CCクリームを最大限活用するために必要な9つの知識
CCクリームはとても優れた美容アイテムですが、その良さを最大限引き出すためには正しい知識が必要です。
CCクリームとはどのような目的で使うのか、どれくらいが適量なのか、使う前に必要な準備はなんなのか、顔へはどのように広げたら良いかなどについて紹介をします。
上手に使いこなし、ナチュラルで綺麗な肌を目指しましょう。
目次
CCクリームの良さを最大限引き出すにはコツがある
CCクリームはとても優秀なクリームですが、塗るだけで誰でも美人になったり、美肌になったりするわけではありません。
CCクリームの良さを最大限引き出すには、CCクリームについて正しく知り、自分に合ったものを選び、正しく塗ることが必要です。
これができれば、ナチュラル感があるキレイな肌を見せることができます。
CCクリームの役目
CCクリームはBBクリームの進化版でCareとControl、つまり、ケアと調整の意味合いを持っています。
BBクリームと違い、CCクリームはこれを塗るだけで化粧を完成させることはできません。
化粧下地として使い、CCクリームの上にさらにファンデーションを塗ります。
しかし、BBクリームの欠点である厚化粧な仕上がりにはなりません。
ナチュラルな肌の質感を作ることができます。
CCクリームの種類
CCクリームは化粧下地として使います。
BBクリームのようにしっかりと色がついているものは少ないです。
BBクリームは自分の肌色と相性が良いかどうかがクリームを選ぶ上でとても大切なことでしたが、CCクリームではそこまで神経質になることはありません。
色がついているものはファンデーションとの相性を考えましょう。
肌の色を明るく見せたい場合、白っぽいものを選びたくなりますが、顔だけ白くなりすぎて浮いてしまうことがあるので注意しましょう。
乾燥肌が気になっている人は保湿に特化しているCCクリームを選ぶようにしましょう。
夏場や外にいる時間が長い人はUVカット機能のあるCCクリームがおすすめです。
CCクリームを塗る順番
CCクリームはコレをひと塗りしただけで外出できる、というものではありません。
CCクリームはどのような順番で使うかについて、紹介します。
まずは化粧水、乳液などで基本的なスキンケアをします。
そして、次に必要に応じて日焼け止めを塗ります。
あまり外に出ない日やCCクリームに紫外線カット機能があるものは省いてもかまいません。
そして、次に塗るのがCCクリームです。
その上にファンデーション、またはファンデーションを塗りましょう。
リキッドファンデーションを使う場合はてかりを抑えるためにさらにその上にフェイスパウダーを使います。
CCクリームの適量
CCクリームはたっぷり使えばそれだけキレイに仕上がるというものではありません。
適量を使うことで最大限の効果を発揮します。
CCクリームの1回の量は真珠1粒分です。
それより少ないと全体的にムラができやすくなってしまいます。
逆に多過ぎると脂っぽくなってしまい、てかって、メイクが崩れやすくなってしまいます。
CCクリームの前にうるおい補給を
CCクリームを使う前にはまずは化粧水と乳液で肌にうるおいを補給しておきましょう。
肌の潤いが不足している状態でCCクリームを塗っても肌への馴染みが悪くなってしまいます。
また、油分が多い状態でも肌への馴染み悪いです。
スキンケアを丁寧にしてからCCクリームを塗ることでCCクリームの効果が発揮されます。
べたついているわけではないけれど、しっとりした質感の状態の肌にCCクリームを塗るのが理想です。
CCクリームの顔への広げ方
まずは手の甲に適量のCCクリームを出します。
そして、顔の額、左右の目の下、顎の先、鼻筋にちょんちょんとCCクリームを乗せます。
鼻筋と顎先は気持ち少な目にしましょう。
そして、左右の目の下のCCクリームを顔の中心部から外側に向かって伸ばしていきます。
中指と人差し指を使い、第二関節くらいまで肌に密着するようにして伸ばすと均一になりやすくなります。
次に顎の下のCCクリームを伸ばします。
顎だけでなく、首の方まで伸ばしていくようにしましょう。
そうすることによって首と顔の色が馴染み、違和感がなくなります。
その次は額です。
額の中央から生え際に向かってCCクリームを伸ばしましょう。
生え際の部分は生え際に沿って細かく伸ばしましょう。
そうすることによって違和感がなくなります。
さらに、鼻筋のCCクリームを伸ばします。
鼻筋と小鼻を上から下へと向かって伸ばします。
丁寧の塗り広げることでヨレや化粧崩れを防ぎます。
そして、指に残ったCCクリームをまぶたと目の際に塗ります。
この部分はとてもよく動く場所です。
厚く塗ると化粧崩れをしやすくなるので薄めに塗る
仕上げにスポンジを使います
指を使ってCCクリームを伸ばしたら、今度はスポンジを使います。
スポンジを使うことによってCCクリームが肌にしっかりと密着します。
そうすると化粧崩れや皮脂が浮いてしまうことを防いでくれます。
スポンジは角の部分を使って小鼻や口周りなどのなど細かい部分はとくに丁寧に押さえておきます。
スポンジは清潔なものを使いましょう。
使い捨てのものか、こまめに洗うことを心がけましょう。
CCクリームの上に乗せるもの
CCクリームを塗り終わったら最後にファンデーションを塗りましょう。
軽めの化粧で済ませたい場合はファンデーションではなく、フェイスパウダーだけでもかまいません。
ナチュラルな印象になるので、気取った外出の予定のない人や若い人におすすめです。
反対にシミやくすみなどを目立たなくしたい場合はCCクリームとファンデーションだけでは弱い場合があります。
その場合はコンシーラーやBBクリームを使うのがおすすめです。
若い人はBBクリームを顔全体に塗ると重たく、厚化粧の雰囲気になってしまいますが、部分的に使うと肌の欠点を上手に隠してくれます。
CCクリームは化粧直しにも活躍
CCクリームは朝に化粧をするときに使うためだけのものではありません。
ポーチに入れておくと化粧直しの時にも大活躍してくれます。
化粧が崩れてしまったときにそのままファンデーションを重ね塗りしてしまってもさらなる化粧崩れを招いてしまい悲惨なことになるだけです。
まずは落ち着いてティッシュやスポンジなどで崩れてしまったファンデーションや浮いてしまった皮脂を押さえるようにして拭き取りましょう。
ゴシゴシとこすってしまってはいけません。
そして、その上に薄くCCクリームを乗せます。
パフやスポンジ、化粧筆などを使うのがおすすめです。
厚く塗ると再び化粧崩れをしやすくなるので、薄く均等に塗ることを心がけるのがポイントです。
そして、シミや赤みなどが気になる場合はその上にコンシーラーを薄めに乗せましょう。
仕上げにパウダーを軽くはたきます。
ファンデーションよりもパウダーのほうが化粧崩れを防げます。
皮脂を吸収し、てかりにくいノーカラーのものがおすすめです。
外出先では化粧が崩れたからといって、全部をオフしてスキンケアから始めることは難しいです。
CCクリームとパウダーで軽く仕上げましょう。
まとめ
CCクリームは上手に使いこなすことでナチュラルに綺麗な肌を演出することができます。
しかし、ただ塗ればよいというわけではありません。
充分にスキンケアをして、薄くむらなく広げて、その上にファンデーションを塗ることでCCクリームの魅力を引き出すことができます。
また、化粧直しとしてもとても使い勝手がよいのでポーチに入れておくと便利です。