おすすめGTX1080グラボ5選、ゲームもVRもこれ一台で大丈夫。
GTX1080はNVIDIA GeForceシリーズのハイエンドグラボです。
重いゲームはもちろん、VRも楽しみたい人向けのグラボです。
特に近年、VRメディアが台頭しつつあります。
今後はゲームや動画などのコンテンツもVRでプレイしたり、視聴したりする機会が増えるでしょう。
また4K映像をマルチディスプレイで楽しむ事も可能な時代になってきました。
では、早速あなたにおすすめのGTX1080を紹介していきましょう。
目次
GTX1080の基本性能
まず簡単にGTX1080について説明しておきましょう。
GTX1080は、Pascal世代のハイエンドモデルです。
コア周波数は、ベースクロック1607MHz、ブーストクロック時1733MHzとなっています。
メモリはGDDR5Xを8GB搭載しています。
メモリ周波数は10000MHz、TDPは180Wとなっています。
スペックは、各ベンダー(販売会社)によって若干異なりますが、基本的な性能は以上の通りです。
映像出力端子やクーリングシステムはベンダー毎にかなり違います。
よって一番グラボによる違いが現れる部分です。
自分の環境や好みに合わせて製品を選択するといいでしょう。
GTX1080導入時の注意点
電源ユニットは、最低でも500W以上のものを用意しましょう。
推奨電源ユニット容量は、メーカーサイトで確認できます。
サイズにも注意が必要です。
ミニタワーサイズだと設置さえ困難なケースもあります。
接続にも、PCI-ExpressX16(3.0)が必要ですが、古いマザーボードだとこの規格のインターフェースを装備していない場合もあります。
映像出力端子も、カード毎に異なるので、VRヘッドセットや液晶モニタの入力端子と一致するか事前にチェックしておきましょう。
GTX1080はこういう人が購入すべき
ゲームやVRを思う存分楽しみたい、そういう人にGTX1080はおすすめです。
Web閲覧や動画鑑賞、軽いゲームがメインの人にとっては完全にオーバースペックです。
ライトユーザーが、GTX1080を購入しても初期投資とランニングコストがかかるばかりでデメリットのほうが大きいのです。
では早速GTX1080グラボを紹介して行きましょう。
STRIX-GTX1080-A8G-GAMING
PC関連大手ASUSのGTX1080グラボです。
メモリは、GDDR5Xで8GBを搭載しています。
映像出力端子はDisplayPort×2/HDMI2.0×2/DVI-D×1の計5基を装備しています。
補助電源コネクタは8ピン×1、6ピン×1が必要です。
製品のサイズは、長さ298mm×幅134mm×厚さ40mmとなっています。
このため、取付には2スロット分のスペース必要です。
スリムケースでの運用を考えている方は注意しましょう。
インターフェースはPCI-ExpressX16(3.0)となっています。
大型ファンを3基搭載し、安定した動作を実現しています。
また静音設計でもあり、低負荷時はファンを停止させる機能も搭載しています。
グラボの寿命にも直結するコンデンサには、「SuperAlloyPowerIIChoke」という高性能かつ高耐久部品を使用しています。
HDMI端子を2つ搭載しているので、液晶ディスプレイとVRヘッドセット両方への出力が可能です。
実売価格は87、000円前後となっています。
MSITWINFROZRVI GAMINGX8G
MSIは、台湾に本社を置くマザーボード及びビデオカードの大手メーカーです。
メモリは、GDDR5Xで8GBを搭載しています。
映像出力端子はDL-DVI-Dx1、HDMIx1、DisplayPort1.4×3の構成で計5基を装備しています。
補助電源コネクタは8ピン×1、6ピン×1となっています。
製品のサイズは、長さ279mm×幅140mm×厚さ42mmです。
インターフェースはPCI-ExpressX16(3.0)となっています。
この製品の特徴は、MSIのオリジナルクーリングシステム「TWINFROZR VI」を搭載している点でしょう。
大口径ファンを2基搭載し、優れた冷却能力を発揮します。
ZERO FROZR技術により、低負荷時(0~60℃)には、ファンを止める静音仕様となっています。
見た目もスタイリッシュですね。
実売価格は82、000円前後となっています。
TwinFrozrVI/OC VD6060
MSIのGTX1080オーバークロックモデルです。
ベースクロックは1708MHz、ブーストクロック時は1847MHzで動作します。
通常版は、それぞれ1607MHz、1733MHzでの動作なので、大体100MHzオーバークロックした仕様です。
メモリクロックも、通常の10000MHzより高速な10108MHzでの動作となっています。
MSIオリジナルクーリングシステムである「TWINFROZR VI」とヒートパイプを採用することで、冷却面でも万全の対策がなされています。
また低負荷時(0~60℃)には、ファンが動作を停止するZERO FROZR技術も搭載しています。
実売価格は82、000円前後となっており、価格的にはノーマルバージョンとほとんど価格差がありません。
オーバークロックマニアの人には、おすすめのグラボです。
GV-N1080G1GAMING-8GD
マザーボードおよびグラフィックカード大手であるギガバイト社製のGTX1080グラボです。
メモリは、GDDR5Xで8GBを搭載し、映像出力端子はDual-linkDVI-D×1、HDMI-2.0b×1、DisplayPort-1.4×3の計5基を装備しています。
補助電源コネクタは8ピン×1となっています。
製品のサイズは、長さ286x幅115x厚さ42mmです。
インターフェースはPCI-ExpressX16(3.0)となっています。
このグラボは、オーバークロックゲーミングモデルとなっておりベースクロック1695Mhz、ブーストクロック1835Mhz、オーバークロックモードでは、ベースクロック1721Mhz、ブーストクロック1860Mhzで動作します。
クーリングシステムは、ギガバイト社オリジナルの「WINDFORCE 3X Cooling」を採用しており3基の大型ファンで冷却します。
Fanの回転数や、オーバークロックは付属の管理ソフトで容易に設定可能です。
実売価格は84、000円前後となっています。
MSI ARMOR8GOC
MSIのGTX1080グラボです。
ベースクロックは1657MHz、ブーストクロックは1797MHzとなっています。
映像出力端子はDual-linkDVI-D×1、HDMI2.0b×1、DisplayPort1.4×3の計5基を装備しています。
補助電源コネクタは8ピン×1、6ピンx1が必要です。
製品のサイズは、長さ279mmx幅140mmx厚さ37mmとなっています。
その他の点は、ほぼGTX1080の基本的な仕様と同じです。
このグラボの特徴は、大口径のファンを2基搭載した「ARMOR 2X」という冷却システムを採用している点です。
これにより、冷却性能と静音性を両立させています。
60℃以下の低負荷時に、ファンを停止させることで騒音を軽減する「ZeroFrozr」機能も搭載しています。
温度や電圧のモニタリング、GPUの動作クロック、ファン回転速度のコントロールもMSIオリジナルのユーティリティ「アフターバーナー」によって簡単に設定できます。
実売価格は78、000円前後となっています。
まとめ
今回紹介した製品をまとめておきましょう。
- STRIX-GTX1080-A8G-GAMING
- MSITWINFROZRVI GAMINGX8G
- TwinFrozrVI/OC VD6060
- GV-N1080G1GAMING-8GD
- MSI ARMOR8GOC
現在、グラボのハイエンドモデルは、重いゲームはできて当たり前、どれくらいVRに対応できるかいう段階まできています。
いずれは、GDDR6やHBMを搭載したグラボが主流になると思いますが、現時点では、ゲームやVRを思う存分楽しもうと考えるならGTX1080がベストチョイスでしょう。
この記事を参考にして、ぜひあなたが満足するグラボを購入してくださいね。