【2022年】私が絶対おすすめするマザーボードランキングベスト8
マザーボードを買おうと思っても種類が多くて結局どれがいいかわからないことありますよね。
買い替えで最新マザーボードを調べまくりましたので、その結果とこれまでのPC自作経験を踏まえ、今買うべきおすすめマザーボードをランキング形式でご紹介します。
目次
- 第1位 「ASRock AMD Ryzen AM4 対応 B450 チップセット搭載」
- 第2位 「ASUS Intel H370 搭載 マザーボード LGA1151対応」
- 第3位 「ASUS Intel® Z390搭載 LGA1151対応」
- 第4位 「ASUS Intel Z370搭載 マザーボード LGA1151対応 TUF Z370-PLUS」
- 第5位 「ASUSTeK Intel H170搭載マザーボード H170-PRO」
- 第6位 「MSI Intel Z170搭載マザーボード MB3574 Z170A GAMING PRO CARBON」
- 第7位 「ASUS Intel Z370搭載 LGA1151対応 ROG STRIX Z370-F」
- 第8位 「ASUSTeK Intel Z170搭載マザーボード Z170-PRO GAMING」
- マザーボードの選び方
- まとめ
- ゲーミングマザーボードとおすすめ商品
- ゲーミング?ATX?様々な種類があるマザーボードの違いとは?
- 音にこだわりたい人のマザーボードの選び方・出力機器
- マザーボードの値段の違いは性能と機能の違い
- マザーボードの人気メーカーはここ
- グラフィックボードはマザーボードと製造メーカーを統一する必要はあるか?
- マザーボードの故障と症状について
- 「ASUS Intel Z370搭載 LGA1151対応 ROG STRIX Z370-F」の詳細
- 「ASUS Intel Z370搭載 マザーボード LGA1151対応 TUF Z370-PLUS」の詳細
- 参考URL
第1位 「ASRock AMD Ryzen AM4 対応 B450 チップセット搭載」
「ASRock AMD Ryzen AM4 対応 B450 チップセット搭載」
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Ryzen3000対応のマザーボードです。
メモリースロットが4個,M.2スロットが2個あり拡張性も十分です。
チョークコイル部に飽和電流を最大3倍に向上させる「プレミアム60Aパワーチョーク」が採用されています。
第2位 「ASUS Intel H370 搭載 マザーボード LGA1151対応」
「ASUS Intel H370 搭載 マザーボード LGA1151対応」
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冷却と静音性を実現する柔軟なファンコントロールが可能で、しかもゲーミング用のGPU温度検知機能も搭載されています。
デュアルネイティブM.2だけでなく、NVMe PCIe RAIDにも対応しており、高速アクセス・高データ保全を実現しています。
複数のハードウェアプロテクション機能が組み合わされており、CPU等のハードウェアを保護してくれます。
第3位 「ASUS Intel® Z390搭載 LGA1151対応」
「ASUS Intel® Z390搭載 LGA1151対応」
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様々なチューニングが可能はZ390チップセット搭載マザーボードです。
ノイズを防ぐオーディオカバー、ニチコン製コンデンサ搭載など、高音質設計が重視されています。
電源コネクターが従来より厳しい仕様になっており、過熱やコネクタの故障を防止します。
第4位 「ASUS Intel Z370搭載 マザーボード LGA1151対応 TUF Z370-PLUS」
「ASUS Intel Z370搭載 マザーボード LGA1151対応 TUF Z370-PLUS」
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ミドルクラスの中でも比較的低価格寄りのマザーボードで、シンプルかつ堅牢な作りになっているのが特徴のマザーボードです。
ハードウェア面では比較的シンプルな構成になっており、安定性重視のシングルGPU向けのPCI-Eスロットに加えて、M.2スロットは2基、内1基はヒートシンクを搭載したものになっています。
ソフトウェア面では重要なポイントがしっかり押さえられた機能が用意されており、オンボードオーディオには自分がプレイするゲームの種類によって3つのプリセットを切り替えることが可能なカスタムモデルが採用されています。
また、オンボードLANの機能も充実しており、落雷や静電気からマザーボードを守るLANガード機能や、アプリケーション毎のパケット優先度を変更することで、ゲームの遅延を減らすTurbo LAN機能など、使いやすく便利な機能が充実しています。
信頼性重視のシンプルな構成のゲーミングPCを組みたい人や、出費を抑えつつ高性能なゲーミングPCが組みたい人におすすめのマザーボードです。
第5位 「ASUSTeK Intel H170搭載マザーボード H170-PRO」
「ASUSTeK Intel H170搭載 マザーボード H170-PRO」
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91件のカスタマーレビュー
とにかくコストパフォーマンス抜群です。
H170チップセットで動作も快適です。
BIOS画面が従来よりもグラフィカル画面になっていて直感的にわかりやすく、自作初心者でもパワーユーザでも使いやすくなっています。
LAN機能用静電気保護設計がされており、通常より2倍以上高い静電気にも耐えられます。
オーディオ回路のノイズ処理が強化され、よりクリアな音質を実現しています。
LGA1151対応
Intel Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron対応
Intel H170チップセット搭載
DDR4メモリ×4(最大64GB)対応
PCIe x16×2、PCIe x1×2、PCI×2
HDMI×1、DVI-D×1、D-Sub 15ピン×1
SATA 6Gb/s×6、SATA Express×1、M.2×1
USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0×6、USB 2.0×6
EPU(電力管理チップ)搭載
Fan Xpert 3搭載、USB高速充電機能搭載
低ノイズオーディオ機能搭載
ATXフォームファクター
第6位 「MSI Intel Z170搭載マザーボード MB3574 Z170A GAMING PRO CARBON」
「MSI Intel Z170搭載 ゲーミングマザーボード MB3574 Z170A GAMING PRO CARBON」
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44件のカスタマーレビュー
メモリの安定動作と性能向上を両立させたマザーボードです。
メモリ回路を独立させることで、電磁的干渉を抑えてるのが特徴です。
Intelと共同開発した通信技術「Interl i219 LAN」を採用しており、TCP、UDPのスループットを高めることで通信最適化されています。
その分CPUリソースを計算処理に集中投下でき、高FPSを実現しています。
MB3574 日本正規代理店品 保証期間1年
Intel Z170 Expressチップセット搭載 Intel第6世代Coreプロセッサ「Skylake」対応
1,680万色の発色をサポートするRGB LEDを装備 ATXフォームファクター
DDR4-3600 オーバークロックメモリに対応
基板補強用に接点を増強した「Steel Armor」を含む、PCI Express 3.0 x16スロットを3基搭載
3-way CrossFire及び2-way SLIの構築に対応
Turbo M.2スロット、SATA Expressを装備
第7位 「ASUS Intel Z370搭載 LGA1151対応 ROG STRIX Z370-F」
「ASUS Intel Z370搭載 LGA1151対応 ROG STRIX Z370-F」
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Intelの第8世代CPUに対応したゲーム用に特化されたマザーボードで、ゲームを快適にプレイするための機能、重量級のグラボにも耐えられる補強済みのPCI-Eスロットや、読み込み速度の速いM.2を複数搭載している点が特徴になっていますグラボを取り付けることになる事が多いPCI-Eスロットには補強済みのものが2基搭載され、安定性重視のシングル構成だけでなく、スペック重視のSLIやCrossFireなどにも対応しています。
ストレージは通常のSATAポートの他に2基のM.2スロットが用意されており、読み込み速度の速いM.2 SSDを利用した快適なゲームプレイや素早いOSの立ち上がりが可能な他、M.2 SSDの弱点である発熱の多さをフォローするためのヒートシンクが搭載されているため、より安定した動作が可能になっています。
これら以外の機能に関しても全体的にオンボード機能が充実していて、LANやオーディオといったオンボード機能に関しても高品質な物が使用されているため、後付けのデバイスを使用することなく、充実した機能を体験する事が可能です。
飛び抜けて目立った特徴こそないものの全ての機能が高水準でまとまっているため、ゲーミングマザー初挑戦の人におすすめのマザーボードです。
第8位 「ASUSTeK Intel Z170搭載マザーボード Z170-PRO GAMING」
「ASUSTeK Intel Z170搭載 ゲーミングマザーボード Z170-PRO GAMING」
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56件のカスタマーレビュー
ゲーム使用を想定して設計されマザーボードです。
特にオーディオと通信速度は強化されており、オーディオはアナログ回路とデジタル回路を分離し、オーディオ専用ニチコンコンデンサーを採用するなどオンボードでは最強です。
通信面では、ゲーム用通信を優先的に送受信することや、静電気対応を強化することで、タイムラグなくネットワークゲームを楽しめます。
フォームファクタ:ATX Form Factor (30.5cm x 24.4cm)
ソケット:LGA1151(第6世代Core i7/i5/i3/Pentium/Celeron)
チップセット:Intel Z170 Express Chipset
メモリ:4×DIMM DDR4 3400(O.C)~2400(O.C)/2133)(最大64GB)
拡張スロット:PCIe 3.0 x16×3(1本はmax x4mode), PCI E 2.0 x1×3
映像出力:HDMI , DisplayPort , DVI , D-sub
LAN: 1 x LAN (RJ45) port
マザーボードの選び方
最近は自作PCでもBTOでも一昔前と比べ、PCのパーツの成長が鈍化し、PC本体の寿命が長くなってきたといえるのではないでしょうか。
自作をする人でもBTOでPCを買う人でも、ここ数年はせいぜい、HDDをSSDに換装しただけ。
とかメモリを増設しただけ、というような人も多いと思います。
今回は久々に自作する人や、これから初めてパソコンを自作してみたいと思ってる人向けに最近のマザーボードの選び方などを説明していきたいと思います。
マザーボードには大きく分けて2種類
これはド定番ですね。
昔から変わりません。
インテルCPUを搭載するマザーボードとAMDのCPUを搭載するマザーボード。
大きくわけちゃうとこの2種類ですね。
これは今も変わってないので、マザボ買い替えの人は自分の使いたいCPU、もしくはいま使ってるCPUがインテルなのか、AMDなのかでマザーボードを選ぶ必要があります。
パソコンの自作って初めてなんだけどインテル用とAMD用のどっちのマザーボードを買ったらいいの?
これから初めて自作PC(BTO含む)を組もうという人にはインテル用のマザーボードをおすすめしておきたいと思います。
一昔前であればAMDのCPUのほうが性能がよかったり消費電力が少なかったり、とメリットも多かったのですが、最近では性能も消費電力もインテルが優れてるものが多くなりました。
また、その結果CPU市場はインテルが優勢になったため、インテル用のマザーボードが数多く発売されています。
その結果、パソコンに重要な相性問題をクリアする上でも、インテル用のマザーボードのほうが他のパーツ(メモリやグラフィックボード)との相性問題を起こしにくいようになっています。
なので、これからパソコンを組もうという人にはインテル用のマザーボードをおすすめしたいと思います。
マザーボードってそもそもなに?
マザーボードってそもそもなんなのか?
自分でパソコンを組む人以外に説明できる人は少ないのではないでしょうか?
自分でパソコンを組む人は『母艦』というような隠語を使うくらいなのでマザーボードというのはパソコンの根幹となるものなのです。
マザーボードという全体のパーツをつなげる装置により、CPUやグラフィックボード、メモリ、各種USB端末、電源との接続を行うことができるようになり、パソコンとして機能するようになります。
家で言うところの基礎、パソコンでいえば土台となるものがマザーボードといえるでしょう。
マザーボードの価格帯による違い
マザーボードは土台だといいましたが、ではどの価格帯のマザーボードがおすすめなのでしょうか。
マザーボードと一口にいっても様々な値段のマザーボードが存在します。
1万円を切るマザーボードから3万円を超えるマザーボードまでありますがその違いはいったいなんでしょうか。
安いマザーボードにはインターフェイスが少ないことが多い、というのがまず挙げられるでしょう。
USBスロットが少なかったり、SATA(シリアルエーティーエー)のポートが少なかったり、グラフィックボードを挿せるスロットが一つしかなかったりしあmす。
逆に高いマザーボードにはUSBスロットが10ついているものもありますし、SATAのポートが6つほどついているものもあります。
当然、これらのインターフェイスは多ければ多いほど、拡張性がありますが、逆に大型化し易いという欠点もあるので、自分に必要なスペックはなにか?を見極めてマザーボードをえらぶといいでしょう。
マザーボードの選び方まとめ
マザーボードを選ぶのは根幹となるパーツなので決めるまで時間がかかりますよね。
特に、初めて自分でパソコンを組もうという人は「あれもやりたい、これもやりたい」とハイスペックなマザーボードを選ぶ傾向にあると思います。
もちろん、拡張性を重視してマザーボードを選ぶのは選択肢の一つとしてありなのですが、果たして本当に自分が使いたい用途なのか?を考えて選ぶことをおすすめします。
ハイスペックな性能を要求されるゲームをあまりやらないのに、グラフィックボードを2枚挿せるマザーボードを買ってもおそらくグラフィックボードを2枚挿すことはないのではないでしょうか?
そのようなことも考えながら自分の好みでパーツを選んでいく自作というのは楽しいものです。
一番根幹となるマザーボード選びは慎重に選びつつも自分のやりたいことを盛り込むことのできるマザーボードを選ぶことをおすすめします。
まとめ
マザーボードにも様々な種類があります。ぜひ各マザーボードの詳細を見ていただき、ご自身に合ったマザーボードを見つけていただければと思います。
また、本ランキングはあくまでも一個人の主観になりますのでご了承ください。
ゲーミングマザーボードとおすすめ商品
ゲーミング向けのPCパーツ=高性能で高価格、手が出しにくいというイメージがあります。
中でもマザーボードは、ゲームをやらない人にとっては時に「なんでもいいや」となってしまうもの。
それゆえ、いざゲーミングマシンを改良・新規構築しようというときに、どれにするか迷いがちです。
ここでは、ゲーミングマザーボードのススメと一押し商品のご紹介をさせていただきます。
ゲーミングマザーボードの需要とは?
有名なPCパーツ各社から「ゲーミングモデル」と銘打った商品がいくつも発売されている昨今。
お値段も1万円台~4万円超えと、その選択肢は広がるばかりです。
そもそも、ゲーミングマザーボードが向いている自作orカスタマイズマシンユーザーとは、どんな人たちでしょうか?
高負荷の処理を多く行うユーザーにおすすめ
ゲーミングマザーボードの良し悪しを最後に決めるのは、「どれほどの高負荷に耐えうるか?」という要件です。
PC上で行う、ゲーム以外の高負荷処理と言えば、実は様々あります。
・動画録画や撮影、編集
・DTM
・イラストや漫画、アニメ作成…
こういった作業をメインで行いたいかたは、ゲーミングマザーボードを選んでもよいのではないでしょうか?
ゲーミングマザーボードの要件
ゲーミングマザーボードの定義について、ここで改めて確認してみましょう。
冷却性能に特化したヒートシンク・トップフロー
高負荷作業を長時間行った場合、それに比例してPCケース内温度も上がります。
そこで、マザーボード本体の温度を冷やすための機構を、各メーカーの工夫や技術を以て改良してあるのが第一の特徴です。
高性能なチップセット
CPUソケットの周りに搭載されているチップセットという部分が、マザーボードの司令塔にあたり、機能のほぼすべてを決めています。
つまり、このチップセットというものが高性能であれば、それだけマザーボードの機能性・拡張性が上がるということです。
ここで、市場で主流のIntel製チップセットで最新・高性能のものを比較してみます。
対応するCPUは、「skylake」、CPUソケットはLGA1151という第9世代のものです。
Z170
ここに紹介するチップセットのなかで、唯一CPUオーバークロックに対応しているチップセット。
搭載メモリスロット・容量とUSBポート数、PCIExpressの最大レーン・ポート数も最新世代の中では最大です。
ディスプレイも3台まで増設可能。
まさにゲーミングマザーボードにぴったりな、ハイエンドチップセットです。
H170
Z170に次ぐ性能で、USBポート数・PCIExpress最大レーン/ポート数のみやや少なくなります。
ゲーミングマザーボードの搭載チップセットのなかでは、コストパフォーマンスが適切といえるのではないでしょうか。
こんな人にもゲーミングマザーボードがおすすめ
前述でもマザーボードの需要について述べていましたが、ゲーミングマザーボードがおすすめの理由はほかにもあります。
ずばり「LEDなどの装飾で、稼働時の見た目が豪華な種類が多い」こと。
自作パソコンマニアにとっては、配線・PCケースの見た目・稼働時のPC内の美しさも気になることでしょう。
ハイエンドマシンを組んだときの充実感も増し、気分を盛り上げてくれること間違いなしです。
実際に稼働したときの動画なども多く公開されているので、それを視聴して気分に浸ってみるのもよいのではないでしょうか。
ASUSの人気モデル―MAXIMUS
台湾発・安価で性能も安定した人気メーカー。
日本語マニュアルが付属しているので、取扱いも安心です。
MAXIMUSシリーズとは
ゲーミングモデルとの定義ではなく、ハイエンドPCすべてを対象としたラインナップ。
アマゾンでは2~5万円で、シリーズ展開は性能にあわせて3種類ほどあります。
特徴としては、
・オーバークロックを直接ハードウェアから制御できる
・メモリの最大搭載数が大きい
・冷却性能が極めて高い
こういった点にあります。
全てのハイエンドPCユーザーにおすすめの一品。
MSIの人気モデル―GAMINGPRO
国内メーカーで、多数のゲーミングマザーボードを制作している有名メーカー。
LED搭載で稼働時に見た目あざやか・Intelとの共同開発で実現した高性能LANなどが特徴です。
GAMINGPROシリーズとは
アマゾンでも1万切り~2万円台前半と、とにかくハイエンドマザーボードとしては安価なシリーズです。
それでありながら、遅延の少ないGAMING LAN、独自開発の高音質オンボードサウンド、ゲームごとに伝送速度を最適化する独自機能などを備えた、極めてパフォーマンスの良い製品です。
ゲーマーで手軽にマザーボードを新規購入・交換するなら、最優先でご検討してみてもよいでしょう。
GIGABYTEの人気モデル―Ultra Gaming
ASUSと同じく台湾のメーカーで、日本語マニュアルつきの初心者~上級者まで誰でも取り扱い可能な製品を打ち出しているメーカーです。
Ultra Gaming
同メーカーから打ち出されている数あるゲーミングマザーボードでこれをおすすめする理由は、何といっても「コストパフォーマンス」。
アマゾンで2万円台前半と、ハイエンドモデルとしては安価な価格ながら、メーカー独自の下記の性能を備えています。
・水冷/空冷の各冷却システムに制御方法を最適化するシステム
・耐久性を追求し、高寿命を実現するコンデンサ
・USBやハードディスクとの高伝送速度
長く愛用したいかたにはもってこいの製品です。
自作パソコン初心者のかた・パソコンカスタマイズは初めてという方にもおすすめできます。
ASRockの人気モデル―Fatal1ty X99
こちらも台湾を本拠地とする有名メーカーのひとつです。
ビジネス~ハイエンド向けのシンプルなマザーボード中心に、コストパフォーマンス重視の製品を多数打ち出しているメーカーです。
Fatal1ty X99 Professional Gaming i7
価格はアマゾンでは2万円台半ばながら、特にFPSゲーマーには嬉しい下記特徴を持っています。
・応答速度に特化した、専用マウスポート搭載
・グラフィックカードを取り付けやすく、信号を強化する特殊なスロット
・SLIブリッジ付属で、簡単にグラフィックカード2枚差しを試すことが出来る
さらには、Bluetooth・Wi-Fiなどの無線機能も標準で備えており、マザーボードの多機能性を求めるかたにもぴったりな製品となっています。
意外と知られていない?隠れ人気メーカー
Supermicro
アメリカに本社を持つ、ハイエンド向けのPCパーツを中心に制作しているメーカーです。
特徴的なのが、PCIExpressスロットの変則的な配置。
CPUスロットに近い位置にランダムに配置されており、新規にマシンを組むときは苦心するかもしれません。
しかし、技術は一級。
1992年から操業の伝統的なメーカーで、サウンド周りや基板上の信号伝送速度に関しては、どのメーカーにも負けません。
残念ながら日本語マニュアルは付属しておらず、公式サイトでも英語での商品説明となっていますが、マシン作成上級者のみなさんは検討してみてはいかがでしょうか。
Albatron
中国発のメーカーで、GIGABYTEとも連携をとって商品開発をしています。
日本では玄人志向が輸入代行しており、流通数は決して多いとは言えません。
ハイエンドマシン向けのマザーボード開発にも積極的で、最新技術の取り入れにも意欲を示しているメーカーです。
2016年現在、玄人志向公式サイトでは入手不可となっていますが、新商品が入荷した際は注目してみてもよいのではないでしょうか。
ゲーミングマザーボードとおすすめ商品まとめ
高負荷に耐え、あらゆる処理速度の上昇を高めるハイエンドパーツ・ゲーミングマザーボード。
すべての自作・カスタマイズマシンユーザーにとって、あらゆる角度から満足を与えてくれます。
ここではゲーミングマザーボードの利点やおすすめメーカーを紹介させていただきましたが、心動かされるものがあれば、是非一度商品ページなどを参照してご検討されることをおすすめします。
ゲーミング?ATX?様々な種類があるマザーボードの違いとは?
PCショップやHPでマザーボードを調べると様々な種類の製品があるかと思います。
製品名にゲーミングと題されたものや、そうでないもの、フォームファクタやチップセットなど聞きなれないワードも少なくないかと思います。
こうしたワードを知っておくだけでも自分の用途に合っているものや、使えるもの、使えないものの区別がつきやすくなるため便利になります。
今回はそうしたマザーボードの細かな違いについてまとめました。
フォームファクタって何?
フォームファクタは、全てのマザーボードに関連したワードです。
これはマザーボードの基板サイズを指定しているもので、ここを確認することで「そのマザーボードの大体のサイズ」が判別することが出来ます。
PCケースによってはサイズの合わないフォームファクタもあるため、各種端子の数以外にこういったサイズ面のチェックも非常に重要なポイントです。
自作PCで現在よく使われるのは、以下のフォームファクタです(カッコ内は大体のサイズ)。
●一般的なサイズのATX(305mm×244mm)・ATXを小型化したMicro-ATX(244mm×244mm)・モバイルPCなどに利用されるMini-ITX(170mm×170mm)の3種類が多いです。
自作PCを組む場合には人気のフォームファクタがATXで、製品としても一番種類が多いです。
MicroATXやMini-ITXは小型で場所を取らないため、サブPCや軽作業向けPCとして組む場合にも重宝されます。
以前は小ささ重視でスペック面がで気になる点も多かったMicroATXやMini-ITXですが、最近はATX顔負けの拡張性を持っている製品もあります。
チップセットって何?
チップセットは、マザーボードに搭載されている半導体チップの集まりで、マザーボードに接続された各種ハードウェアとCPUとの間で情報の受け渡しなどを行う役割があります。
チップセットは交換する事も出来ないため、チップセットの性能=マザーボードの性能という見方も出来ますが、マザーボードは拡張性や機能性といった面を重要視するという人も多いです。
そのため、一概にチップセットが高性能だから良いマザーボード、という訳ではありません。
しかし、チップセットによって使用できるCPUと使用できないCPUとが存在するため、チップセットは「どのCPUが使えるのか?」という点を気にするユーザーは少なくありません。
多くの場合、マザーボードの製造メーカー(ASUSやMSIなど)によって、各マザーボードごとに使用可能なCPUが記載されているため、購入時にはしっかりとチェックするのが無難です。
現時点でおすすめのチップセットは安価かつ安定しているIntel系のH170やZ170チップセットが対応パーツも多くおすすめです。
オンボードグラフィックって何?
オンボードグラフィックは、マザーボードやチップセット、CPUなどに映像出力用のGPUを搭載、統合した機能の名称です。
この機能を搭載している場合、グラフィックボードの有無に関係なく、ディスプレイに映像を出力することが出来ます。
以前はマザーボード上に単体のグラフィックスチップを搭載する形でしたが、最近ではチップセットに統合したものや、CPUにGPUを統合したものなどが普及しています。
ちなみに後者の場合、CPUに搭載されているため明らかに「オンボード」ではないのですが、慣例的にオンボードと呼称されています。
オンボードグラフィックの特徴は以下のようなものがあります。
●省スペース・低コスト・非力・出力端子の種類が限られやすい等の特徴があります。
省スペースかつ低コストという点から主にメールや文書作成、ネットサーフィンといった軽作業をメインに行うPC向けの機能です。
ゲーミングマザーって何?
ゲーミングマザーは、マザーボードの中でもゲーム用途向けに特徴づけられた製品の俗称です。
基本的には、通常のマザーボードと比べてコンデンサーに高品質な物を採用しているものや、高性能なオンボードサウンドを搭載しているもの、拡張性や機能性を向上させたもの等があります。
また、多くの製品でSLIやCrossFireといった機能を利用しやすいようにスロットの配置を工夫されています。
性能面以外では、通常のマザーボードと比べて各社様々なカラーリングのヒートシンクを搭載していたり、内蔵したLEDで発光したりと視覚的な面でも変更が加えられている事が多いです。
また、ゲーミングマザーはコアなユーザー向けという方向性が強いため、一般的な範囲でのゲームプレイには必要無いことが多いです。
一般的な範囲でゲームを楽しみたい場合、ゲーミングマザー導入にかかるコストをそのままグラフィックボードに回した方が良いとされることが多いため、必ずしもゲーム用途であればゲーミングマザーに優位性がある、という訳ではありません。
PCI-Express 2.0や3.0の違いって何?
メーカーHPや購入時に同封されている仕様書などをチェックしてみると、同じPCI-Expressでも「2.0」や「3.0」といったものがあるかと思います。
この数字はPCI-Expressの世代のようなもので、この数字が大きくなるほど転送速度が速くなります。
例えば、PCI-Express 3.0は理論上2.0の倍近い転送速度を持っています。
これらには互換性があり、世代の異なるもの同士でも特別な操作無しにそのまま利用することが可能です。
ただし、世代が異なる場合には「転送速度の遅い方に合わせる」という仕組みになっているため、最大速度で利用するためには3.0のスロットに3.0に対応したデバイスを取り付ける必要があります。
ゲーム用途の場合、PCI-Expressにはグラフィックボードを取り付けることが多いかと思いますが、基本的に2.0と3.0で変化するのはベンチマークのスコア程度で、実プレイではそれほど大きな差を体感することはないため、現時点ではあまり気にする必要はありません。
メモリのDDR3やDDR4って何?
DDR3、DDR4のいずれもメモリの規格の名称です。
外見は非常に似ていますが、端子の数や切り欠きの位置が異なっており、互換性もありません。
ちなみに、性能面ではDDR4のほうが優秀(DDR3の倍近いデータ転送速度、低消費電力など)で、現在のマザーボードの多くはDDR4に対応しています。
DDR3はDDR4と比べるとデータの転送速度などで劣っている規格ではありますが、実用面で不便に感じるほどの性能差は無いことや、旧来のCPUで使用する事もあり、現在も製造、販売が継続されています。
2017年1月時点で、DDR4メモリが使用可能なマザーボードはIntelの第6世代以降のCPUでサポートされているのみで、AMDのCPUではサポートしていません。
M.2 SSDとは?
新しい接続規格である、M.2に対応したSSDです。
接続方法自体は全く新しい規格を使用していますが、データのやり取りには旧来の技術を使用しているのが特徴です。
データ転送方法の主流は「SATA 3.0」と「PCI-Express 3.0」の2種類があります。
前者はあくまでもSATAの延長といった感じで転送速度も上限ギリギリですが、後者は、SATA3よりも高速なPCI-Express 3.0の技術を使用しているため、更に高速の転送が可能になっています。
数字の上では、非常に高速なため一見すると「良さそう」に見えるM.2 SSDですが、通常のSATA 3.0に接続したSSDでもHDDと比べると非常に速いため、体感で差を感じ取れることは稀です。
また、導入コストも下がってきてはいるもののまだまだ高くSATA接続のSSDと比べると手が出しにくいという点もネックです。
とはいえ、今後、更に安くなる可能性は十分あるため、現時点でM.2スロットを持つマザーボードを選んでおき、後日導入する、という方法もおすすめです。
以上の点を踏まえた上でのおすすめマザーボード「ASRock H170 Pro4」
どんなマザーボードにすればいいのか迷ってしまっているなら、ASRockのマザーボード「H170 Pro4」がおすすめです。
実売1万円前後と低価格でありながら、一般的に必要なレベルのソケット類はほぼ揃っています。
M.2ソケットも搭載されているため、今後M.2 SSDを導入する予定のある人にもおすすめのマザーボードです。
それ以外に、オンボードグラフィックが搭載されているため「とりあえずオンボードグラフィックを使って、必要に応じてグラフィックボードを増設する」といった方法が取れるため、用途がまだ定まっていない人にもおすすめのマザーボードです。
ゲーミング?ATX?様々な種類があるマザーボードの違いとは?まとめ
マザーボードには様々な種類があるため自分のPCに合ったものを見つけるのが難しい印象がありますが、それぞれのバススロットや規格について覚えてしまうと意外と簡単に見分けられるようになります。
マザーボードごとの特徴を理解しておくと、購入時に無駄なコストをかけてしまう事も防げるため、専門的な範囲とまではいかなくても規格の種類などについて多少知識を仕入れておくのもおすすめです。
音にこだわりたい人のマザーボードの選び方・出力機器
音楽配信サービスの普及に伴い、PCオーディオの環境を見直す方が増えてきました。
ここでひとつ問題になるのが、音声出力の根源となるマザーボード。
本文中にも記載しますが、最近のマザーボードの性能向上は目覚ましく、よりよい環境を追求するにはとてもよい状況になっています。
そこで、マザーボード選びのお話しから出力機器にまで飛躍して、詳しく解説していきたいと思います。
オンボードの音質は向上している
ほんの数年前まで、ピュアオーディオ・高音質環境を求める界隈では禁忌とされていたPCオーディオ。
しかし、近年は大手メーカーから独自の高音質テクノロジーを使った製品が多数出ており、直接出力デバイスを繋いでも快適なサウンド環境が実現できるようになりつつあります。
コストパフォーマンス重視で高音質を手に入れたいなら、まずはマザーボードからと言っても過言ではないでしょう。
とはいえ、目的別に製品を選びたいもの。
以下には、ご使用のアンプ・DAC機器なども併せて、まずはおすすめの選び方から紹介したいと思います。
何を基準にマザーボードを選ぶべきか?
シンプルな構成にしたい
アクティブスピーカーをマザーボードに直つなぎする等、オーディオ初心者でも簡単にできるシンプルな構成を目指すのであれば、下記に注目すべきでしょう。
1.ノイズ除去の機能を備えている
マザーボードからのノイズ問題は、テクノロジーの進化した昨今の製品でもまだまだ存在するため、そういった技術に着目している製品を選ぶと吉です。
2.アナログ端子以外に、光デジタル端子やHDMI出力端子を備えている
単純にスピーカーの選択肢が広がるばかりでなく、光デジタル端子であればマザーボード独自の高音質ドライバが使用できるものも多くあります。
外部接続機器を使ってより音質にこだわりたい
マザーボードから出るデジタル音源を、USB-DACでアナログに変換・スピーカーに出力するのが基本的な構成となります。
つまり、USB端子を一つ塞いでしまうため、同時に多くのUSB機器を同時に使用される場合は、なるべくマザーボード側の端子の多い製品を選ぶとよいでしょう。
多チャンネル出力をしたい
パソコンでの動画鑑賞を想定して、多チャンネルでの出力をしたい方も少なくないと存じます。
意外にも選択肢にはいるのが、「ゲーミングマザーボード」。
オンボードからの直接出力でも5.1chまたは7.1chに対応している製品が多く、このときのノイズ低減機能にもこだわりの技術が施されています。
もちろん、USB-DACを使っての出力の場合も、USB端子間でのノイズ干渉や伝送速度の影響などを抑えているところに特徴があるため、「ゲーム向け」と明示されている製品は着目に値するでしょう。
アクティブスピーカーの選び方
少し本題からそれますが、シンプルな構成をご希望のかたにおすすめな「アクティブスピーカー」。
多くの製品がアンプを内蔵し、それひとつでボリューミーな音を出すことが出来ます。
マザーボードの音質が良ければ直つなぎでも楽しめますし、USB-DACを挟んでの音質も非常に期待できる種のものです。
有名メーカーでは、
・BOSE
・オンキヨー
などがPC用オーディオ機器を多く打ち出ししていますが、「マザーボードからの直つなぎはどうしてもノイズが気になる」…というかたは、接続方法そのものを見直してもよいでしょう。
そう、無線です。
マザーボード本体にBluetoothが内蔵されている場合、そこに接続できる対応アクティブスピーカーを選べば、パソコン本体内で発生するノイズなどの干渉を受けずに音を聴くことができます。
USB-DACとの相性
デジタル音源をアナログに変換するための装置であるUSB-DACは、その多くがUSB2.0という規格を想定してつくられています。
そのため、マザーボード本体に上記規格のUSB端子が豊富にあるものを選ぶとよいでしょう。
ここで本題の「相性」という点ですが、実のところ、USB-DAC使用の場合はマザーボード本体の品質・音の性能の影響はほとんど受けません。
もし仮に問題を感じる場合は、こういった点に気を付けるとよいでしょう。
・USBケーブルをなるべく短くする。
・マザーボードに接続している他の機器からの音に注意し、BIOSからファンを制御してなるべく静かにしておく。
ほんのこれだけで、ほとんど問題を感じずにオーディオ構成をすることができます。
ヘッドホンメインのかたへのおすすめ構成
手持ちのヘッドホンですぐにいい音を聴きたいという場合には、アクティブスピーカーを直接オンボードに接続する場合とほとんど変わらない想定でかまいません。
ですが、もしどうしてもノイズが気になる・重低音に拘りたい…という場合には、予算別にはなりますがヘッドホンアンプ・サウンドカードのいずれかを検討するとよいでしょう。
サウンドカードの場合、1万円以下の低価格であれば、製品によっては逆にノイズがでてしまうことがあります。
予算が確保できるのであれば、ヘッドホンアンプで音をボリュームアップしてあげるほうが音質向上の実感が沸くでしょう。
ヘッドホンアンプであれば、もちろん外部接続できる製品ですし、取り回しも非常に楽です。
ハイレゾ音源を堪能したい!
アナログ端子での出力では、ハイレゾは聴けない
近年発売しているマザーボードの大半が、2万円台と低価格のものでも、ハイレゾと呼ばれる基準の音源再生に対応しています。
つまり、マザーボード選びについては簡単なのですが、問題はスピーカー側の対応状況でしょう。
結論から言うと、アナログ端子で直接スピーカーから再生する場合、ハイレゾ音源に含まれる細かな音まで再生しきれません。
接続の時点で音質が劣化してしまうのです。
ここでやはり問題になるのが、やはりUSB-DACの有無。
そもそもの「マザーボードからのアナログ接続」というところから見直し、USB経由で劣化を防いでくれる高性能なものが必要になってきます。
コスパの良いハイレゾ再生環境とは
ハイレゾ対応のUSB-DAC・アンプ・スピーカーとこまごまそろえるのは、大変なこと。
こういったものを全て一体化したPC用コンポは存在しますが、5~10万円と高価になります。
ここで確認したいのが、マザーボードに「光デジタル端子」と呼ばれるものが存在するかどうか。
マザーボードから購入する場合は、これの有するものを選ぶと、スピーカー選びの幅が広がります。
光デジタル端子で出力される音は、マザーボードに付属している出力ドライバが最適化・音の劣化を防止してくれるため、簡単な作りのUSB-DACでも音質を維持が可能です。
つまり、光デジタル端子接続であれば、DACと一体型のスピーカーでも低コストで生産できる、イコール安く手に入るということになります。
実際にオンキヨーからも2万円台から製品を発売しているので、最新の光デジタル端子つきマザーボードをお持ちの方にとっては朗報でしょう。
マザーボードが原因の音のトラブル
音の割れ・ノイズ・飛びなどさまざまトラブルはありますが、よく知られている「トラブルの起こりやすい環境」を紹介していきます。
マイク機能付きのイヤホン・ヘッドホンなどの使用
マイクとヘッドホンで端子が分かれていないものについては、特に注意が必要です。
音声入力機能つきの出力機器は、出力方向とは逆の入力ももちろん入ってしまうため、前述したあらゆるトラブルの原因になります。
スピーカー・ヘッドホン・イヤホンのすべてにおいて、最低でも入出力の端子が分かれているものを選びましょう。
USB接続タイプのスピーカーについて
前述でもありましたが、現在販売されている多くのスピーカー・USB-DACは、USB2.0という規格に最適化されています。
お使いのマザーボードの接続端子をよく確認して、なるべく規格のあう接続口につなぐようにしましょう。
規格としてはUSB3.0のほうが最新で、搭載しているマザーボードの多くが利用を推奨していますが、音声出力機器の場合はこうした規格違いが音質の劣化・トラブルに結びつきやすくなっています。
音にこだわりたい人のマザーボードの選び方・出力機器まとめ
オーディオの品質は、こだわればこだわるほどコストがかかり、それは青天井とも言われています。
しかし、最新のマザーボードをチョイスしたり、出力方法や機器の選び方にある程度の基準を置くことで、納得できる環境を構築するのは存外に安く済むことも。
PCオーディオに関心を持ち始めた人にも、何を基準に音周りの環境を整えればいいのかわからない…という人にも、記載した内容が一役買えばと思います。
マザーボードの値段の違いは性能と機能の違い
マザーボードってけっこう値段に違いがありますよね。
7千円くらいで買えるものから、6万円・7万円なんて高額のものまであります。
パソコンショップでは1万円・2万円台のマザーボードの品揃えが豊富ですが、マザーボードのどのような違いが値段の違いに反映しているのか、確認してみましょう。
マザーボードはパソコンで最も重要な部品なので、その機能を理解して選択することが大切です。
ユーザーの多様なニーズに合わせるために豊富なマザーボードがラインアップ
CPUやメモリー・HDD・SSD・電源をはじめキーボード・マウスやスピーカーまで、パソコンのパーツはすべてマザーボードに接続されます。
つまりマザーボードはパソコン全体を制御する最も重要な部品です。
そのためパソコンを利用する人の様々なニーズに応えるために多彩なマザーボードがメーカーからラインアップされています。
とりあえずインターネットが閲覧できてオフィスソフトで仕事ができれば良いという人はそれほど高機能でなくてもいいから低価格のパソコンを求める人が多いと思います。
最新の3Dゲームを快適に楽しみたいというゲーマーはCPUの処理能力や描画能力、そしてサウンド・LAN機能などに高い性能を求めます。
また機械としてのパソコンそのものを趣味として、CPUのオーバークロッキングの限界に挑むオーバークロッカーには、オーバークロック機能が豊富でオーバークロック耐性の高いマザーボードがおすすめです。
パソコンの性能を決定するマザーボードの中核チップセット
マザーボードは多様な機能を持っていますが、そのマザーボードの部品でもっとも中核的な役割を果たすのがチップセットです。
チップセットはパソコンのパーツ間のデータのやりとりをコントロールする部品で、使用できるCPUの種類ももこのチップセットによって決まります。
またHDD・SSDを接続するSATA、拡張スロットのPCI,そしてUSBの規格などもチップセットによって決まってきます。
新しい規格ほど転送速度が早くなっているので、最新のチップセットほど処理能力が高くなっています。
マザーボードで低価格なものは型落ちのチップセットや低性能のチップセットを使っていることが多くなっています。
高価なマザーボードは最新の高性能のチップセットを搭載しているので、CPUをはじめUSB・SATAなども最新規格に対応しており全体的な処理能力が高くなっています。
このようなことがマザーボードの値段の違いとして表れてきます。
値段によって差異が生じる付加・拡張機能
チップセットといった中核的な機能の他に付加・拡張機能もマザーボードの値段によって違いができます。
マザーボードは大きさ・形状によってATX・MicroATX・MiniITXなどの規格があります。
標準的なATXは拡張スロットが7基、MicroATXは4基、MiniITXは1基となっていて、大きなサイズのマザーボードほど拡張性が高くなっています。
ただし、省スペース性やコストパフォーマンスを重視する人には小さめなMicroATXをおすすめします。
またマザーボードのチップによって提供されるオンボード機能もマザーボードの値段によって異なってくるので注意が必要です。
おもなオンボード機能はサウンドやLAN機能です。
特にこだわりがない限り、値段の安いマザーボードでもこれらの機能を搭載するものが多くなっています。
グラフィックボードを使わずに内蔵のGPUから映像出力する場合は、映像出力端子の確認もしましょう。
主な映像出力端子はDsub15ピン・DVI-D・HDMI・DisplayPortなどです。
Dsub15ピンはよほど古いディスプレイを利用している人以外は利用する人が少なくなっています。
液晶テレビに接続して大画面でパソコンを利用したい人はHDMI端子があると便利です。
マザーボードの値段の違いは性能と機能の違いまとめ
以上のように、マザーボードも機能を絞り込んで安価な部品を使った価格重視のものから、高機能で、電源・コンデンサーといった部品にまで高性能で耐久性の高いものを使用したマザーボードまで様々な製品が取りそろえられています。
ご自分のパソコンの利用用途に応じて選択しましょう。
新品でも値段が5千円台のような激安マザーボードもありますが、初心者の人は避けたほうが賢明だと思います。
このようなマザーボードは古い規格に準じたものが多いので、将来的に性能の非力さからパソコン全体を買い替えなければならなくなることも少なくないからです。
CPUの性能やHDD容量を抑えても、予算をマザーボードに回したほうが安心です。
マザーボードの人気メーカーはここ
どのような製品にも人気メーカーはありますが、マザーボードについてもそれは同じことです。
かつてはASUS、GIGABYTE、MSIの3社で御三家といわれていましたが、現在ではこれにAsRockを加えた台湾の4社が、日本のマザーボード市場での人気メーカーといっていいでしょう。
それぞれのメーカーとマザーボードの特徴について、簡単に説明していきましょう。
ASUS
最近ではスマーフォトンやタブレット、パソコンなどでも名前を知られるようになりましたが、PC自作が趣味の人の間では知らない人はいないんじゃないかと思えるくらいの知名度を持っています。
実際、日本で販売されているマザーボードではトップシェアを誇っています。
マザーボードとしては、良くも悪くもソツがないというのが特徴です。
ただ、無難なだけに相性問題が少ないとされており、自作初心者にはASUSを勧めておけば間違いないといわれているほどです。
日本語マニュアルが付いてくるのも、初心者向きといわれるゆえんです。
あえてデメリットを挙げるならば、同レベルの性能だと、他のメーカーのマザーボードと比べて割高になってしまうことです。
GIGABYTE
日本ではASUSに次ぐシェアを持っています。
ASUSがどちらかというと無難な作りであるのに対し、GIGABYTEはやや挑戦的な製品が多いように見受けられます。
ASUSと比べると熱烈なファンが多いようで、自作するなら必ずGIGABYTEという人もいるほどです。
こちらもASUS同様、日本語マニュアルが付属しているので、初心者におすすめしても良いかもしれません。
ただ、すべての製品が挑戦的というわけではなく、基本的には「質実剛健」イメージのメーカーで、派手な製品は比較的少ない印象です。
それだけに、最近は他のメーカーに押され気味になっているように見受けられるのが寂しいところです。
ちなみにGIGABYTEの場合、同じ名前のマザーボードでもリビジョンによって内容が大きく違っているケースがあり、「リビジョン商法」として批判を受けることもあります。
MSI
MSIといえば赤いマザーボードという印象が強く、一見派手なメーカーのように思えますが、製品自体はオーソドックスで、悪く言えば特徴がないともいえます。
ただ、それはASUS同様、相性問題が起きにくいというメリットにもつながっています。
日本語マニュアルが付いていないため、あまり初心者向けのメーカーとはいえませんが、価格はASUSと比較すれば良心的です。
それでいて、日本製コンデンサーなど、質の高い部品を使っているとされているのもMSIの特徴です。
最近ではAsRockあたりの癖の強い製品に押されがちではありますが、赤いマザーボードじゃないとダメだという根強いファンはいるようで、あまり心配することはないのかもしれません。
AsRock
ASUSの子会社として設立された、比較的新しいメーカーです。
かつてはAsRockといえば「変態」と言われるほどユニークな商品が多いことで知られていました。
1つのマザーボードにDDR3とDDR4のメモリースロットが混在していたり、P67チップセットを使用しているのになぜかLGA1156のCPUが使用できたりといった具合です。
ただ、最近は比較的無難な製品が主流となっているようですが、少なくとも初心者向けとはいえないメーカーではあります。
AsRockのマザーボードは比較的安価なことで知られていますが、MSI同様に日本語マニュアルが付いてきません。
PC自作に慣れた人が、比較的安価に1台仕上げるときに使用するメーカーだと考えていいのではないでしょうか。
マザーボードの人気メーカーまとめ
日本におけるマザーボードの人気メーカー4社の特徴は、以上の通りです。
基本的にこの4社の製品ならば、どこを選んでもある程度満足の行く自作PCを組み立てられます。
あとはASUSならば無難とか、GIGABYTEならば作りが頑丈とか、MSIならいい部品を使用しているとか、AsRockならリーズナブルといったイメージで、好きなメーカーの製品を選ぶようにすればいいでしょう。
グラフィックボードはマザーボードと製造メーカーを統一する必要はあるか?
インターネットを用い、ネット動画の視聴やネットゲームのプレイをされる方の多くは、デスクトップパソコンを使用しています。
また、その多くは大容量の画像データを速やかに処理するため、グラフィックボードを後付けしています。
グラフィックボードについては、製造メーカーも数多く存在し、価格・性能の面において、購入される際に多くの方が悩まれていると思います。
一般的にマザーボードの場合は、メモリとの相性があり、メモリを購入する際はメーカーの選定に注意することがあります。
今回、グラフィックボードもマザーボードとメーカーを合わせる必要があるのか、説明したいと思います。
グラフィックボードの相性はそれほど気にする必要なし
基本的にマザーボボードを製造するメーカーの多くは、グラフィックボードも製造しています。
実際に、マザーボードとメモリの相性のように、マザーボードとグラフィックボードも相性があるかというと少なからずはあります。
同じメーカーであれば、既存のマザーボードと動作チェックを行い、相性を確認することがあります。
よく、メーカー動作チェックが確認されているグラフィックボードが販売されています。
しかし、全てのマザーボードとグラフィックボードの動作チェックが行われる訳ではなく、過去に販売し生産中止となったものまでは確認が不可能です。
メーカーが同じであれば、マザーボードやグラフィックボード自体の基本設計概念が同じため、グラフィックボードが動作しないなどといったことは少ないです。
相性が良ければグラフィックボードの性能を引き出しやすいだけで、大きなメリットとは言えないです。
メーカー同士の相性が合う・合わないは公開ベンチマークでも確認できる
また、他メーカー同士のマザーボードやグラフィックボードを組み合わせたとしても、相性がバッチリ合うものもあれば、全く合わずに動作どころか認識しないことがあります。
しかし、余程のことがなければ認識しないといった事象は少ないと考えます。
また、大手販売ショップなどは独自でベンチマークテストを行う際に、メーカーが異なるマザーボードとグラフィックボードを組み合わせています。
これにより、メーカー同士の相性が合う・合わないが、ある程度判断出来ると思います。
実際のところ、マザーボードの相性に合わせるためにグラフィックボードを同じメーカーで統一する必要はないと考えます。
同一メーカーで合わせた場合、相性が良かったとしても投資費用が高くなりえます。
安価で高性能なマザーボードやグラフィックボードをメーカにこだわらず、相性を重視すれば投資費用が少なくて済む可能性があります。
筆者の経験ではメーカーが違っても実害はない
筆者自身は、グラフィックボードを後付けする際にわざわざ同じメーカーを選定・購入していません。
グラフィックボードは、マザーボードに認識されればよく、メーカー同士などの相性は事前に調べています。
また、多少の相性が良い・悪いはグラフィックボード側のドライバにおいて、設定パラメーターを変更することで改善可能と思っています。
どんな工業製品においても、メーカーが異なり同等性能の製品が並んでいた場合、安いものを購入します。
筆者自身は、そういった考えでグラフィックボードを購入しています。
グラフィックボードの差額で他の部分に投資した方が、断然パソコンの動作環境が改善されますし、冷却装置に投資すればグラフィックボードの動作安定化にも繋がります。
グラフィックボードはマザーボードと製造メーカーを統一する必要はあるか?まとめ
マザーボードとグラフィックボードを統一するのであれば、自作でオリジナルパソコンを組み立てる場合だけに限定するべきだと考えます。
この場合だと、メーカー推奨環境こだわったパソコンが作れるため、メーカー同士の相性を全く気にしなくて済みます。
それでは皆さん、グラフィックボードのメーカーについては統一する必要性がほとんどないとお考えください。
マザーボードの故障と症状について
普段から愛用しているパソコンの電源が、突然入らなくなった…というトラブルは、遅かれ早かれ一度は経験することと思います。
パソコンの電源が入らない原因は様々考えられますが、マザーボード(一般の電化製品では基盤とよばれるユニット)の故障・不調が原因ということも。
故障原因の特定方法から、ご自身でできる改善策の提案など、マザーボードの故障を中心に様々な紹介を行います。
マザーボードが故障すると、電源が入らない
パソコンにトラブルが起きた場合、具体的にどの箇所に問題が起きているのか特定をすると、対応しやすくなります。
老朽化からくるトラブルの原因の多くが、電源・ハードディスクなどのユニットだと言われていますが、故障の様態により「マザーボードが原因」ということも。
マザーボードが原因となっている症状を挙げると、・電源スイッチを押しても真っ暗な画面のまま動かない。
・電源を入れた直後にA disk read error oCCurred.と表示され、起動しない。
・電源ランプが入らない。
・一瞬電源ランプがつくけれども、起動しない。
・電源は入っているようだが、ファンの音しか聞こえない。
・正常に起動できることもあるが、たびたび電源が入らないことがある。
これらが代表的なものとなります。
パソコン起動の仕組み
まず初めに、WindowsPCを前提に起動の手順を説明しますと
1.BIOS(マザーボード内のシステムが起動)
2.Windows(ハードディスク内にマザーボードがアクセスし、OSを起動)
この順番で起動します。
2でWindowsが起動する場合は、ロゴのマークが表示されますので、電源スイッチを入れたときにWindowsロゴまで表示された場合は、マザーボード故障の可能性は低いと言えます。
PCメーカーなどのロゴ表示のみで電源が落ちてしまう場合は、OS起動までの手順が踏めていない可能性が非常に高いため、マザーボードを疑うべきでしょう。
変だと思ったら、BIOS起動を
BIOS(マザーボードに搭載されている、Windowsとは異なるOS)を起動する方法はいくつかありますが、これがきちんと起動すれば「故障の原因がマザーボードである」可能性がほぼなくなります。
手順としては、一般的に
・電源を押したらすぐorマザーボードやPCメーカーのロゴマークのところで、F2もしくはDeeleteキーを押し続ける
これでBIOS画面に入ることができます。
他のユニットの故障かも?
ここでは、マザーボードの代表的な故障症状である「電源が入らない」ことを中心に解説していきます。
BIOSの電源が入ったら
PC購入時の説明書あるいはマザーボードのものを参照しながら、起動ディスクの優先順位を確認してみましょう。
パソコンによっては複数のハードディスク(エクスプローラでCドライブ・Dドライブとのような表記方法になる)が搭載されており、WindowsOSの入っていないディスクから起動しようとして、トラブルが起きている可能性があります。
上記の方法で起動ディスクを設定してから再度電源の投入を試した場合も改善が見られない場合は、ハードディスクの故障が考えられます。
・ハードディスクの故障/ハードディスク内のOSデータの破損
ハードディスクの物理的な故障を疑う前に、OSインストールディスクを使ってクリーンインストールを試みてみましょう。
この場合、残念ながらハードディスク内のデータはすべて消えてしまいますが、修理に出すという選択肢の前にできる最後の改善策のひとつとなります。
BIOSの電源すら入らない場合
・電源ユニットの故障
実は、PCが起動しないトラブル・起動後のトラブルの多くが、電源ユニットの劣化や故障に端を発していることが多くあります。
自作PCの場合、予備の電源ユニットがあればこれを交換することで原因の特定が可能ですが、メーカー製PCの場合は修理依頼するのが無難でしょう。
・CPUユニットの故障
これが非常に分かりづらいのですが、顕著なのが「電源ランプはついているけれども、画面が真っ暗で何も映らない」症状です。
CPU故障の可能性を断定する場合は、予備のパーツを付けてみて確かめる以外に方法がないので、メーカー製PCをお持ちの方は、やはり修理の依頼をしてみるほかありません。
ちょっとしたことで改善できる可能性も
物理的な故障でない場合は、少し手間をかかりますが無事直る可能性もあります。
前述にあった内容をまとめますと、
・BIOSから起動ディスクを指定しなおしてみる。
・ハードディスクのクリーンインストール。
また、マザーボードにはボタン電池が搭載されており、パソコンの電源が切れている間もBIOSの設定を保持する役割を担っています。
BIOSの動作が不安定になっている可能性を念慮して、マザーボード故障が疑わしい場合は、下記の「BIOSリセット」の操作もおすすめいたします。
・マザーボード上のボタン電池の位置を確認、付け外しまたは交換してみる。
正確に言うと、BIOSリセットは電池付近にある回路を一度絶縁することで行えますが、電池そのものを付け外ししてしまうのが簡単・無難で確実です。
BIOSアップデートは慎重に
マザーボード各メーカーで、BIOSのアップデートデータを配布しています。
これにしたがってアップデートを行うことで、正常な起動も期待することもできますが、PCの他のパーツやハードディスク内データの起動にかえって悪影響を及ぼす場合もあります。
ほとんどのメーカーで推奨していないため、あくまでも最終手段として考えておきましょう。
修理・交換方法
故障修理の基本は「疑わしい箇所を予備パーツと交換してみる」ことにありますが、メーカー製のPCをご自宅で点検・修理するのは困難でしょう。
特にマザーボードは、一般の電化製品の場合「基盤」と呼ばれるもののため、気軽に入手して交換することは至極難しいものになります。
デスクトップPCの場合はご自身で新規に購入して交換することも可能ですが、ノートPCの場合は特別なユニットを使っていることが多いため、保証という観念上のことを加味しても、やはりメーカーにゆだねるのが吉です。
自作PCのかたは、PCのパーツ交換・アップグレードの際はなるべくパーツを手元にとっておくようにしておけば、万一のトラブルの際、故障個所の特定に役立ちます。
自分で交換する場合のマザーボードの選び方
ここでは、デスクトップPCなどで、ご自身で新規にマザーボードを購入・交換する際の確認事項を挙げていきます。
マザーボードの大きさを調べる
フォームファクタと呼ばれ、PCケースに合うサイズ規格が2種類あります。
一般的にミドルタワーと呼ばれるサイズのPCには「ATX」というサイズのものが採用されていますが、小型のPCケースの場合は「MicroATX」という規格の製品が使用されている可能性が高いでしょう。
CPUの世代を調べる
CPUの世代ごとに対応するマザーボードが異なりますので、必ずお使いのCPUの型番を特定しておきましょう。
マザーボードには「CPUソケット」と呼ばれる箇所があり、この形状が装着できるCPUの種類・世代を限定しています。
もしCPUの世代や対応ソケットの特定が難しい場合は、CPUごと交換することも念頭に入れておくといいでしょう。
必要なSATAスロットの種類と数を確認する
グラフィックボード・サウンドカード・TVカードなどを搭載している場合、マザーボードのSATAコネクタという場所に装着されています。
これらのパーツを再度装着するために、購入するマザーボードのSATAスロット数に加えて、お使いの上記パーツの対応SATA規格を確認しておきましょう。
マザーボードに負荷をかけないために
マザーボードに負担をかけない方法として有効なのは、やはりPC使用中のケース内温度でしょう。
熱を発するのはマザーボード本体ではなく、CPU・SATAソケットに装着されているパーツ・ハードディスクなどですが、これらがあまりに高温である場合、マザーボード本体に影響を及ぼすことがあります。
簡単にできる高温対策としては「室温を下げる事」ですが、PCケース内のエアフローを確認して、新規にファンを取り付けることも検討するのがよいでしょう。
普段からのメンテナンス方法
上記に挙げたPCケース内の温度問題ですが、長期使用によりホコリ・異物が内部に侵入することでも深刻化する可能性があります。
メーカー製のPCの場合は、ご自身で開ける範囲内でPCの内部を確認し、エアダスターなど静電気の起こらないクリーニング用品を使用して、こまめにホコリなどを取り除いておきましょう。
自作PCの場合は、3~6か月ごとにPCパーツを全て取り外し、それぞれのパーツのファン部分を中心にメンテナンスをすることをおすすめします。
通常使用下でマザーボードがすぐ故障する…というのは考えづらい状況ですが、長期に渡って愛用されている場合は、劣化や動作不安定が起こることも。
他ユニットの故障の可能性もあるため、原因がマザーボードであるというところにたどり着くのは困難ではありますが、ここでは「電源が入らない状態」を想定して簡単に原因を特定・改善する方法のご紹介をいたしました。
今まさにお困りの方は、是非一度実践してみてください。
「ASUS Intel Z370搭載 LGA1151対応 ROG STRIX Z370-F」の詳細
ROG STRIX Z370-FはASUSの展開するゲーミングブランドROG STRIXシリーズに属するミドルクラスのゲーミングマザーボードです。
価格帯や機能の多さから、自作PCにある程度慣れている人や、ゲームユーザーなどある程度ハードな使い方をする人におすすめのマザーボードです。
ゲーミングPCユーザーの中でも中間層に近いユーザーにおすすめのマザーボードで、過不足なく充実した機能と拡張性を持っているのが特徴になっています。
信頼性と低負荷が特徴のオンボードLAN
オンボードLANには高い信頼性を有したIntelイーサネット I219-Vが内蔵されています。
このオンボードLANはCPUやチップセットへの負荷が小さく、ゲームなどの処理の大きなアプリケーションにCPUのパワーを回しやすくなっています。
また、落雷によるサージ電流や不意の静電気などからPC部品を守るためのアンチサージLANガードが採用されているため、より安全に使う事が可能になっています。
その他、ROGシリーズ固有のゲーム向け機能として、アプリケーションごとのデータ転送の優先度を変更するGameFirstが使用可能です。
この機能により、ゲームを優先して通信する事が出来る他、ネットワーク使用状況のモニタリング、自環境の帯域幅のテストなどが可能になっています。
オンボードオーディオを搭載
オンボードオーディオにはROGシリーズ共通のSupremeFXが採用されており、マザーボードの他の部品からの電磁干渉を受けないよう、基板上で分離された独自のエリア内に部品が配置される形で搭載されています。
追加機能として利用可能なSonic Studio 3はユーザーの好みに合わせてカスタマイズできるオーディオプロファイルが使用可能な他、VRヘッドセットに対応したサラウンド機能などが用意されています。
また、ゲーム用の追加機能として、画面上にゲーム内で音のしている方向を3Dと2Dのオーバーレイ画面で指し示すレーダー機能を追加するSonic Radar 3が使用可能です。
快適なゲームプレイを実現するM.2スロット
このマザーボードでは高い転送速度を持ったM.2 SSDに対応したスロットが2基用意されているため、1基をOSなどシステム系専用、もう1基を完全なゲーム用として使い分ける事も可能です。
また、M.2 SSDは発熱の多さが弱点の1つですが、本マザーボードではこの点を軽減するため、マザーボードのカバーを模した大型のヒートシンクを搭載し発熱を抑える工夫がされているのも特徴です。
FPSやMOBAといった対人系のゲームはもちろん、MMORPGなど容量が多いオンラインゲームでも快適にプレイすることが出来る他、MODを大量に導入する事の多いPC向けのオフラインゲームを遊ぶユーザーもロード時間のストレスを大幅に減らすことが出来るためおすすめです。
グラフィックボードをサポートするセーフスロット
このマザーボードには3基のPCIe x16スロットが搭載され、そのうち上2基には1㎏を超えるような重量級ハイエンドモデルのグラフィックボードも搭載可能なセーフスロットが採用されています。
セーフスロットは、通常のPCIeスロットのカバーに加えて金属製の補強を加えた物で、はんだ付けの箇所の増加などもあり、端子上面や左右面への耐久性が1.6~1.8倍程度に強化されています。
また、2基の強化スロットの両方に同一のグラフィックボードを取り付けることによって、SLIやCrossFireなどのようなマルチGPU機能を有効化することが可能で、グラフィック処理能力を更に引き上げる事が可能になっています。
組み立てから動作テストまでを補助する機能を搭載
このマザーボードは、動作中だけでなく、組み立てから動作テストの段階でも今までのマザーボードよりも楽に進める事が出来るツール・機能が用意されています。
CPUをソケットに取り付ける際に3段階の作業を行う事でより安全かつ簡単に取り付ける事が可能になるツールが付属しているため、今までのように落としてしまったりというトラブルを大幅に減らし、簡単にCPUを取り付ける事が可能になっています。
また、PC起動時に問題が起きた場合には、ボード上に搭載されたLEDを特定のパターンで発光させる事でユーザーがトラブルの原因を直観的に判断することが出来るQ-LED機能が搭載されています。
まとめ
ROG STRIX Z370-Fはゲーミング向けのマザーボードとしては手に取りやすい価格に設定されているため、コストと高品質・高機能な面が両立されたマザーボードです。
マザーボード標準の機能、追加機能、オンボードデバイスなど、あらゆる面でゲーム用に特化したものが用意されているため、ゲーミングPCを組みたい人は一考の価値があるマザーボードです。
「ASUS Intel Z370搭載 マザーボード LGA1151対応 TUF Z370-PLUS」の詳細
ASUSの人気シリーズである「TUF」ブランドの堅牢性を継承し、さらにゲーミング用途に特化したハイブリッドなマザーボードが「TUF Z370-PLUS GAMING」です。
最新ゲームを快適にプレイするために必要な大型のグラフィックボードを確実に保持する改良型PCIeスロットや、静電気からマザーボード本体を守るための工夫が凝らされた本モデルは、頑丈なゲーミングマザーボードを探している人にとって見逃せない製品です。
製品概要
「TUF Z370-PLUS GAMING」は、その名の通り「堅牢性」と「耐久性」に優れたマザーボードです。
ASUSのマザーボードでも定番の人気シリーズである「TUF」の頑丈さとタフネスさを持ちながら、PCゲーマーには最適な「ゲーミングモデル」に特化した製品になっているのが特徴で、PC初心者でも気軽に購入できる価格設定になっているのも大きな魅力です。
CPUソケットは「1151」で「Intel」の第8世代CPU「Coffe Lake-S」に対応しており、チップセットには「IntelZ370」を搭載しています。
メインメモリには最新の「DDR4」規格メモリを採用しており、最大で64GBまで搭載可能です。
また、USBポートには最大で「10Gb/s」という驚異のデータ転送速度を持つ下位互換機能付きの「USB3.1 Gen2 Type-A」を搭載し、「USB3.1 Gen1」の2倍高速なデータ転送が可能になります。
TUFの名に恥じない堅牢性
ゲーミング用途で自作PCを組み上げる場合は、高度な描画性能を持つグラフィックボードほど大型になる傾向があるため、重く大きいグラフィックボードを確実に保持できるPCIeスロットを持ったマザーボードの選定が必須になります。
その点「TUF Z370-PLUS GAMING」のPCIeスロット部分は、ASUSが独自に設計した改良型スロットになっており、金属製の補強板によってグラフィックボードを強力に支えてくれるので、グラフィックボードの自重による負荷は発生しません。
さらに、LANポート及びキーボードとマウスコネクターには「対静電気用ダイオード」を採用しており、パソコンにとって最も危険な存在である静電気の被害を最大限に防ぎます。
空気放電や接触放電が少なくなることで結果的にコンポーネント全般の寿命が伸び、より安定した利用環境が提供されるのです。
各部品も耐久性を重視
「TUF Z370-PLUS GAMING」は、マザーボードを構成するパーツにも「TUF」のこだわりが感じられます。
バックパネル部分には酸化クロムのコーティングが施された「耐腐食性」のステンレス合金を使用しており、通常のバックパネルよりも3倍高い「耐食性」を持ち、寿命も3倍まで伸びています。
高温多湿な日本ではありがたい仕様だと言えるのではないでしょうか。
また、ASUS独自のミリタリーグレード基準を持つ「TUFチョークコイル」は、パソコンの頭脳であるCPUに安定した電力を供給し、「TUFコンデンサ」は通常のコンデンサに比べて20%の温度耐性と5倍の寿命を誇ります。
メモリ用のヒューズにも過電圧防護機能があるので、長期間マザーボードを仕様したい方や、何よりも堅牢性を重視するユーザーにはおすすめです。
細部の設計に至るまで「TUF」の思想を貫いた頑丈なゲーミング用のマザーボード、それが「TUF Z370-PLUS GAMING」なのです。
まとめ
「TUF Z370-PLUS GAMING」は、「TUF」シリーズの特徴である堅牢さと頑丈さを備えたマザーボードで、初心者にも手が届きやすいエントリータイプのゲーミングモデルなのが特徴です。
長期的な運用に優れ、信頼性では群を抜いているので、これから自作PCの世界へと足を踏み入れる初心者の方や、頑丈なゲーミングマザーボードを求めているユーザーにはおすすめの製品です。
参考URL
https://sakidori.co/article/35304
https://blog.livedoor.jp/wisteriear/archives/1071588421.html
https://my-best.com/5715
https://www.dospara.co.jp/5pc_parts/shopping/br21/sbr434/mkr1/