなかった場合やり直しがききにくいので注意が必要です。
自分に最適な白髪染め製品を選んだら、まずは部分染めをして理想的な髪色になるか確認した後、日を置いて全体染めをすることをおすすめします。
市販の白髪染めを自分で綺麗に染めるコツとは?
白髪染めの液剤を十分に使用する
市販の白髪染めの液剤は髪に薄くのばして使おうとすると、色がしっかりつかないことがあります。
使い方としては、白髪が生えている根元の部分に十分な量をのせるようにして、色落ちしている部分はクシなどを使って液剤をのばすようにすると良いでしょう。
根元の部分はまったく色がついていない白髪の状態なので、染料の定着を良くするためにも十分な量を使用するのがコツです。
サランラップを使用して染料を馴染みやすくする
白髪染めのお手入れでよりしっかりと色をつけたい場合には、そのまま放置するのではなくサランラップを使用して、白髪染めの液剤を髪や頭皮に密着させるようにします。
髪の根元は色がつきにくい部分なので、ほかの部分よりも意識的に密着させるようにしましょう。
この時、液剤が額やこめかみの部分に垂れてくることもあるので、額やこめかみの部分にあらかじめ肌用のクリームを塗っておくと拭き取りやすくなります。
放置時間をきちんと守る
白髪染め製品によっては髪にダメージを与えてしまうものもあるので、長く液剤を添付したままの状態では髪が傷む原因となることがあります。
しっかりと白髪染めをしたい方の中には、放置時間が長ければ長いほど効果が実感できるかも知れないと思っている方がいるかもしれませんが、説明書によく目を通して決められた放置時間をきちんと守ることが大切です。
お手入れ後はヘアケア製品で髪をサポートする
白髪染めのお手入れ後、毎日の中でトリートメントをすることで髪に潤いを与えて艶のあるしなやかな髪に整えることができるでしょう。
また、髪色を長持ちさせたい場合には、ドライヤーで髪を乾かす前にヘアオイルを使用すると良いでしょう。
ドライヤーの熱から髪を守る対策がとれるだけではなく、オイル成分が髪をコーティングして色持ちを良くするためのサポートをしてくれます。
ヘアオイルは自然由来の原料から作られている髪に優しいものがおすすめです。
白髪染めのお手入れの流れを把握しましょう!
①白髪染めに必要な準備を整える
市販の白髪染め製品の中には液剤のほかに、クシ・液剤を混ぜ合わせるためのトレイ・手袋などが入っているものがあります。
そのほか、白髪染めをする時に必要なのが、ケープ・新聞紙・サランラップなので、あらかじめ準備しておきましょう。
②白髪染めの液剤を添付する
白髪染めの液剤を準備したら、白髪や色落ちなどが気になる部分に添付していきましょう。
根元に多めに添付した後、色落ちが気になる部分にも添付してコームで丁寧にのばして髪に馴染ませていきます。
あくまでも優しく髪を撫でつけるようにコームを使うのがコツです。
③説明書通りに時間を置く
髪全体に白髪染めの液剤を馴染ませたら、サランラップを使用して説明書通りに時間を置きましょう。
タイマーがあれば正確に時間を置くことができるので、放置時間に雑誌を見るなどして時間が経つのを待ちましょう。
④染料をしっかり洗い流す
放置時間が経過したら、バスルームで髪に馴染ませた白髪染めを洗い流します。
ほど良い温度のお湯でよく洗い流して、色が出なくなったらシャンプーをして髪と頭皮をよく洗います。
シャンプーを洗い流したら、トリートメントをして髪のコンデションを整えましょう。
まとめ
市販の白髪染め製品も選び方やお手入れのやり方によっては、自分で綺麗に染めることができます。
同じ白髪染め製品でも髪の太さや髪色によっても染まり具合に違いが出てきます。
自分にとって最適な白髪染め製品が見つかったら、色をしっかりつけるためにお手入れ方法を工夫することが大切です。
白髪染めのコツを掴むことで、理想的に髪色をキープしやすくなるでしょう。