Windows10へのアップデートとグラフィックボードについて!
デスクトップパソコンにグラフィックボードを増設して、ネット動画の視聴やネットゲームのプレイをするユーザーが多いと思います。
しかし、ある日突然、グラフィックボードから映像が出力されない現象があります。
その問題は、最近騒がれているWindows10へのアップデートが起因しています。
今回はその問題と対策方法について紹介します。
強制アップデートで画面真っ暗!
さて、最近話題のWindows10へのアップデートはもはや同時多発テロ的に影響を与えています。
その問題の多くは、デスクトップパソコンで大きな影響を受けています。
特に一番問題なのは、グラフィックボードに影響を与えて電源を入れても画面が真っ暗という現象です。
画面が真っ暗になった方は、グラフィックボードの故障かと考えてしまいます。
しかし、この現象はグラフィックボード以外にも外付けデバイスすべてに影響を与えています。
果たして、この不具合の原因が何か気になります。
それは、Windows10へアップデートされたことにより、ドライバソフトに悪影響が与えられているということです。
ドライバソフトのパラメータ異常
ズバリ、グラフィックボードが認識しないのは、ドライバソフトに組み込まれたパラメータ異常です。
最初からWindows10へ対応したグラフィックボードや外付けデバイスを使用している人は影響ありません。
しかし、WindowsXPやWindows7の時代が長すぎたため、パソコンやグラフィックボードなどの対応が遅れがちになっているのが事実です。
特に、突然のアップデートはユーザーにも予期できませんし、防ぎようもありません。
強制的にキャンセルすることも可能ですが、毎回キャンセルする必要があるので、キャンセルを忘れるとドライバソフトが起動しないといった不具合が生じます。
この根本は、OSのプログラム構造が一番影響しています。
Windows10は、今までのOSとは異なりAndroidに近くなっています。
そのため、Windows用に設定されたドライバソフトのパラメータが全て異常となり、グラフィックボードが起動できなくなります。
対応方法は?
画面が真っ暗の場合、どんな操作もできません。
しかし、オンボードの接続端子は問題なく使用できます。
そこで、グラフィックボードからオンボードに接続を切り替え、対応を行います。
酷い場合、外付けデバイスすべてのドライバソフトが対応しなくなったり、設定が初期化されたりと、ユーザーには大きな打撃を与えます。
そして、グラフィックボードのドライバはメーカー公式ページからダウンロードするしかありません。
ドライバソフトの最新版リリースまで我慢!
さて、対策としてはメーカーからドライバソフトの最新版を入手するだけですが、実際のところ最近のWindows10へのアップデートは突然です。
メーカーでも対応が遅れている場合があります。
そのため、最新のドライバソフトが無い可能性もあります。
そのため、ドライバソフトの更新が無い限り、ネットゲームのプレイや高画質な動画の視聴は自粛せざる負えません。
しかも、対応にどれだけの期間が掛かるか不明です。
古いグラフィックボードはこの際買換え
WindowsXPやWindows7に対応したグラフィックボードの場合、販売されてからの期間が経過しているため、ドライバソフトのサポートが終了する可能性があります。
Windows7へダウングレードすることも可能ですが、今後Windows7のサポート終了も迫っています。
この際、グラフィックボード自体を買い替えてしまうこと視野に入れ、対応することをおすすめします。
実際に、対応されない可能性のあるドライバソフトを待つよりも、建設的な判断だと思います。
まとめ
筆者自身、Windows7から10へアップデートされたことにより、グラフィックボードが認識されなくなりました。
使用していたパソコンがXP時代から使用していたものだったため、この際買換えを決意しました。
パソコン自体を下取りに出して、安価なBTOパソコンにした結果、お手頃な価格で購入出来たので非常に満足しています。
Windows10へのアップデートは非常に恐ろしいものです。
友人や知人は、データが破損したりと問題が多発して困り果てています。