高周波で美肌に! ラジオ波(RF)美顔器の効果と特徴について

美顔器

家庭用美顔器は女性から注目を浴びており、日々進化しています。

そして、その種類は様々あり、どの美顔器も魅力のあるものとなっています。

そのため、初めての美顔器選びには迷ってしまいます。

美顔器には有名な超音波やイオン導入、EMSやローラータイプなどがありますが、「ラジオ波(RF)」という美顔器もあります。

ラジオ波(RF)という美顔器を知らない方もいるかと思います。

ここでは、そのラジオ波美顔器について紹介していきます。



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ラジオ波(RF)とは?

ラジオ波(RF)とは、Radio Frequensyのことを言います。

この言葉には「高周波」という意味があり、電磁波の一種になります。

電磁波とは、「電気」と「磁気」二つの特徴を持った波のことを言います。

電気が働く範囲を電場と言い、磁気が働く範囲のことを「磁場」と言います。

この電場と磁場が作用し合い、電磁波が発生します。

このような仕組みの電磁波は、レントゲン撮影などの医療や、携帯電話やテレビなど様々な機器に利用されています。

レントゲン撮影に使用されるエックス線は電磁波の一種になることから、健康被害を気にする方がいるかと思います。

しかし、健康を害するのは「電離放射線」のカテゴリーに入るエックス線とガンマ線になります。

ラジオ波はそのカテゴリーではなく、「非電離放射線」のカテゴリーに入ります。

そして、そのカテゴリーの中でもラジオ波は、「高周波」という種類になります。



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ラジオ波が肌に与える働き

熱を発生させる働き

ラジオ波を肌に照射すると、体の中の温度が上がっていき、血液やリンパの流れが良くなります。

そのため、新陳代謝がアップし、肌機能が効率的に働くようになり、シミやくすみの改善やむくみの解消などの効果が期待できます。

このように、ラジオ波には、肌に当てると熱を生み出し、体温を上げる働きがあります。

一番外側の表皮の下にある真皮は、肌のハリに深く関係しているコラーゲン線維とエラスチン線維によって形成されています。

コラーゲンはネットのような作りをしており、弾力性に特化したエラスチンがそのネットをサポートし、表皮を支えています。

このコラーゲン量が減ったり、性質が変わったりすると、肌がたるみやすくなります。

このようなことを防ぐのがラジオ波になります。

ラジオ波美顔器を使用し、ラジオ波を皮膚に照射すると、高周波が真皮に届き、コラーゲンが熱により損なわれ傷つきます。

そのようになると、コラーゲンの生成が促進されるので、コラーゲンが減ることによる肌のたるみの改善が見込めます。

効果が出るには時間がかかる

しかし、美顔器を使ってラジオ波を当てても、すぐにたるみが改善される訳ではありません。

効果が出るには、長い時間かかります。

それは、コラーゲンの生成時間に関係しており、コラーゲンの生成には時間がかかるからです。

そのため、焦らず気長に美顔器によるケアを継続し、長期間かかると思い楽しみにしながら効果を待ちましょう。

ラジオ波による美容効果の大きさは、ラジオ波機器の性能が大きく関係しており、美容クリニックで使用しているものは性能が高いため、皮膚組織深くまで熱エネルギーを生み出すことができます。

それに対し家庭用ラジオ波美顔器は、安全を考慮して作られているため、美容クリニックのものよりも性能が低く、周波数は低くなっています。

そのため、家庭用美顔器の効果は専門医療機関のものよりも劣りますが、安心して使用することができます。

ラジオ波(RF)による具体的な効果

肌にハリや弾力が出る効果

人間の皮膚は、一番下の「皮下組織」、真ん中の「真皮」、一番外側の「表皮」の3層になっています。

真ん中の真皮は、下から表皮を支えるため、コラーゲン線維がネットのようになっています。

真皮の大部分はコラーゲンによって形成されているため、肌のハリや弾力にコラーゲン量が影響してきます。

そのため、何かしらの影響でコラーゲン量が減ったり、硬くなったりしてしまうと、肌のハリや弾力がなくなり、たるんでしまいます。

そのことにより、老けて見られるようになります。

そのことを防止するのがラジオ波になり、肌の奥の方で熱を生み出すラジオ波には、コラーゲン繊維を熱で縮ませることにより、たるんだ肌を引き締めることが期待できます。

また、真皮に熱を発生させコラーゲンを損傷させることにより、コラーゲンを生成する繊維芽細胞が増加し、ハリのある肌になることが見込めます。

このようにラジオ波には、熱を発生させることにより、コラーゲンの生成などに影響を与え、肌のハリや弾力を生み出す効果が期待できます。

シワができるのを防止する効果

肌のコラーゲン量が減ると、皮膚は薄く硬くなるため肌の弾力は低下します。

そのようになると、表情が出る時にシワができやすくなります。

そして、シワができて目立つようになってしまうと、無表情の時でもシワが残りやすくなります。

ラジオ波にはコラーゲンを増やす働きがあるため、このようなシワを防ぐ効果が期待できます。

そのため、シワが気になる方にラジオ波美顔器はおすすめになります。

老廃物の排出を促す効果

老廃物が蓄積すると、むくみの原因になります。

そのむくみを解消するには、血液やリンパの流れを良くすることが必要になります。

ラジオ波は、肌の外側だけでなく体の中から温めることができます。

そのため、血液やリンパの流れが良くなり、老廃物の排出を促すことが見込めます。

このようにラジオ波には、血液やリンパの流れを良くする働きがあるため、むくみの解消にも期待できます。

ラジオ波美顔器と超音波美顔器の違い

ラジオ波と超音波は周波数など似ている部分がありますが、性質は全く違ったものになります。

超音波は周波数による音の振動を利用するのに対し、ラジオ波は電磁波の振動で体内に熱を発生させるものになります。

そのため、肌に与える効果は違ってきます。

超音波美顔器は、とても細かい振動により、毛穴の汚れを除去する効果や、むくみやたるみやくすみの改善効果、リフトアップ効果などが期待できます。

それに対しラジオ波美顔器は、電磁波の振動により熱を発生させ、コラーゲンの生成などを促し、肌にハリや弾力を生み出し、シワやたるみを改善させる効果が期待できます。

では、「どちらを選べば良いの?」と思う方もいるかもしれませんが、美顔器には複数の機能が備わっているものも多くあり、様々な肌の悩みに対応できるようになっています。

また、自分の肌の悩みに合わせて美顔器を選ぶことが重要になるため、「どっちの美顔器が良いの?」という質問に答えることは難しいことになります。

つまり、自分が欲しい効果に合わせて美顔器を選ぶことが大切になります。

ラジオ波美顔器を使用する上で注意すること

ラジオ波は病気の治療にも使用されており、基本体に悪い影響を与えることはありません。

しかし、ラジオ波の使用に向いていない方もいます。

それは、妊娠している方や授乳している方、肌荒れを起こしている方や顔に金属製の物が埋まっている方になります。

このような方は、ラジオ波美顔器を使用してはいけません。

また、癌や心臓病や糖尿病、免疫機能による病気や感染症、アトピーなどの治療を行ったことがある方も、ラジオ波の使用に向いていません。

まとめ

ラジオ波はクリニックで受けることができますが、自宅で気軽にケアしたい方は、ラジオ波の機能が付いている美顔器を購入すると良いでしょう。

家庭用美顔器はクリニックのものよりも性能が落ちますが、自宅でできるので続けやすいといえます。

そして、家庭用美顔器は安全性を考えて設計されていますが、説明書をちゃんと確認し、正しく使用することが大切になります。






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