間違ったケア方法とサヨナラ！毛穴の悩みに合わせた美顔器の選び方とは？
毛穴のトラブルにお悩みの方の中には、間違ったケア方法を続けることで思ったような結果が得られない方もいるようです。
毛穴のトラブルは原因に合わせて適切なケアを継続することが大切です。
美顔器は通常のスキンケアでは行き届かない部分に働きかけるところが魅力です。
ここでは、毛穴の悩みに合わせた美顔器の選び方をご紹介したいと思います。
毛穴のトラブルの種類を教えて
皮脂が詰まることによる毛穴の黒ずみ
毛穴のトラブルの中で最も多いのが、毛穴に皮脂やメイク汚れなどが詰まることで生じる毛穴の黒ずみです。
特に皮脂分泌が活発な方は、洗顔や保湿の後に毛穴の引き締めケアを怠っていることで毛穴が広がり、余分な皮脂やメイク汚れなどが詰まりやすくなるのです。
一旦毛穴が広がってしまうと汚れが詰まりやすくなり、ますます毛穴が目立つようになるので早めに適切なケアをすることをおすすめします。
皮脂が酸化することによる毛穴の黒ずみ
毛穴に詰まった皮脂は時間の経過によって空気に触れている部分の皮脂が酸化して黒ずんで見えることがあります。
皮脂が酸化することによる黒ずみは毛穴に詰まっている汚れを落とすことが大切ですが、詰まった皮脂が時間の経過で硬くなっていることもあるので、取り除く時に皮膚にダメージを与えないようにすることが大切です。
色素沈着による毛穴の黒ずみ
色素沈着による毛穴の黒ずみは一見すると毛穴に汚れが詰まっているように見えますが、毛穴の部分にメラニン色素が溜まることによって生じます。
通常であればメラニン色素はターンオーバーを通して、皮膚表面まで押し上げられて垢と共に外に排出されるのですが、加齢によってターンオーバー機能が低下すると、生成されたメラニン色素が皮膚内部に滞まりやすくなるのです。
色素沈着が原因の毛穴の黒ずみは、汚れを落とすタイプのケアでは解消されにくい特徴を持ちます。
産毛が目立つことで黒ずんで見える毛穴
毛穴から伸びた産毛が原因で毛穴が黒ずんで見えることがあります。
気になるからと言って、カミソリで産毛を剃るのは皮膚に大きなダメージを与えてしまうのでおすすめできません。
汚れを取り除くケアよりも、まずは、産毛に対する適切なケアを継続することが大切です。
毛穴の間違ったケア方法とは
色素沈着による黒ずみをクレンジングケアする
毛穴の色素沈着を汚れが詰まっていると思い込み、毛穴専用のクレンジングで集中的にケアをしたとしても思ったような結果が得られないでしょう。
毛穴の頑固な汚れに働きかけるクレンジング剤に配合されている成分は、通常のクレンジング剤よりも肌に負担を与えてしまうことがあるので注意が必要です。
毛穴の詰まりをパックで一気に取ろうとする
毛穴の詰まりをパックで一気に取るケア方法を実践している方が多いかもしれません。
毛穴の奥の汚れがごっそり取れるのですから爽快感もあり、汚れをしっかり落としたかのように感じてしまいますが、吸着する働きが強い特徴を持つので角質が剥がれるなどのトラブルを誘発することがあります。
また、毛穴がぽっかりと開いた状態となるので、かえって毛穴が詰まりやすくなるかもしれません。
産毛による黒ずみに美容液を使用する
産毛による毛穴の黒ずみと色素沈着による毛穴の黒ずみは見た目がよく似ています。
産毛を色素沈着と間違えて美白ケアに役立つ美容液でケアをしても、思うような効果を期待できない場合があります。
黒ずみの原因をよく見極めた上で適切なケアをすることが大切です。
間違った毛穴ケアを続けるとどうなるの
お手入れの効果が期待できない
毛穴の黒ずみの原因に働きかけることのない間違った毛穴ケアを続けていると、お手入れの効果を期待することができません。
思うような結果が出ないことで、使用頻度が決まっている肌に刺激の強い毛穴ケアのアイテムを頻繁に使用していると、お手入れした部分の肌がダメージを受けて乾燥したり、お肌の乾燥からターンオーバー機能が低下したりして、別の肌トラブルを誘発することになりかねません。
お手入れの効果が実感できない場合には、お手入れの方法が間違っている可能性があります。
毛穴が広がってかえって目立つようになる
毛穴のトラブルで代表的なものが余分な皮脂や汚れが毛穴に詰まることによる黒ずみです。
毎日の中で丁寧に洗顔していたとしても、女性は毎日メイクをするので、どうしても毛穴に余分な皮脂やメイク汚れが詰まりやすくなります。
毛穴の奥に汚れが詰まったままの状態が続くと、その汚れで毛穴が押し広げられてしまうことがあります。
そこへ吸着力の強いパックを使って詰まった汚れを無理に外に取り出そうとすると、毛穴が広がって目立つようになってしまうのです。
広がった毛穴には、ますます汚れが詰まりやすくなるので悪循環になってしまう可能性があります。
色素沈着がますます濃くなってしまう
色素沈着による黒ずみは、ターンオーバーを促すケアとビタミンC誘導体配合の美容液を使ったケアを併せて実践することが大切です。
毛穴に汚れが詰まっていると思い込み、ブラシを使って毛穴の汚れを落とそうとしたり、刺激の強いパックで汚れを取り出そうとしたりすると、肌にダメージを与えて色素沈着がますます濃くなってしまうことがあります。
毛穴の悩みに合わせた美顔器の選び方が知りたい
毛穴の詰まりには吸引・ピーリング美顔器
毛穴に皮脂やメイク汚れが詰まることによる黒ずみには、吸引やピーリング機能搭載の美顔器でのケアがおすすめです。
毛穴の奥の汚れは通常の洗顔では落ちにくいので、美顔器の吸引の働きで優しく汚れを吸着すると良いでしょう。
また、水で毛穴の奥の汚れを吹き飛ばす働きを持つ美顔器なら、定期的なケアで汚れをこまめに落とす対策がとれるので毛穴が広がるのを防ぐ対策がとれるでしょう。
毛穴の汚れをこまめに落として引き締まった毛穴を維持すれば余分な汚れが詰まりにくくなります。
毛穴の色素沈着にはイオン導入美顔器
色素沈着による毛穴の黒ずみには、イオン導入機能搭載の美顔器でのケアがおすすめです。
イオン導入はマイナスの電気の働きで化粧水や美容液が角質層に浸透するのをサポートします。
色素沈着にはビタミンC誘導体やアルブチンなどが配合されている美容液がおすすめで、美顔器のイオン導入機能を使ったケアをすることで、いつものお手入れよりも効率良く色素沈着に働きかけることができるでしょう。
毛穴の産毛対策には脱毛美顔器
産毛によって毛穴が黒ずんでいる場合には産毛のケアをすることが大切です。
家庭で使用できる光脱毛の脱毛器は、使い方が簡単で気になる産毛に働きかけてくれるでしょう。
毛周期に合わせて光を当てていきますが、カミソリでのケアよりも肌に負担がかからず手軽に気になるムダ毛のお手入れができます。
光脱毛は1回のお手入れですぐにムダ毛のお手入れができるのではなく、毛周期に合わせて少しずつ減毛していくお手入れ方法です。
脱毛器は顔に使用可能なものかきちんと確認した上で選ぶことが大切ですが、美顔器としての機能が搭載されたものもあるのでひとつで幅広いお手入れをすることができます。
光脱毛はメラニン色素に反応する光を照射していきますが、光を当てる部分に怪我の跡やニキビ跡などがあると肌にダメージを与えてしまう恐れがあるので、取り扱い説明書によく目を通した上で正しい使い方をするようにしましょう。
まとめ
間違った毛穴ケア方法はかえって毛穴のトラブルを誘発することがあります。
美顔器は通常のお手入れでは行き届かないケアを自宅で手軽に実践できるので、自分自身で定期的に毛穴の汚れに働きかけることができます。
こまめなケアで引き締まった毛穴をキープすることができれば、毛穴の黒ずみのないクリアな素肌を目指すことができるでしょう。