髪へのこだわりが強い人におすすめ! 自分に合ったヘアオイルの作り方

ヘアオイル

女性にとって、髪の毛は美容と同じようにこだわりを持っている人が多いです。

人それぞれ肌が違うように、髪も個々違った髪質を持っているからです。

しかし、自分の髪にマッチしたヘアオイルに出会えない人が多いでしょう。

それなら、自分好みのヘアオイルを作ってみてはいかがでしょうか。

今回は、髪質別にピッタリの手作りヘアオイルの作り方を紹介します。



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ヘアオイルに含まれる成分

まずはヘアオイルに含まれている成分について把握しておきましょう。

成分によって、異なった髪質にピッタリなヘアオイルを作ることができます。

キャリアオイル

キャリアオイルは、ヘアオイルを作る際に欠かせない成分です。

植物から抽出された100%天然の植物油がキャリアオイルなのです。

アロママッサージのオイルにも使用されている成分で、肌への浸透率を高める働きがあります。

また、キャリアオイル自体に含まれるビタミンやミネラルが肌に栄養を与えてくれるため、健康な髪を作り出すためにも欠かせません。

また、後に紹介する肌に刺激の強い精油を緩和させる役割もあるのです。

精油

精油も、キャリアオイル同様にヘアオイルを作る際に重要となる成分です。

植物の花や葉、果皮や樹皮、根や種などの成分に含まれている天然の液体です。

濃度が濃いため、肌への刺激が強いのが特徴です。

アロマテラピーなどで香る匂いが、精油にあたる成分となります。

人工的に香りが付けられたフレグランスとは違って、合成香料などが一切含まれていない100%天然素材が精油にあたります。

自分好みの香りを楽しみたい人は、精油選びが最も重要となるポイントなので覚えておきましょう。

ラベンダーやローズマリー、カモミールが有名な精油となります。



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ヘアオイルの作り方と注意点

作り方はとてもシンプルです。

前項で紹介したキャリアオイルと精油を合わせてボトルに入れてよく混ぜれば完成です。

かわいいボトルに入れれば、ちょっとしたインテリアにも早変わりします。

その日の好みに合わせて幾つか用意しておくのもおすすめです。

しかし、ヘアオイルを作る際に混ぜ合わせる精油は揮発性が高いため、長期間保存することはおすすめできません。

また、酸化も早いのでたくさん作らず少量をこまめに作るようにしましょう。

また、作る前にはアレルギー反応が出ないかパッチテストをするのも忘れてはいけません。

頭皮はとても敏感なため、かぶれないかをチャックするのに重要となります。

髪のパサつきを抑えて切れ毛を防ぐヘアオイルの作り方

乾燥や紫外線によって、水分が髪から失われることで起こるパサつきが気になる人は、精油にカモミールローマンを使用するのがおすすめです。

カモミールローマンとは、2cmほどの小さな白い花を咲かせるかわいい植物です。

花と葉から精油を抽出したものを使用します。

カモミールローマンには、肌や頭皮を保湿する作用があるので、髪のパサつきを改善してくれます。

また、肌荒れを抑える効果もあるため、パサつきによっておこる炎症やダメージから皮膚を守る効果もあるのです。

優しい甘い香りのあるカモミールローマンは、心身をリラックスさせる効果もあるため、寝る前や心を落ち着かせたい時に使用するのもおすすめです。

そして、キャリアオイルには、椿油がパサつきがちな髪におすすめとなります。

椿油は平安時代から美容オイルとして使われてきた歴史あるオイルのひとつです。

皮脂の成分に似たオレイン酸が85%以上も含まれているため、肌へ潤いを与えてくれます。

また、皮膚の酸化を防ぐ抗酸化作用の効果もあるので、髪に若々しいハリやツヤを与えてくれるのです。

さらに、頭皮の汚れを落としながら油分を正常に保つことへも効果を発揮するため、毛根を綺麗な状態で保ってくれます。

匂いも少ないので、カモミールローマンの匂いを邪魔することもありません。

カモミールローマン50mlに対して椿油は6滴程度の割合で配合しましょう。

ハリやツヤを与えるヘアオイルの作り方

年を重ねるに連れて、だんだん無くなっていくハリやツヤで悩んでいる人には、精油を幾つか組み合わせて作るヘアオイルがおすすめです。

おすすめな精油は、クラリセージ、イランイラン、ローズマリー、マンダリンです。

それではそれぞれの効能を詳しく見ていきましょう。

まずはクラリセージです。

ワインの風味付けにも使用されているクラリセージは、白やピンク、紫などいろいろな色の花を咲かせる植物です。

余分な皮脂を抑える効果があるので、ベタつきを防いでハリを与えてくれます。

また、脱毛を予防する効果も期待できます。

その他には、生理不順を整える効果もあるので、女性ホルモンを正常に保つ効果もあるのです。

少し独特で甘い漢方のような匂いを持つクラリセージですが、他の精油の匂いでカバーできる程度の匂いなので心配ありません。

二つ目がイランイランです。

葉っぱのような黄色い花を咲かせる植物です。

シャネルの香水に使用されていることで有名です。

皮脂バランスを整える他にも、抜け毛防止にも効果があります。

また、女性ホルモンを高める作用があるので、育毛促進にも効果が期待できます。

ボリュームがなくなってきたと感じている人におすすめです。

匂いは、南国に咲く花の香りで、ゴージャスな気分にさせてくれます。

三つ目はローズマリーです。

常緑低木で、高さ150cm前後にもなるハーブで多様されている植物です。

心臓の拍動を高める効果があるため、血行促進に効果があります。

そのため、抜け毛の防止や育毛促進にも効果が期待できます。

また、殺菌作用によフケを防止してくれるので、頭皮を清潔な状態で保つこともできる精油です。

スーッとする湿布薬に似た香りなので、甘さが苦手な人におすすめです。

最後に紹介するのはマンダリンです。

みかん属の一種で、白い花を咲かせる植物です。

みかんに似た果実が生ります。

皮膚を再生させる効果と強壮作用があるので、ツヤのある髪を作る効果が期待できます。

この4種類を混ぜ合わせることにより、ハリとツヤが蘇るヘアオイルを作ることができます。

キャリアオイルには、前項同様に椿油を使用しましょう。

配合は、椿油20mlに対して、精油は計12滴前後になるように自分なりに工夫してください。

おすすめは、クラリセージ4滴、イランイラン2滴、ローズマリー1滴、マンダリン3滴です。

残り2滴はお好みで加えましょう。

手作りするメリット

自分で手作りすることには、多くのメリットがあります。

市販されているヘアオイルはたくさん種類もある上、コンビニなどでも簡単に入手できます。

しかし、それ以上にメリットが多いのです。

どんなメリットでしょうか。

自分好みが手に入る

一番のメリットは、自分の求めている効果が得られるヘアオイルが手に入ると言うことです。

効果はもちろんのこと、匂いや使った際の手触りなども自由に操れるのです。

市販のヘアオイルではなかなか実現しません。

また、人と違った香りを漂わせることで、異性を魅了することもできるのです。

コスパがかからない

小瓶に分けられて販売されている精油は、1瓶500円前後で入手可能です。

使う量も数滴なので、一回買えばおおよそ15回以上は使用可能です。

また、椿油に関しても、60mlが1200円ほどで購入できます。

市販のヘアオイルはひとつ1000円超えるタイプも多いので、大幅なコストダウンができるのです。

毎日使うものだからこそ、値段が抑えられるのは大きなメリットと言えます。

まとめ

ヘアオイルは、2種類の成分を配合する簡単な方法で作ることができます。

中でも精油にはたくさんの種類があるので、紹介した種類以外にも気になる精油があれば、調べて活用しましょう。

低予算で自分に合ったヘアオイルが簡単に作れます。

風になびく髪から香るヘアオイルの香りは、異性を虜にすること間違いなしです。

いろいろな魅力のあるヘアオイル作りに、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。






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