肌の悩みに適したオールインワンゲル選びのポイント7つ
女性の肌の悩みは人それぞれです。
ニキビに悩んでいる人もいればシミに悩んでいる人もいます。
ニキビならニキビ用、シミなら美白用と、肌に合った化粧品を選んで使っているはずです。
時短スキンケアをかなえてくれるオールインワンゲルも同じで、目的や悩みに合わせて選ぶのが大切です。
そこで、肌の悩みに合ったオールインワンゲル選びのポイントを紹介しましょう。
目次
肌のたるみを改善してハリをアップ
20代前半をピークとして、肌内のコラーゲンはどんどん減少していきます。
肌のハリや弾力がコラーゲンの減少と共に失われてきて、たるみなどの悩みが起きやすくなります。
フェイスラインがぼやけてきたり緩んできたりしたら要注意です。
コラーゲンが減ってきて肌のたるみが始まっている証拠ですから、ハリをアップさせる成分が入ったオールインワンゲルを選ぶのがおすすめです。
効果のある成分はビタミンC誘導体やプラセンタ、レチノールなどがあります。
どれもコラーゲンを活発に作れるようサポートしてくれますから、ふっくらとしたハリのある肌を目指せます。
また、成長因子であるEGFやFGFが入っているものも、肌細胞を活性化してくれて、フェイスラインを引き締めて肌を持ち上げるのに役立ってくれます。
シミを薄くして透明感のある肌へ
老けて見られる元となるのがシミです。
紫外線や肌への刺激が原因で、肌の内部でメラニンがたくさん作られてしまい、肌に定着してしまうとシミとなって現れます。
今あるシミは昨日今日できたものではなく、何年も前から肌の内部で作られたメラニンが表面化したものです。
長期間かけて表面化したシミは美白ケアをコツコツと行って、時間をかけて少しずつ薄くしていくしかありません。
そんな気になるシミを少しでも薄くするためにも、有効な美白成分が含まれたオールインワンゲルを使うのがおすすめです。
ビタミンC誘導体やプラセンタ、トラネキサム酸やアルブチンなど、メラニンの活動を抑えてくれて、シミを予防する効果に優れた美白成分が入ったものを選びましょう。
薬用や医薬部外品のオールインワンゲルなら、シミに対する効果もはっきりしていますから、普通の美白オールインワンゲルよりも期待できます。
ほうれい線を少しでも薄くしたい
ほうれい線ができてしまう原因にはいくつかのものがあります。
肌の乾燥やハリ不足も関係していますし、表情筋という顔の筋肉の衰えも影響しています。
また、生活習慣の乱れによってもできてしまいますから、食事や睡眠なども見直すと改善しやすくなります。
肌の乾燥も原因の一つですから、オールインワンゲルには保湿力の高いものを選びましょう。
ヒアルロン酸やプロテオグリカン、セラミドやコラーゲンなど水分保持力に優れていて、乾燥をしっかり防いでくれる強力な保湿成分が入っているものがおすすめです。
また、ハリ不足もほうれい線の原因ですから、コラーゲンを増やすビタミンC誘導体やプラセンタ、レチノールなども一緒に配合されているものを選びましょう。
しわを減らして若返り
目元や口元などのデリケートな部分を中心にできやすいのがしわです。
しわには表面的にできる浅いしわと、深く刻まれてしまったくっきりとしたしわの2種類があります。
両方に共通しているのが乾燥です。
潤い不足は老けてみられるしわを増やしてしまいますから、保湿ケアをしっかり行う必要があります。
深いくっきりとしたしわは真皮という肌の奥まで達していて、コラーゲンの減少が影響しています。
しわ対策にはまずは保湿重視で、定番の保湿成分が含まれているオールインワンゲルを使いましょう。
浅いしわなら念入りに保湿するだけで、短期間でしわが目立たなくなってくれます。
深いしわをケアするなら、保湿に加えてコラーゲンを増やすケアが必要です。
たるみやほうれい線の悩みと同じで、コーランゲンを増やすビタミンC誘導体やプラセンタなどの有効成分が含まれたオールインワンゲルを選びましょう。
大人ニキビを減らしてニキビ跡を消したい
大人ニキビは10代のニキビとは違って、皮脂のみが原因ではありません。
乾燥や水分バランスの崩れ、ターンオーバーの乱れなど、様々なものが関係しています。
生活習慣やホルモンバランスの崩れ、ストレスなども大きく影響しています。
フェイスラインなど皮脂の分泌が少ない部分にもできますから、正しいスキンケアを行う必要があります。
オールインワンゲルに求めたいのはまず、ニキビの炎症を鎮めることです。
それに有効な成分がグリチルリチン酸ジカリウムやアラントインで、抗炎作用がありますからニキビの原因菌による炎症を鎮めてくれて、ニキビの回復をサポートしてくれます。
また、乾燥が毛穴を詰まらせる原因にもなりますから、保湿成分がたっぷり入ったタイプがおすすめです。
ニキビ跡ケアにも使いたいなら、美白成分が入ったタイプを選びましょう。
トラネキサム酸やプラセンタなど、ニキビによる色素沈着を薄くしてくれて、徐々に目立たなくしてくれます。
また、ニキビのできにくい肌になるためにも、健やかな肌である必要があります。
整肌作用のある植物由来成分やミネラルは肌の機能を正常化してくれて、ニキビに負けない肌を作ってくれます。
敏感肌でオールインワンゲルを使いたい
敏感肌で肌がすぐにかぶれたり赤くなってしまったりする方は、肌のバリア機能が弱っている状態です。
バリア機能は肌の水分を逃がさない役目をすると共に、外からの異物の侵入を食い止める働きをしています。
バリア機能が弱っているということは、外から異物が入り込みやすくなっていて、その刺激によって肌が赤くなったりピリピリ刺激を感じたりしてしまいます。
まず、敏感肌のオールインワンゲル選びのポイントで重要なのは、肌に刺激のないものを選ぶことです。
アルコールや添加物が入っていない無添加のもので、パッチテストやアレルギーテスト済みの高品質で低刺激なものを選びましょう。
また、バリア機能をサポートしてくれる成分が入ったオールインワンゲルがおすすめです。
それに欠かせないのがセラミドで、角質層の隙間を埋めてくれて、異物の侵入を防いで肌を保護する作用を持っています。
セラミドの配合量が多くて品質の良いものなら、敏感肌のケアにも適しています。
適度な油分も皮脂膜の代わりになって肌を保護してくれます。
天然のホホバオイルやスクワランなど、良質で肌に優しい油分が含まれているタイプもおすすめです。
特に悩みがない人向け
シミやニキビ、肌荒れなど、これといって肌の悩みを抱えていないといううらやましい人も中にはいます。
そんな方に向いているオールインワンゲルは、定番の保湿成分が入ったタイプが良いでしょう。
ベーシックな保湿ケアで健やかな肌は維持できますから、乾燥させずに今の良好なコンディションを維持できるようにしましょう。
ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドの3つは保湿の三大成分で、どんな肌質の方にも役立ってくれます。
この三つが含まれていて、後は好みや肌に合っているものなら、好調な肌のコンディションをキープできます。
全ての肌質に共通する選び方
どんな肌の悩みを抱えていてもスキンケアの基本は保湿です。
オールインワンゲルにも保湿力に優れていて、潤いをしっかりキープできるものを選びましょう。
また、肌への優しさを考慮して、添加物が含まれていない安心して使えるものがおすすめです。
まとめ
オールインワンゲルもそれぞれに特徴がありますから、肌の悩みにマッチしたものを選んで使うことで、肌の悩みを早期回復させられます。
そのためにも、自分の悩みにはどんな成分が入っているオールインワンゲルがいいのかを知っておくのが大切です。
お悩み別に効果のある成分がありますから成分をチェックしてみて、どのオールインワンゲルにするかを決めると良いでしょう。