眉毛を育てるために…美容液の使用を検討する前に提案できること・効果的な美容液の使い方
眉毛が薄い…ということで悩みがちなのは、アジア人全体に共通することのようです。
特に、日本人の生活においては、体毛全体が薄く・育ちにくい傾向にあるようです。
これらを踏まえて、美容液のご利用を検討する前に目を通していただけるよう、眉が薄くなる原因・生活習慣の改善のご提案・効果的な美容液の使い方などを、この記事では紹介していきます。
日本人は眉が薄い
眉毛の薄さと人種
実は、アジア人は欧米人に比べて、眉毛が薄くなりがちだとされています。
その理由は食生活。
アジア人は炭水化物を中心に、薄味で塩分が多いものや、発酵食品を好んで食べています。
体毛を育てるのに必要なたんぱく質や、それを合成・有効活用するためのビタミン類が不足しがちだと指摘されています。
対して、欧米系の食事は、主食となる炭水化物は控えめ・野菜と肉類をたっぷりと食べるのが特徴。
これによって、しっかりと体毛が育つ環境が整うのです。
眉が薄いことのデメリット
この記事をご覧になるかたの多くは感じておられると思いますが、眉が薄いことには様々なデメリットがあります。
例えば、
- 顔の印象がキツく見える
- 眉を整えにくい/整えるだけの毛量がなく、メイクに時間がかかる
こういったことになります。
眼鏡を愛用されているかたは、ある程度の印象コントロールができますが、特に女性は「外出中はコンタクトを愛用する」というかたが多いと聞き及びます。
髪型次第と言ったところもありますが、眉が元々薄い方は、ほんの些細なことですがお悩みになる可能性が高いでしょう。
眉が薄くなる原因
野菜不足
眉が薄くなる原因として第一にあげられるのは、野菜不足です。
ビタミン群には、体内で合成できないものが多数あります。
それらはたんぱく質と結びついて、体毛の育成・毛根の発達を促す効果があります。
ビタミン類が欠如すると、最初に現れてくるのが「体毛の減少・あるいは白髪の増加」です。
特に海藻類に含まれる栄養素が重要で、これらをしっかりと摂ることで眉毛の発達を促すことが出来ます。
赤ら顔・むくみ
普段から顔がほてりがち・むくみがちという方も多いのではないでしょうか。
実は、眉の薄い方のほとんどが、こういった悩みも併せもつことが多いそうです。
赤ら顔やむくみの主な原因は「新陳代謝が滞っている」ことにありますが、その原因は様々です。
第一に考えられるのが、ストレス。
普段からオフィスでいらいらすることが多い、くよくよと悩みがち…というかたは注意です。
アロマテラピーや入浴なので、しっかりとストレスを解消してあげることが大切になってくるでしょう。
二番目に考えられるのが、生活習慣の乱れ。
特に、交感神経・副交感神経の働く時間が乱れるのはよくありません。
これらは、体毛の発達をも促す成長ホルモンと関わりがあり、現代人の生活においては、特に留意して整えるべきだと考えられます。
たとえば、これらのことに心当たりはないでしょうか。
- 食事と入浴をまとめてする習慣がある
- 食事を小分けにせず、まとめて摂る
食事は、昼間の活動を支えるためのホルモン分泌に役立つものです。
しかし、一気に摂る・消化にエネルギーを使っているあいだに入浴などで余計にカロリー消費をする…などといった習慣があると、身体全体のリズムを乱しがち。
まずはこの点から見直していきましょう。
他には、
- 就寝前にスマートフォンを見たり、映画などを見る習慣がある
これにも注意が必要です。
ブルーライトは、それだけで潜在的なストレスをためてしまうというデメリットがあります。
また、就寝までの2時間の間に、なにか興奮するような作業…上には映画鑑賞を挙げましたが、こういったことをするのも避けるべきでしょう。
眠りが浅くなり、成長ホルモンの分泌を妨げる一因になります。
最後に挙げられるのが、適度な運動。
ストレス解消や生活リズムを整える程度であれば、30~40分程度のウォーキングを毎日するとよいとされています。
女性の場合、通勤にパンプスなどを履いていることが多いため難しいと思いますが、歩行しやすい靴を用意して歩いてみるのもありでしょう。
最初は30分程度の歩行から始めて、徐々に歩数を増やし、1万歩あるいは1時間程度のウォーキングができるようになると十分だと言われています。
ここまで、眉の育成に大切なことを、生活習慣中心に述べてきました。
以降は、美容液が眉の育成に効果があるのか…そのお話について述べていきたいと思います。
美容液「だけ」で効果はあるのか?
結論から述べると、美容液だけで眉をふさふさにする…というのは、なかなか難しそうです。
男性向け育毛メーカーが研究・開発した美容液も市場に出回っていますが、それよりも大切なのは、上に挙げたような生活習慣の改善・あとは眉のお手入れ時の注意でしょう。
美容液の使い方と眉のお手入れの方法
美容液は、できれば
- 朝の洗顔後
- 就寝前
この2回に分けて使うとよいでしょう。
栄養を身体が吸収する時間に、同時に美容液の効果が得られるので、即効性を求めるならばおすすめです。
それぞれの洗顔の際は、顔の隅々…たとえば頭髪の付け根などにいたるまでをしっかりと泡で洗浄し、汚れを落とすように気を付けてみましょう。
また、眉のお手入れ方法にも注意が必要です。
形を整える際に考えられるのが、
- 抜く
- 切る
- 櫛でとかす
この3つの手段ですが、一番上に挙げた「抜く」というのは、少し考えものです。
体毛全般に言える事ですが、毛を抜くというのは、毛根にとって非常に負荷がかかることです。
これによって、毛根自体が弱くなる・栄養を吸い上げる力がなくなるといった弊害が考えられます。
具体的には、白髪が増えたり・細く弱い毛が生えてきたり…次第に、毛自体が生えなくなることも。
デパートや美容院で行っている眉カットでは、「抜く」ことはほとんど行いません。
お顔に合わせたテンプレートを乗せて、切る・とかす・すくといった方法で整えていきます。
もしお時間やお財布に余裕があれば、こういった美容院で一度眉ケアを体験してみて、合わせてアドバイスをもらうことをおすすめします。
ご自宅でされる際も、まずは眉ケアの基礎から学んでみるのがよいでしょう。
さて、このあとは、眉用美容液の種類や効能について考察してみます。
眉の美容品の種類
美容液、と言うので塗るものを想像しがちですが、眉用の美容品はこれにとどまりません。
飲んで育てるタイプのサプリメントも存在します。
実際に商品を探されているかたは、「どちらのほうがいいのか」と迷われていることでしょう。
ここも述べてしまいますと、本来は併用が望ましいものとなります。
眉用の美容「液」は、既に生えている眉自体をコーティングしたり、毛根に直接働きかける効果があります。
が、生活習慣が原因で眉が薄くなりがちな方にとっては、あまり効果が実感できないという事も。
ここで役に立つのが、飲むタイプの美容品です。
ビタミン類・タンパク質を誘導する物質など、内側から毛を育てる工夫に心を砕かれており、特に食生活が乱れがちな人にとっては役に立つものです。
残業続きでなかなか生活にまで心が行き届かない…というかたは、併用も検討してみてください。
まとめ
眉に関する悩みのせいで、髪型でなんとかごまかしている…というかたも少なくないと聞き及びます。
眉毛用の美容液を検討中のかたも、多くこの記事をご参照いただくのではないでしょうか。
そのほとんどが生活習慣に由来することなので、美容液の購入と合わせて、よりよい習慣づけについても振り返っていただければと思います。