髪に優しく使いやすい！白髪染めトリートメントの選び方とやり方
美しい髪色を維持するためには定期的に白髪染めをする必要がありますが、1剤と2剤を混ぜ合わせるタイプのものは髪を染めるたびに髪が傷みやすくなる特徴を持っています。
その点、白髪染めトリートメントは髪に優しくお手入れを繰り返すことで髪色を自然に整えることができるところが魅力です。
ここでは、白髪染めトリートメントの選び方とやり方をご紹介したいと思います。
目次
白髪染めで髪が傷んでしまう理由とは？
白髪染めと同じようにカラーリングした髪は、美しい髪色を保つために一定のリズムで髪を染める必要がありますが、もとの髪色とカラーリングした後の髪色に大きな違いがなければ髪がのびてきた部分がさほど目立ちにくい場合があります。
しかし、白髪の場合、僅かに伸びてきただけでももとの髪色と大きな差があるため、頻繁に白髪染めを繰り返す方が多いというのも髪が傷みやすくなる理由のひとつです。
また、髪が最も傷むとされている1剤と2剤を混ぜ合わせる白髪染めは、髪を外部の刺激から守る働きを持つキューティクルを開かせた状態にしておいて内部に色を定着させる特徴を持っています。
このような方法で白髪染めを繰り返していると髪が乾燥しがちになるため、しなやかさや潤いがなくなり切れやすい状態になり全体的に髪が傷んでしまうのです。
一般的な白髪染めと白髪染めトリートメントの違いは？
1剤と2剤をまぜ合わせる一般的な白髪染めと違って、白髪染めトリートメントはキューティクルを開かせずに髪の表面に色をつけるので髪にダメージを与えることなく髪色を整えることができる特徴を持ちます。
また、トリートメント成分配合なので、十分な潤いを与えてしなやかに整える働きを期待することができるのです。
髪の内部に色を定着させる白髪染めと違って1回で綺麗にしっかり染まる効果を期待するのは難しいかもしれませんが、お手入れを繰り返すことで自然な髪色に整えることができます。
毎日のシャンプーの後に髪に優しい白髪染めトリートメントを使用することで、伸びてきた部分にまんべんなく働きかけることで、生え際の白髪が目立ってしまうことを防ぐ対策がとれるところが魅力です。
白髪染めトリートメントの選び方を教えて！
髪のコンデションを整える働きを持つものを選ぶ
お手入れのたびに髪が傷むという一般的な常識を覆す特徴を持つのが白髪染めトリートメントです。
通常のトリートメントと同じように使用することで髪に少しずつ色をつけていきながら、お手入れのたびに髪に保湿成分や美容成分を十分に補うことができるので、髪のコンデションを整えたい方をサポートしてくれるでしょう。
特に1剤と2剤を混ぜ合わせる白髪染めを繰り返し使用することで髪が傷んでいる方の場合、乾燥した髪を保湿する働きが期待できる上に髪色を自然に整えることができるのでおすすめです。
自然由来成分配合で髪に安心して使えるものを選ぶ
白髪染めによって髪のダメージが気になる時は、髪に優しい原料から作られたシャンプーやトリートメント、白髪染めを使用する必要があります。
白髪染めトリートメントは白髪染めとトリートメントの働きを兼ねているので品質が高いものを選ぶことが大切です。
自然由来成分配合の白髪染めは髪を労りながら白髪に働きかけることができるので、髪の傷みが気になる場合でも安心してお手入れすることができます。
白髪染めのお手入れを続けやすい価格のものを選ぶ
白髪は毎日少しずつ伸びてくるので、どうしても定期的なお手入れが必要です。
このことから、お手入れを無理なく継続するためにも品質が良く価格が安い白髪染めを選ぶと良いでしょう。
白髪染めトリートメントの中には高品質で厳選された原料から作られていても価格が抑えられているものがあります。
公式サイトから定期便を利用することで、さらに価格が安くなるサービスを提供しているメーカーもあるので、お手入れの続けやすさで選ぶと良いでしょう。
髪だけに色が定着する働きが期待できるものを選ぶ
白髪染めトリートメントはシャンプーの後に直接手にとって髪に馴染ませるので、髪だけに色が定着する働きを持つものを選ぶ必要があります。
手や浴室に色がついてしまうようなものはお手入れ後に掃除が大変なので避けておいた方が良いでしょう。
白髪染めトリートメントの多くは一般的な白髪染めのように浴室を汚してしまうものが少ないので、自分にとって使いやすいものを選ぶことが大切です。
白髪染めトリートメントのやり方
髪に色をよりしっかりつけたい場合のやり方
白髪染めトリートメントは毎日のシャンプーの後に使用するトリートメントと同じような使い方だと髪が濡れている分色がつきにくい場合があります。
髪に色をよりしっかりつけたい場合には、シャンプー前の乾いた髪に使用すると良いでしょう。
また、染まりやすさを重視する場合には、前の日にきちんとシャンプーしておいて頭皮の皮脂や汚れなどを落としておくと良いでしょう。
また、白髪染めトリートメントによっては乾いた手でお手入れする時には手袋が必要な場合もあるので、製品の説明書によく目を通して必要な小物はあらかじめ準備しておくと良いでしょう。
やり方は、まず、白髪染めトリートメントを適量手にとって白髪が目立つ部分にトリートメントを馴染ませます。
次に白髪がまばらにある部分など、全体的に白髪染めトリートメントをのばします。
色の浸透をサポートするためにシャワーキャップを被って約10～15分ほど時間を置いたら、シャンプーをして洗い流します。
そして、濡れた髪全体にもう一度白髪染めトリートメントをのばしてシャワーキャップを被り、最後に洗い流すようにすると髪に色がつきやすくなるでしょう。
トリートメント感覚で使用したい場合のやり方
定期的に白髪染めをしている方の中には、1回でしっかり髪を染めたいけど髪にダメージを与えたくないから頻繁にリタッチしたくないという方がいるかもしれません。
そんな時、いつものシャンプーの後に白髪染めトリートメントを使用することで、髪色の持ちを良くしながら生え際の白髪を目立たなくさせる対策がとれるでしょう。
美容室の中には自然由来の原料を使って白髪染めをしてくれるところがありますが、コストがかかるので頻繁に白髪染めができません。
しかし、毎日の中に白髪染めトリートメントでのお手入れをプラスすることで、コストを抑えながら髪色をキープする対策がとれるでしょう。
やり方は、まず、シャンプーを済ませた後、髪をよくタオルドライします。
そして、白髪染めトリートメントを手に取って白髪が気になるところや髪全体に馴染ませましょう。
シャワーキャップを被って約10分～15分ほど時間を置いたら洗い流しましょう。
自分の髪質に合う白髪染めトリートメントの見つけ方
人によって生まれつき髪色が明るい方もいるので、暗い色の白髪染めで染めるとかえって色のバランスが悪くなってしまうことがあります。
白髪染めトリートメントの中には色の種類が黒かブラウンしかないものもありますが、中には、より豊富な種類の色が揃っている製品もあるので、できるだけ自分の髪色に合ったものを見つけることが大切です。
また、髪質に合う白髪染めかどうか不安な時には、無料でパッチテストできるサービスを提供しているものや、お試し価格で手軽に製品を試せるもの、まったく納得がいかない使用感の場合には返金制度があるメーカーのものを選ぶことで、安心して白髪染めトリートメントでのお手入れをすることができます。
まとめ
白髪染めトリートメントは、一般的な白髪染めのように1回ですぐに髪が染まる働きが期待できない場合がありますが、製品の選び方やお手入れの仕方によってより自然に髪に色をつけていく働きを期待することができます。
髪に優しく十分な潤いを与えることができるのが白髪染めトリートメントの最大のメリットなので、白髪のお手入れをしたいけど髪のダメージが気になる方におすすめです。