2016年最強のグラフィックボードは?

グラフィックボード(グラボ)

グラフィックボード 最強

「最新のゲームを最高の解像度でプレイしてみたい!」そんな夢を持っている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

その夢を実現するには高クロックCPUや大容量メモリだけでなく最高スペックのグラフィックボードが必要不可欠です。



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グラフィックボードはNVIDIA、AMDで独占

現在のグラフィックボードの市場は、GeforceシリーズのNVIDIAとRadeonシリーズのAMDの2社独占状態となっています。

この2社は直接グラフィックボードを販売しているのではなくグラフィックボードの核になる「GPU」技術を研究開発し
そのGPUを用いてASUSやMSIなどがグラフィックボードを販売しています。

2016年現在、NVIDIAがGeforceシリーズ「GeForce GTX TITAN」、AMDがRadeonシリーズ「Radeon R9 295X2」をそれぞれリリースしており、
この2種が事実上今の最強スペックを持ったグラフィックボードとなっています。



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NVIDIAの最強グラフィックスボードはGeForce GTX TITAN

GeForce GTX TITANについてNVIDIAは「ゲーム界のベストセラー商品であり、地上で最も最先端なPCゲーミングを作動させるために我々が作った最速のグラフィックスカードです。」と言っています。

実際に5760コアと12GBのメモリという高スペックとなっています。

また、このグラフィックボードにはGameStreamというゲーム用に開発された技術が使われており、とても滑らかで遅延の少ない環境でゲームをプレイすることができます。

この製品を使えばS.T.A.L.K.E.R.:Call of Pripyat、Battlefield 4、Skyrimなど、高負荷のタイトルを高負荷設定かつ1920×1080で60Fps以上で快適にプレイすることが可能となっています。

しかし、消費電力(TDP)も375Wと非常に高くこのグラフィックボードを搭載するには大容量の電源ユニットが必要になります。

また価格も380,000円ととても高価なため使用できるユーザーは限られてくると考えられます。

AMDの最強グラフィックスボードはRadeon R9 295X2

一方のRadeonシリーズのRadeon R9 295X2は5,632コアと8GBのメモリを搭載しています。

この部分だけを比較するとGeForce GTX TITANの方が高スペックに見えますが、
これはGeForce GTX TITANは主にゲームユーザ向けに作られた製品、Radeon R9 295X2は4Kなどの映像向けに作られた製品というような違いがあるためです。

Radeon R9 295X2は500Wを超える非常に大きな消費電力となっていますが、価格は170,000円とGeForce GTX TITANの半分ほどとなっています。

最強グラフィックスボードにはバーチャルリアリティテクノロジーが搭載

実はこの2製品には共通している点があります。

それはVR(バーチャルリアリティ) のテクノロジーが搭載されていることです。

「Oculus Rift」という製品の名前をお聞きになったことがある方もいらっしゃると思いますが、
バーチャルリアリティの分野はこれから先、さらに発展普及していくとされています。

VRに対応したゲームも次々にリリースされています。

VR対応ゲームを快適にプレイするためには、
これまで以上にグラフィックボードの持つ役割が大きくなっていくのです。

NVIDIAもAMDもいち早くその技術の開発に乗り出しています。

準最強グラフィックスボードは「Geforce GTX 980 Ti」と「Radeon R9 Fury X 」

ご紹介した2つの製品はどちらも数十万という価格のため手を出せない方もいらっしゃると思います。

そんな方は「Geforce GTX 980 Ti」や「Radeon R9 Fury X 」あたりをご検討されるといいかと思います。

Geforce GTX 980 Tiは一般に普及している製品の中での最高スペックとなっており、価格も94,000円となっています。

Radeon R9 Fury XはGeforce GTX 980 Tiに対抗して作られた製品で107,000円です。

現在リリースされているゲームであればこのあたりの製品でも十分に楽しむことができます。

まとめ

グラフィックボードは、各社が毎年のように新しい技術を開発発表しその技術を搭載した新たな製品がリリースされています。

現在の最強スペックのものが数年後には型落ちの製品となっている可能性も少なくはありません。