仮想通貨が暴落!グラボを使用してマイニングするメリットはない?
世界中から注目されているもので『仮想通貨』があります。
この仮想通貨で取り引きを行うために、グラボを使用してマイニングしている方は多くいますが、最近になって仮想通貨が暴落してきました(2017年9月時点)。
そのため仮想通貨の取り引きを続けるべきか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで仮想通貨が暴落している背景やデメリットなどについて紹介するので、確認してみて下さい。
仮想通貨が暴落
仮想通貨は円やドルとは違って実在しない通過なので、以前から仮想通貨で取り引きを行う事はリスクが大きいと言われていました。
そのため仮想通貨が暴落している事に不安を抱いている方は多いでしょう。
そこで仮想通貨が暴落した背景について紹介するので、見ていきましょう。
暴落している状況
2017年9月15日にはビットコインが、300,000円を割り込んでしまって、アルトコインも大きく下落してしまいました。
このように仮想通貨が暴落した事について、仮想通貨を懐疑的に見ていた方は「やはり仮想通貨には関わらないほうがいい」と思ってしまったかもしれません。
しかし、仮想通貨で取り引きを行うために、グラボを多く購入している方がいるので、仮想通貨で取り引きを行う事が間違っているとは言い切れません。
しかしリスクが高いという事も事実なので、グラボを購入してマイニングしようと考えている方は注意したほうが良いでしょう。
暴落した原因
仮想通貨で取り引きを行ってきた方たちの中には「なぜ、仮想通貨が一気に暴落したのだろうか」と不思議に思うでしょう。
実は仮想通貨が暴落した背景には、中国が大きく関係していると言われています。
実際に中国の三大取引所の一つであるBTCCが仮想通貨に関係する全ての取り引きを停止する事を発表したのです。
中国は世界第二位の経済大国なので、その影響力は大きなものです。
そのため仮想通貨の暴落と中国の動きは大きく関係しているでしょう。
ICOに規制強化
中国によるICOの規制強化によって、仮想通貨相場は下落するようになりました。
実際にビットコインは10%ほど下落して、アルトコインは20%ほど下落しています。
その他にも様々な仮想通貨がありますが、同じように下落しているのです。
ただし仮想通貨が下落しても、いつか下落は止まるのではないかと思っている方もいるでしょう。
所が、アメリカ・カナダ・韓国などでもICOに対する規制強化が強まっているので、今後も仮想通貨が下落する可能性は極めて高いと言えるでしょう。
そのためグラボを使用してマイニングしようと考えている方は、しばらく仮想通貨市場の動向を見守る事をおすすめします。
ICOで資金調達
世界中の国々がICOの規制を強化しようとしていますが、ICOについて詳しく知らない方もいるでしょう。
そこでICOを説明しながら、中国が取り引きを禁止した理由などを紹介するので、ICOについて知らない方は確認してみて下さい。
クラウドセール
仮想通貨でICOとは、クラウドセールと呼ばれています。
実際にICOでは、トークンと呼ばれる仮想通貨を発行して、その仮想通貨で開発費や研究費を調達する事ができるのです。
簡単に言ってしまえば、IOCとは、仮想通貨を発行して資金を集める事を意味します。
そのIOCの規制が強化されているので、仮想通貨が暴落したのは当然の成り行きと言えるでしょう。
中国が禁止した理由
仮想通貨でマイニングするために、グラボを購入した方にしてみれば、なぜ中国が取り引きを禁止しようとするのか理解に苦しむかもしれません。
しかし中国が取り引きを禁止したのは、それなりの理由があります。
実際に仮想通貨はリスクが高い上に、少し前までは仮想通貨が高騰して『仮想通貨バブル』と言われていたのです。
そのような状況を放っておけば、経済に大打撃を与える可能性もあるので、中国の行動は当然と言えるかもしれません。
数多くのバブルの悲劇
仮想通貨で取り引きを行おうとしていた方は、取り引きにリスクがあるのは当然と思ってしまうでしょう。
所がバブルの崩壊によって、今まで様々な悲劇が起きました。
さらに中国経済もバブルが崩壊するのではないかと言われています。
そこでバブルが崩壊するリスクを紹介するので、見ていきましょう。
日本のバブル景気
日本のTVでは、たびたび失われた20年と報道して、デフレ不況に多くの方たちが苦しんでいます(2017年9月時点)。
このような事が起きてしまったのは、1980年代後半に日本の土地や資産価格が適正水準を上回っている状態が続いていたものが、大きく関係しているのです。
日本政府は今まで何度も様々な政策を実行してきましたが、デフレ不況から抜け出せないでいます。
一部の評論家たちからは消費増税が大きな失敗だったと主張していますが、それほどバブルが崩壊した時のダメージは大きなものという事です。
リーマンショック
アメリカで起きたもので『リーマンショック』がありました。
このリーマンショックもバブルが崩壊した事によって起きたものです。
リーマンショックが起きてしまったのは、リーマン・ブラザーズが経営破綻した事が大きな原因で、リーマンはアメリカでも有数の投資銀行だったのです。
そのような投資銀行の経営が破綻しただけで、世界中に大きなダメージを与えて、日本経済にも大きな影響を与えてしまいました。
さらに日本経済にとって不幸だったのは、リーマンショックを受けてから、数年後に東日本大震災にも直面した事でした。
この大震災は100年に1度という大震災で、数え切れないほどの人命が失われて、原発もストップしたのです。
そのため仮想通貨で取り引きを行うとしている方も、何も蓄えがない状態で失敗したら、立ち直る事が難しくなります。
そのような事を考えたら、仮想通貨でマイニングする前に、しっかりと資金を蓄えておく事をおすすめします。
中国経済
日本のバブル崩壊や、アメリカのリーマンショックの次に起きるものが、中国経済のバブルと言われています。
実際に中国経済のバブルが崩壊する事を指摘している方たちが多くいるのです。
中国は世界第二位の経済大国というだけではなく、人口は13億8,000万人以上にもなります。
そのような国でバブルが崩壊したら、その影響は計り知れないものになるでしょう。
そして中国の民間債務は日本のバブル末期並みになっている事が一部で指摘されています。
実際に日本の民間債務はバブル末期では、GDP比で200%を超えていたと言われています。
所が中国の民間債務も、その水準に近い状態と言われているのです。
このような現状があるので、中国がICOの規制を強化したのは、うなずける行動と言えるでしょう。
仮想通貨でマイニングするのは自己責任?
仮想通貨は今までにないものですから、リスクがあるのは当然です。
さらに仮想通貨は暴落しているので、これから仮想通貨で取り引きを行おうとしている方は注意したほうが良いでしょう。
ただし今までにないものという事は、それだけ多くのチャンスがある事を意味します。
実際にリスクがあるものを行う方は少ないので、ライバルが少ない事を意味します。
そのようなメリットもありますが、仮想通貨でマイニングしようとしている方は、リスクを覚悟の上で行ったほうが良いでしょう。
まとめ
仮想通貨が暴落した背景やデメリットなどについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
実際に仮想通貨はリスクが大きい上に、世界で規制が強化されようとしています。
そのため仮想通貨をマイニングするためにグラボを購入するべきか悩んでしまう方は多いかもしれません。
しかし仮想通貨の取り引きを行っていない方は数多くいるので、ライバルが少ない時はチャンスと言えるので、リスクを覚悟の上で試してみるのも良いでしょう。