自然な仕上がりが魅力！使い心地が軽いCCクリームのメイク崩れを防ぐ方法
CCクリームは軽い使い心地で自然な仕上がりが大きな魅力です。
ところが、ファンデーションと比較すると密着性が低いことからメイク崩れが気になる方がいるかもしれません。
軽い仕上がりはそのままでメイク崩れを防ぐには、どのような対策をとれば良いのでしょうか。
ここでは、CCクリームのメイク崩れを防ぐ方法をご紹介したいと思います。
CCクリームのメイク崩れの原因について教えて！
メイク崩れが生じる原因のひとつに、肌質に合っていないCCクリームを使用していることが考えられます。
メイク崩れには粉浮きするタイプのものと、分泌される汗や皮脂でよれるタイプのものがあります。
乾燥肌の方が皮脂を抑える働きのあるCCクリームを使用すると粉浮きするようなメイク崩れの原因になりますし、皮脂分泌が活発な方が潤い成分が豊富に配合されている水分量の多いCCクリームを使用するとすぐにメイク崩れしてしまう場合があります。
また、メイクをする前に洗顔や保湿を済ませて清潔な肌にCCクリームを使用することが大切ですが、保湿の際に化粧水や美容液が角質層にうまく浸透しておらず、皮膚表面に残っている状態だとCCクリームと混ざり合ってしまい、色ムラの原因になるだけではなくメイク崩れしやすくなることがあります。
CCクリームのメイク崩れを防ぐ方法
水分量が少なめのCCクリームを使用する
CCクリームはもともと化粧下地として使用するアイテムで、薄づきでのびが良いためCCクリームの選び方によってはどうしてもメイク崩れしやすくなります。
CCクリームに手軽に使えるファンデーションのような働きを期待している場合には、できるだけ水分量が少なめのCCクリームを選ぶことが大切です。
CCクリームの中には美容成分が豊富に配合されていて肌に潤いを与える特徴を持つものがあります。
スキンケア感覚で使用できるCCクリームの中には美容成分が多く配合されていることで水分量が多いものもあるので、メイク崩れが気になる方はジェルのような使い心地のCCクリームよりもややこってりした使い心地のCCクリームがおすすめです。
使用するCCクリームの分量を調節する
CCクリームは薄づきで軽い使い心地がメリットのひとつですが、シミやソバカスなど肌に気になる点がある方の中には、クリームを厚めに塗って気になるところをカバーしようとする方がいるかもしれません。
しかし、CCクリームを多く使用すると時間の経過でメイク崩れしやすくなってしまうので注意が必要です。
CCクリームを肌にのばす際には、それぞれのアイテムの説明書を参考にしながら適量を肌全体に軽くのばすようにすると良いでしょう。
CCクリームを塗る前に下準備をする
メイクをする前に洗顔や保湿を済ませて肌を清潔な状態にする方がほとんどだと思いますが。
すぐにCCクリームを肌にのばすと肌表面に残っている化粧水や美容液の水分がCCクリームと混ざり合い、肌への密着性が悪くなってしまうことがあります。
CCクリームを肌にのばす前に、肌に余分な水分が残っていないかどうか確認した上でメイクを始めると良いでしょう。
もしも肌表面に水分が残っているようであれば、ティッシュや薄手のタオルなどで肌を優しく押さえるようにして下準備をするとメイク崩れを防ぐ対策をとることができます。
スポンジを使用して丁寧に仕上げる
CCクリームは忙しい朝でも手軽にメイクできる特徴を持っているので、指でクリームをのばすだけでメイクを済ませてしまう方もいるかもしれません。
しかし、メイク崩れを防ぎたい場合には、CCクリームの肌への密着性を高めるためにもスポンジを使用して丁寧に仕上げると良いでしょう。
メイク崩れしにくいCCクリームの特徴を教えて！
肌質に合ったCCクリームを使用する
肌質に合ったCCクリームを使用することで、メイク崩れを防ぐ対策をとることができます。
肌が乾燥しやすくメイクの仕上がりが粉っぽくなりやすい方であれば、不足している水分や油分などを補えるCCクリームを選ぶと良いでしょう。
その際、配合されている保湿成分の量が多過ぎるとジェルのようにのびが良くてもメイク崩れしやすい可能性があるので、保湿成分がほど良い量で配合されているものを選ぶのがポイントです。
皮脂分泌が活発な方であれば、メイク崩れの原因となる皮脂を抑える働きが期待できるCCクリームがおすすめです。
メイクすることで肌のテカリの悩みにアプローチすることもできるので、理想的な仕上がりをキープしやすいでしょう。
単独で使用可能なCCクリームを選ぶ
CCクリームの中にはクリームにほとんど色がついておらず化粧下地として使用するのに最適なものがありますが、薄づき過ぎることからメイク崩れしやすい特徴を持ちます。
肌をカバーしてくれるファンデーションのような働きを期待する場合には、多機能で単独でも使用可能なCCクリームがおすすめです。
ひとつで美容液・化粧下地・ファンデーション・日焼け止めなどの働きが期待できるCCクリームならメイク崩れを防ぐ対策がとれます。
肌環境をフォローするCCクリームを選ぶ
肌の状態によってメイク崩れしてしまう場合には、肌環境をフェローする働きが期待できるCCクリームがおすすめです。
たとえば、肌が乾燥している場合には潤いを与えるタイプのCCクリームを選ぶとか、皮脂分泌が活発な場合には皮脂をコントロールしてさらさらの肌が目指せるCCクリームを選ぶと良いでしょう。
肌環境をフォローするCCクリームならメイク崩れを防ぐ対策がとれるだけではなく、気になる肌の悩みに働きかけてくれるでしょう。
メイク崩れを防ぐためのメイク手順
①洗顔と保湿で肌状態を整える
皮脂や汚れがついた肌の上にCCクリームをのばしても、美しいメイクの仕上がりを期待することはできません。
メイクの前には洗顔と保湿をきちんとして肌を清潔な状態に整えましょう。
乾燥肌の方は十分に保湿をして、脂性肌の方は毛穴を引き締めるケアをすることをおすすめします。
②メイクをする前に肌表面の状態を整える
洗顔と保湿後にすぐにCCクリームをのばすのではなく、肌表面の状態を整えることでメイク崩れを防ぐ対策がとれます。
肌表面に余分な水分が残らないようにティッシュや柔らかいタオルで軽く押さえたら、手のひらで肌に優しく触れてみてさらさらとした状態であればOKです。
③CCクリームを顔全体に丁寧にのばしていく
CCクリームは一旦手の甲に適量取って使用するほうが、クリームが体温で柔らかくなりのびが良くなる上に使用するクリームの分量をコントロールしやすいのでおすすめです。
手の甲に取ったクリームを指先で額・両頬・鼻・顎に少量ずつのせて指の腹を使って内側から外側に丁寧にのばしていきましょう。
④スポンジを使用してCCクリームを肌に馴染ませる
CCクリームを顔全体にのばしたら、今度はスポンジを使用して内側から外側に向かってトントンと優しく叩くようにしながらクリームをのばしていきましょう。
最後に髪の生え際や顔と首の境目の部分もクリームをよく馴染ませたら完成です。
まとめ
CCクリームは自然な肌の美しさを演出できるメイクとして幅広い層の方に人気があります。
豊富な種類のCCクリームがありますが、それぞれ特徴に大きな違いがあるので肌質に合ったメイク崩れしにくいものを選ぶことが大切です。
自分の肌に最適なCCクリームを適切に使用することで、メイク崩れを防ぐ対策をとることができるでしょう。