グラフィックボードの性能は年々向上
皆さん、家庭内でパソコンはお使いでしょうか?近年はパソコンの価格がかなり安くなり、ノートパソコンまで安価に購入出来る時代になりました。
今から10年前ならノートパソコンでも10万円で安い方で、20万円を越えた機種はハイエンド機種でした。
当時は、安いノートパソコンに搭載されているグラフィックボードの性能も本体価格に見合ったレベルでしかなく、安いものだとインターネットでの動画やゲームなんて到底満足にできるものではありませんでした。
しかし、現在はどうでしょうか?安いノートパソコンでも標準で搭載されているグラフィックボードの性能が向上し、動画やインターネットゲームなんてサクサク動作してくれます。
それでは、グラフィックボード(グラボ)の性能にどのようなメリットがあるかご紹介致します。
グラフィックボードはに画像や動画処理に特化したパーツ
パソコンには、内部に画像や動画処理に特化した部品があります。
その部分をグラフィックボードと呼びます。
グラフィックボード自体は、メインの基盤であるマザーボードに標準搭載されたものから追加で搭載するものまで様々です。
近年は、特にノートパソコン用のグラフィックボードの性能が向上しています。
ノートパソコンの場合、マザーボードに標準搭載されたグラフィックボードを使用し、搭載するメモリ領域を使用することで画像や動画処理を行っています。
グラフィックボードの性能は年々向上
しかし、画像処理技術の向上や搭載可能なメモリ容量の増加およびソフト側での情報処理速度の向上により、標準搭載のグラフィックボード性能が向上するに至りました。
5~6年前にやっとメモり容量が1GB以上の機種が登場し始め、最近の機種では2GB以上です。
かつては、メモリが256MBを2枚搭載し、少ないメモリ領域で画像処理を行っていましたので現在のノートパソコンは画像処理に使用できるメモリ領域が増えたため、性能がアップしています。
約8年前ならば、ネットゲームをするために専用のグラフィックボードを増設して使用していました。
増設するグラフィックボード内部に専用のメモリ領域を持たせ、画像処理をしていたわけです。
つまり、グラフィックボードの性能が良ければ、動画ならば鮮明になり、インターネットゲームならばキレイかつ滑らかな動作を得ることが出来ます。
パソコン初心者の方などは、HDD容量やメモリ容量などを重視しがちですがグラフィックボードの性能は非常に重要なものなので購入の際は、確認するべきポイントとなります。
かつては自作PCではグラフィックボードは必須だった
かつてはデスクトップパソコンの自作ではグラフィックボードは必須でした。
大容量のハードディスクや1GB以上のメモリを搭載し、グラフィックボードは高価な専用品を取り付けていました。
当時では自作といえども高額になり、特にグラフィックボードの価格差が大きいものでした。
しかし近年では、標準搭載されるグラフィックボード自体の性能が向上し、高性能なグラフィックボードはより高性能となり、もはやグラフィックデザインを仕事とされる方が使われるレベルです。
通常使用では効果なグラフィックボードは不要
昨今のパソコン全般に言えることは、通常使用におけるグラフィックボードの性能は十分であり、高額なものを購入することがなくなりました。
そのため、ネットゲームも身近になり、その技術はタブレット端末やスマートフォンなどへも活用されています。
パソコン初心者の皆さん、ただ単純にグラフィックボードも高額であればいいといった事はもはや時代遅れです。
まとめ
パソコンを購入される際は、標準搭載のものが自分の使用目的に合っているか確認したうえで購入することをおすすめします。
グラフィックボードに3万円とか5万円とかかけていたことが何だったのかと、最近は思っています。