育毛とノンシリコンシャンプーの関係とは?髪を傷めない5つのポイント
今ではよく耳にするノンシリコンシャンプーですが、よく若い方向けのようなパッケージで販売されていることが多いです。
しかし、ノンシリコンシャンプーは育毛にも役立ちます。
育毛していることを誰にも知られたくないと思われている方は多いでしょう。
そんな方に、おしゃれなパッケージのノンシリコンシャンプーはおすすめなんです!
流行にのるつもりで、育毛を始めてみましょう♪
ノンシリコンシャンプーとは?
普通のシャンプーには、成分表には表記されていません。
元素であるケイ素から作られた合成樹脂のことを「シリコン」といいます。
ケイ素とは、メチコン、アモジメチコン、ジメチコン、シクロメチコン・・・などの成分のことです。
ノンシリコンシャンプーは、このシリコンが入っていないシャンプーを言います。
ノンシリコンシャンプーを初めて使われた方はわかると思いますが「シリコン入りシャンプーの方が綺麗に汚れが落ちた気がする」と感じることでしょう。
このシリコン入りシャンプー、思った以上に洗浄力が強力なんです。
ですが、価格が安価で手に入りやすい上に、今までのシャンプーの主流でしたから、なかなかノンシリコンシャンプーを受け入れることができない方が多いと思われます。
もちろん、シリコン入りシャンプーが絶対に悪いということはありません。
シリコン入りシャンプーは髪の指通りを良くし、つやを出してくれるのです。
では、洗浄力が強力だとどういうことが起こるのでしょうか?
ノンシリコンシャンプーと育毛の関係
洗浄力が強力ということは、汚れを落としてくれる作用以上に、頭皮や髪へもダメージを与えてしまうのです。
つまり、薄毛や育毛に興味のある方にとってはこの洗浄力が、髪へのダメージになりかねません。
反して、ノンシリコンシャンプーは、ダメージが少ないうえに髪を補修してくれる効果があります。
シリコンは質量も重いですので、髪がペッタンコになってしまうこともありますが、ノンシリコンシャンプーは髪をふわっとさせてくれる効果もあるんです。
これにより、薄毛の方でも髪にボリュームが出ます。
さらに、頭皮にも優しい成分が入っており、髪も頭皮も潤いを保てます。
これらの効果はシリコン入りシャンプーにはありません。
このことから、薄毛や育毛に悩まれている方におすすめできるのはノンシリコンシャンプーだといえます。
育毛にいいノンシリコンシャンプー
育毛に特に力を入れたい方へのおすすめのノンシリコンシャンプーは、髪や頭皮への刺激が少ないアミノ酸系を使われているシャンプーです。
こちらのノンシリコンシャンプーは、髪の油が適度に残り、髪のコーティング剤(つや)という役割もしてくれます。
アミノ酸系シャンプーと謳いながらも、その成分がほとんど入っていないノンシリコンシャンプーもありますので、気を付けましょう。
成分表の水の次に「ラウロイルメチルアラニンNa」、「ココイルグルタミン酸Na」という成分が記載されているノンシリコンシャンプーが、本当のアミノ酸系シャンプーです。
ノンシリコンシャンプーの成分表をチェックするとすぐに判断できますので、覚えておきましょうね。
以下に、育毛に適しているノンシリコンシャンプーのおすすめをご紹介します。
haru黒髪スカルプ・プロ
育毛効果もプラスされている、アミノ酸系のノンシリコンシャンプーです。
100%天然由来成分で作られていますので、安心して使うことができます。
また、3種類のアミノ酸により泡立ちも良いです。
薄毛や育毛に興味のある方で、1本ですべて済ませたい!
という方におすすめのノンシリコンシャンプーです。
CU(チャップアップ)
美容師の方もおすすめする、洗髪するたびに髪が健康になるといわれるノンシリコンシャンプーです。
アミノ酸成分、オーガニック成分、植物成分も配合されており、肌や髪、頭皮に悪い成分をほとんど除去されているのにも関わらず、洗い上がりの髪はきしみにくいです。
また、男女問わず使用できるところも良いです。
髪を傷めない5つのポイント
ノンシリコンシャンプーが育毛効果につながることはお分かりいただけたと思います。
次は髪を洗うときの大事なポイントと、ノンシリコンシャンプーでの髪の洗い方を抑えておきましょう。
普段、髪を洗うときこんなことをしていませんか?
・シャンプーの液をそのまま頭皮につけて、髪で泡立てる・爪、または指の先でゴシゴシ洗う・1日に2回以上シャンプーをする・濡れた髪を乾かすためにドライヤーをあてるこの方法は髪にダメージを与えてしまいます。
さらに、いつもの通りに洗ってしまうと、ノンシリコンシャンプーではシリコン入りシャンプーよりも洗浄力が低いため、さっぱり洗った気がしないことでしょう。
ノンシリコンシャンプーでの髪と頭皮の洗い方をご紹介します。
予備洗いをする
髪と頭皮をお湯に浸します。
この時のお湯の温度は38度くらいがちょうどいいでしょう。
40度を超えてしまうと、髪や頭皮への刺激になってしまいます。
2~3分ほどして、お湯が髪と頭皮に充分浸透してきたら、指の腹で優しくマッサージのようにもみこんでいきます。
もみこむことにより、髪と頭皮の汚れやほこりの8割は落ちていきます。
予備洗いをすることにより、ノンシリコンシャンプーで洗った際に泡立ちが良くなり、髪と頭皮に良いとされる成分が浸透しやすくなります。
シャンプーを泡立てて、指の腹で頭皮をマッサージする
シャンプーを手にとって、手のひらでしっかりと泡立てましょう。
泡立ったら、髪につけて、頭皮と髪を一緒に指の腹でもみこんでいきます。
髪をもみこむよりも、頭皮をもみこんでいくイメージです。
そして、10本の指の腹で優しくマッサージしましょう。
こうすることにより、毛穴に詰まった汚れが除去されていきます。
泡立ちにくいので、髪が綺麗になっているか心配かと思いますが、泡の量と洗浄力は必ずしも比例しているわけではありません。
ここで最も大事なことは、頭皮を傷つけないことです!
シャンプーをすすぐ時間は、洗う時間の3倍以上
髪を洗うことで一番重要なことは、すすぎです。
髪と頭皮をしっかりと洗い、泡が残らないようにしましょう。
また、すすぐ時間は洗う時間の3倍以上はかけるようにし、髪や頭皮に泡やぬるぬるした感じを残さないようにしましょう。
初めてノンシリコンシャンプーを使われる方は、すすぎのときに髪がギシギシするかもしれませんが、最初のうちだけですので、使い続けることをおすすめします。
ノンシリコンシャンプーを使い続けることにより、髪は本来の健康を取り戻し、ギシギシ感がなくなっていきます。
つまり、洗い上がりに髪がギシギシする方は今までのシリコン入りシャンプーを使用していたために、かなり髪がダメージを受けていたという証拠です。
ドライヤーは頭皮にある水分を乾かすイメージで
ドライヤーのかけすぎは良くないと思っていても、ついつい髪が完全に乾ききるまであててしまいますよね。
せっかくノンシリコンシャンプーで洗った髪も、ドライヤーをかけすぎて潤いがなくなってしまえば意味はありません。
きちんとタオルドライをしたあとに、頭皮の水分を乾かすイメージでドライヤーをあてることにより、髪のうるおいは保たれます。
もし、パサパサが気になるようでしたら、ドライヤーの熱から髪を守るトリートメントも販売されていますので、チェックしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
やってはダメなことをやっていた!
ということは多いと思います。
ですが、育毛にチャレンジするということは、今までと違うことに挑戦するということです。
ですが、いきなり育毛剤を買うことや、専門家に相談することは少しハードルが高いですし、周りに気づかれると恥ずかしい思いをするかもしれません。
まずは身近なシャンプーを、ノンシリコンシャンプーに変えてみるということから始めてみましょう。
「体にもいいし、パッケージもおしゃれだし流行りに乗ってみようかと思って♪」なんて言うと、周りも気づかずに、育毛にチャレンジすることができますよ。