CCクリームとBBクリームっていったいどう違うのか?比較してみました
化粧下地や美容成分が含まれ、これ1本でOKということで一時期大流行したBBクリームですが、最近ではこれとはまたひと味違ったメイクコスメ、CCクリームというものが登場しました。
どちらも一般のファンデーションとは少し異なるメイクコスメなのですが、CCクリームとBBクリームにはいったいどんな違いがあるのでしょうか?
今回は双方のメイクコスメについて比較し、効果的な使い方についても紹介していこうと思います。
目次
施術後の肌をいたわり、傷跡をカバーするBBクリーム
BBクリームのBBには、肌の傷を修復して欠点をカバーするという意味があります。
BBクリームはもともと、ピーリングなどの美容施術の後の傷を修復し、傷跡をカバーする目的で開発されたメイクコスメで、一般的なファンデーションに比べると肌に負担が少ないうえに、美容成分をたっぷり含むことで肌のダメージを修復する効果があるのです。
さらに化粧水をつけた後は化粧下地も不要で、肌への摩擦を最小限に抑えることができるというメリットもあります。
本来の肌の美しさを生かせるCCクリーム
一方、最近登場したCCクリームにも、スキンケア効果のある成分が含まれていますので、肌に優しいメイクコスメであるといえます。
CCクリームも化粧下地が不要で、その点でいえばBBクリームと同じく、朝の忙しい時間にピッタリのメイクコスメなのです。
ただBBクリームの場合は傷跡の修復とカバーすることを目的としていますので、CCクリームに比べるとしっかりとしたカバー力があり、少々厚塗り感もあります。
それに対してCCクリームにはカバー力よりも、光反射をコントロールすることで、肌の欠点をうまくカモフラージュする効果がありますので、ナチュラルメイクが好みの人におすすめのメイクコスメです。
肌のコンディションによって使い分けてみましょう
普段のメイクには肌に負担が掛からず、美容効果の高いCCクリームとBBクリームでメイクをするのがおすすめです。
ただし双方のメイクの仕上がりには違いがありますので、その時の肌のコンディションによって使い分けてみてはいかがでしょうか?
例えばすっぴんみたいな自然な仕上がりにしたい場合は、CCクリームでのメイクがおすすめです。
すっぴん肌の欠点を目立たなくしてくれますので、まるできれいなノーメイク肌のような仕上がりになります。
一方、シミやソバカスを隠したい場合は、カバー力に優れたBBクリームでのメイクが良いでしょう。
BBクリームはカバー力に優れていますが、一般のファンデーションのように厚塗り感があまりなく、CCクリームほどではありませんがナチュラルな仕上がりになります。
気になる化粧崩れを解消するには
ところでCCクリームとBBクリームの場合は、これ一本でメイクが完了、というのがメリットですが、一般のファンデーションと比べると若干、化粧崩れがしやすいというデメリットがあります。
そこで化粧崩れがしやすい人や夏のメイクでは、CCクリームとBBクリームを塗った後に、ルースパウダーをつけると化粧崩れを防ぐことができます。
また化粧直しの時にもルースパウダーをつけると、本来のナチュラルメイクを維持することができます。
敏感肌の人におすすめ!両方使いのメイク
CCクリームでナチュラルメイクをしてみたけれども、なんとなく物足りない!
そんな人にはBBクリームとの併用をおすすめします。
敏感肌の人の場合は一般的なファンデーションでは肌に負担が掛かって、トラブルが生じやすいという人も少なくありません。
そこで肌に優しく美容効果のあるCCクリームとBBクリームを併用することで、肌のトラブルを軽減することができます。
使い方はCCクリームを化粧下地の代わりに塗り、その上からBBクリームをつけるだけ!
しっかりとカバーしてきれいな肌色のメイクに仕上がります。
まとめ
メイクするほどでもないけれども、すっぴんはどうしても見られたくない!
以前はそんな悩ましい思いをしていた女性たちが少なくなかったと思います。
ところがBBクリームとCCクリームが登場したことで、そのような悩みが見事解消されました。
特にCCクリームは限りなくすっぴんに近いうえに、肌の欠点をうまくカモフラージュしてくれるメイクコスメとして、BBクリームと同じく人気があります。
これからはスキンケア感覚でメイクをする時代。
ちょっとした外出時にササッと塗ってきれいになれるメイクコスメは、まさに女性にとっての救世主といえます。