肌のコンデションは日によって違う!肌状態に合わせたオールインワンゲルの選び方
オールインワンゲルはひとつでいくつものスキンケア製品の役割を持つことから、忙しい方や楽に綺麗を目指したい方に人気があります。
しかし、女性の肌はデリケートで日によってコンデションに違いがあるため、同じオールインワンゲルを使用し続けているとうまく肌を整えることができない場合があるのです。
ここでは、肌状態に合わせたオールインワンゲルの選び方をご紹介したいと思います。
肌が乾燥する時のオールインワンゲルの選び方
保湿成分が多くの割合で配合されたゲルを選ぶ
オールインワンゲルはひとつで化粧水や美容液、クリームなどの役割を果たしてくれるので手軽にスキンケアできるところが魅力ですが、様々な成分が配合されていることでひとつの肌の悩みに集中的に働きかけることができない場合があるのです。
肌の乾燥が気になる時には、化粧下地や日焼け止めなどいくつもの役割を果たすものではなく、保湿ケアに特化したオールインワンゲルを選ぶことをおすすめします。
保湿成分が多くの割合で配合されたものなら、乾燥した肌に十分に潤いを与えることができます。
ヒト型セラミドが贅沢に配合されたゲルを選ぶ
十分に保湿してもすぐに肌が乾燥する方は、水分を維持する働きが低下している可能性があるので対策をとる必要があります。
数多くの保湿成分がありますが、肌をしっかり保湿したい場合には水分を油分で挟み込むセラミド配合のオールインワンゲルがおすすめです。
中でもヒト型セラミドは肌の角質層に浸透しやすく、乾燥した肌に潤いを与えながら水分の蒸発を防ぐ対策がとれます。
自然由来のオイルが配合されたゲルを選ぶ
皮脂の分泌は年齢を重ねるごとに低下していく傾向があります。
肌の乾燥が気になる時に水分だけ与えたとしても、油分が不足していては肌の潤いを維持するのが難しいのです。
肌は水分と油分のバランスを整えることが大切なので、オールインワンゲルを選ぶ時は自然由来のオイル配合のものを選ぶと良いでしょう。
自然由来のオイルは肌に優しく働きかけて水分維持をサポートしてくれます。
肌がベタつく時のオールインワンゲルの選び方
さらっとした使い心地の油分を含まないゲルを選ぶ
もともと皮脂分泌が活発な方はオールインワンゲルの選び方を間違えると、お手入れ後に肌がベタつくことがあります。
オールインワンゲルの中には水分だけではなく油分配合のものがあるので、もともと皮脂でベタつく肌に余分な油分をプラスしてしまうことになるので、肌がますますベタつきやすくなります。
さらっとした使い心地を求める場合には、油分を含まないゲルを選ぶようにしましょう。
ポンプタイプで水分多めのゲルを選ぶ
オールインワンゲルにはジャータイプとポンプタイプがありますが、どちらかと言うとジャータイプは濃厚な潤いを実感しやすいのに対して、ポンプタイプは潤いを与えながらさらっとした使い心地を期待することができます。
皮脂分泌でベタつく肌が気になる時には、水分が多めに配合されているポンプタイプのオールインワンゲルがおすすめです。
ワンプッシュで使いやすいのはもちろんのこと、肌の上をさらっと伸びてベタつかないのにしっとりした肌状態を目指せます。
毛穴を引き締める働きが期待できるゲルを選ぶ
毛穴が開いていると皮脂分泌が多くなり、肌のベタつきが気になることがあります。
そのまま放置していると過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることで毛穴が広がり、ますます皮脂の分泌が多くなるという悪循環になることがあります。
ビタミンC誘導体は皮脂分泌を抑える働きが期待できるので、肌のベタつきが気になる方におすすめです。
ビタミンC誘導体配合のオールインワンゲルを選べば、肌に潤いを与えながらも毛穴を引き締める働きが期待できるので肌の水分と油分のバランスを整える対策がとれます。
肌のたるみが気になる時のオールインワンゲルの選び方
高い保湿効果が期待できるゲルを選ぶ
肌がたるむのにはいくつかの原因がありますが、主な原因のひとつに肌の乾燥が挙げられます。
年齢を重ねると皮脂の分泌量の減少により肌の水分を維持する働きが低下するため、乾燥しやすくなりハリ不足からたるみが生じるようになります。
フェイスラインが気になる時には肌に十分な潤いを与えることが大切なので、潤い成分ヒアルロン酸・コラーゲン・プラセンタなどが贅沢に配合されたオールインワンゲルを選ぶと良いでしょう。
また、独自の作りによってハリをサポートするオールインワンゲルもあるので、理想的なフェイスラインを目指せます。
エイジング対策をサポートするゲルを選ぶ
オールインワンゲルの中には多機能な点をアピールポイントにしているものもあれば、エイジングケアに特化したものもあります。
加齢によってたるみが生じやすくなるので、毎日のスキンケアで肌が必要とする成分を補うことが大切です。
フェイスラインが気になる時には、肌に十分な潤いを与えながらコツコツとエイジングケアをすると良いでしょう。
EGFやFGFなどは肌に備わっている潤いのある肌を目指す力に働きかけるので、これらの成分配合のオールインワンゲルでスキンケアすることで、ハリが気になる肌をサポートすることができます。
保湿成分をナノ化したゲルを選ぶ
保湿成分がたっぷり配合されたオールインワンゲルで肌をお手入れしたとしても、それらの成分が角質層に浸透しなければ意味がありません。
ナノ化された保湿成分配合のオールインワンゲルなら、角質層に効率良く潤いを与えてハリや潤いのある肌を目指すことができます。
理想的なフェイスラインを目指すためにも、気になる部分は丁寧に保湿するようにしましょう。
肌のくすみが気になる時のオールインワンゲルの選び方
ビタミンC誘導体配合のゲルを選ぶ
くすみの原因は紫外線やターンオーバーのリズムの乱れなどが挙げられます。
ビタミンC誘導体はメラニン色素に働きかけるので、透明感のある素肌を目指す方におすすめです。
また、肌のターンオーバーのリズムが気になる方のスキンケアをサポートするなど、様々な角度からアプローチします。
ビタミンC誘導体配合のオールインワンゲルでスキンケアすることで、理想的な肌のための対策がとれます。
複数種類の保湿成分配合のゲルを選ぶ
ターンオーバーの乱れが肌のくすみの原因になるので、肌そのものが本来持っているリズムを整えるためにも、肌に十分な潤いを与えることが大切です。
オールインワンゲルの中には多機能で便利ではあるものの、保湿成分が一種類しか配合されていないものがあります。
しかし、それぞれ違う特徴を持つ複数種類の保湿成分配合のオールインワンゲルなら、肌の様々な角度から働きかけて十分な潤いを与えることができます。
無添加で天然由来成分配合のゲルを選ぶ
ターンオーバーのリズムの乱れによってくすみが気になる時には、肌に負担を与えないことが大切です。
オールインワンゲルを選ぶ場合でも、無添加で天然由来成分配合のものを選ぶことでお肌に優しいスキンケアを実践できます。
洗顔後の無防備な素肌に直接つけるものだからこそ、こだわりのある自然の原料から作られたものを使用することで肌を優しくサポートできるのです。
まとめ
今までと同じスキンケア製品を使っているのに、今日はまったく肌が潤わないということがありますが、それは日によって肌状態が変化しているからです。
オールインワンゲルは、洗顔後のスキンケアに必要な成分がひとつになっているところが大きな魅力ですが、肌状態に合わせて使い分ける必要があるのです。
肌の気になる悩みに働きかけるオールインワンゲルでスキンケアを続けることで、理想的な素肌を目指すことができます。