マザーボードを購入接続させるためには事前の予備知識はしっかり持っておくようにする
マザーボードはパソコンにはなくてはならない機器です。
その重要性は、パソコンを自分で作ったことがある人であれば理解できるでしょう。
しかし、一口にマザーボードと言ってもさまざまなタイプがあります。
全てのマザーボードを理解することは難しいので、まずは自分が必要としている機能を持っているマザーについて学んでいきましょう。
マザーボードが必要な理由
パソコンを快適に動かす重要な機器
パソコンはさまざまなソフトや機器が組み込まれていることで快適に動かすことができます。
パソコン自体の中身を確認したことがある人は、とても多くの機器が組み込まれていることを理解しているでしょう。
多くの機器の中でもマザーボードはとても重要な位置にある機器だと言えるでしょう。
マザーボードが担っている役割はとても多く、パソコンを自分で自作などを行ったことがある人であれば、マザーボードの重要性はしっかり認識しているはずです。
さまざまな機器の橋渡し的な役割
マザーボードは、一つのコンピューターとして動作させるには重要な機器になりますが、実はマザーボードがなくてもパソコン自体を動かすことは可能です。
しかし、マザーボードがなければ正常に動作させることは困難になってしまいます。
マザーボードはそれぞれの機器の橋渡し的な役割を担っており、それぞれの機器の調整役も担っているのです。
とても多くの回路がパソコンには張り巡らされており、多くの機器が好き勝手に動いてしまえばパソコンの動作が重くなったりクラッシュしてしまったりするでしょう。
こういった事態にならないためにも、マザーボードは必ず必要になってくるのです。
マザーボードの接続
接続はそれほど難しくはない
マザーボードの接続と聞けば、とてもハードルの高い作業に感じるでしょう。
とくに、自作パソコンを組み立てるときには、マザーボードの接続はとても複雑で緊張してしまう場面になるように感じますが、実はそれほど難しい作業ではないのです。
マザーボードの接続は、マニュアルを見ながら行えば、誰でも簡単に接続させることができます。
イメージとしては、ケーブルをマザーボードの接続箇所のピンに一つづつ差し込んでいくイメージです。
当然、接続箇所を間違ってしまえば正常に動かすことはできなくなりますが、慎重に確認しながら接続していくことで、こうしたトラブルは簡単に防ぐことができるでしょう。
ケーブルにはほとんど名前が記載されている
また、接続するケーブルにはほとんど名前が記載されています。
つまり、この名前をしっかり確認しておけば、間違えることはほとんどありません。
さらに、ケーブル側だけではなく、マザーボード側にも名前が記載されていますので、常に確認を行いながら接続をすることができます。
慣れている人であれば、マニュアルを確認することなく、マザーボードの接続を行うことができるでしょう。
また、万が一違う名前同士を接続しようとしても、ピンの形状とそれぞれ接続する箇所との形状をあえて変えてありので刺さらないようになっています。
つまり、間違えようがないようになっているのです。
マザーボードの購入交換時に注意するポイント
接続形状に気を付ける
マザーボードを購入するときには、接続する形状に必ず注意して選ぶ必要があります。
接続形状が違えば、そもそも接続させることができませんので、この形状だけは慎重に確かめて購入するように心がけましょう。
不安であれば、同じメーカーで揃えて購入すると言った方法もあります。
同じメーカー同士であれば、接続できないトラブルを大幅に回避することができますので、メーカーで統一させて購入すると言った方法もあります。
パソコンの電源は必ず切っておく
マザーボードの交換時に意外と重視されないのが、電源を入れたまま交換してしまうことです。
実はこうした行為はとても危険なことなのです。
マザーボードに不具合が生じてしまうだけではなく、その他の周辺機器にまでトラブルが起こってしまう可能性があるのです。
しかし、電源を落としたからと言ってもすぐに作業に取り掛かることは避けましょう。
電源を落とした後には、数分間放置しておき、パソコン内に滞留している電気を全て放出させてから作業を行うように心がけましょう。
また、作業中に起こってしまう可能性のある静電気についても注意が必要です。
静電気による機器のトラブルは意外に多く、接続しても動作しない場合は初期不良だと勘違いされてしまうのです。
静電気を防止するためには、専用の手袋を使用するなどの対策方法があります。
マザーボードはとてもデリケートな機器なので、ここまで慎重になる必要があるのです。
人気のあるマザーボードメーカー
ギガバイト
ギガバイトは、マザーボードだけではなくパソコンの周辺機器販売メーカーとして有名です。
また、最新の次世代規格にも対応したマザーボードをいち早く市場に導入してくれますので、常に最新の物を購入することができるでしょう。
中でもGA-F2A88X-D3Hは、3画面出力可能なマザーボードとして有名であり、グラフィックボードを使用しなくてもワークスペースを広げることやパノラマサイズのゲームを楽しんだりすることができます。
安心できるマザーボードを利用したいと考えてメーカーを選ぶ場合には、おすすめできます。
テックシェア
テックシェアは、小型のマザーボードを販売していることで有名です。
そのため、コンパクトなパソコンを作ることに有利であり、さらに軽量化も行うことができるでしょう。
パソコンの小型化か進んでいるのでテックシェアのマザーボードはとてもおすすめです。
エムエスアイ
サウンドにこだわるパソコンを作る場合には、このエムエスアイのマザーボードが間違いなく有利になります。
極上のサウンドシステムの構築に優れている理由として、XtremeAudioDACを搭載したモデルがあることです。
CDなどの音楽データの再生だけではなく、ゲームやDVDの動画なども迫力あるサウンドで楽しむことができます。
とくに、ゲームをする場合には最高の臨場感を得ることができるでしょう。
音楽にこだわったパソコン作りを目指している人にはおすすめです。
アスロック
アスロックのマザーボードの中でも、X99WS-E/10Gはデュアル10ギガビットLANを搭載しています。
今までのマザーボードよりも、ネットワークに関する機能を強化することができますので、ハイスペックなパソコンを作る場合にはおすすめできます。
個人向けと言うよりは、法人向けのハイスペックな機能を持っていますので、レベルの高さを求めるにはとても良いマザーボードです。
ワークステーションや、比較的小規模なサーバーの構築にも対応できる能力を持っています。
個人で使用する場合でも、今までのスペックでは満足できない、さらに一歩進んでパソコンを使用したい場合には、強い見方になってくれるマザーボードだと感じることができるはずです。
まとめ
マザーボードを選ぶ場合には、さまざまな知識を持っておく必要があります。
とくに、接続時には接続差ケーブルの確認だけではなく、静電気などで起るトラブルについても知っておく必要があります。
そして同じマザーボードでも、得意としている能力があります。
ゲームで使用するのか動画を楽しむのか、目的に応じて選ぶようにしてみましょう。