ZOTACのGTX1080搭載オリファンモデル「AMP Edition」の魅力は?

グラフィックボード(グラボ)

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme Core Edition グラフィックスボード VD6368 ZTGTX1080Ti-11GGDDR5AMPCORE

比較的価格が安く、手に取りやすいグラボメーカーの1つに、ZOTACがあります。

価格は安く手に取りやすいですが、かといって品質が悪いといった事は無く、現在では人気のグラボメーカーの1つになっています。

今回はそんなZOTACから出ているオリジナルモデルの1シリーズ、AMPシリーズの中でもハイエンドクラスのGPUであるGTX1080を搭載したモデルについてまとめました。

参考にしていただければ幸いです。



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AMP Editionについて

AMP Editionは、香港に本社を置くPCパーツメーカー「ZOTAC」から販売されているオリジナルクーラー搭載シリーズの1つで、主にハイエンド~ミドルハイクラスのグラボに用意されているシリーズです。

全体的に高いスペックの割に価格は抑えられている事が多く、「高スペックかつお手軽」という物が多い傾向があるため、人気の高いオリジナルモデルの1つです。

例えば、GeForceの現行の主流世代であるGTX1000シリーズでは、GTX1060から上のモデルにのみAMP Editionが用意されています。

AMP Editionの特徴としては、他社製のオリジナルモデルと比べて高めのクロックに設定されている点があり、MSIのGaming Xシリーズなどゲーム向けの高クロックモデルと同様の高いスペックが特徴です。

また、高クロック設定に合わせて空冷式のクーラーは高い冷却性能を発揮できるものを採用していますが、その分だけサイズは大きく、ケースによって搭載可否が解れやすいのがネックの1つです。



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GTX1080搭載のAMPシリーズは全部で3種類

GTX1080を搭載したAMPシリーズは現在3モデルが発売されています。

最もオーソドックスな調整がされ、高い性能を求めつつもコストパフォーマンスにも優れており、サイズ的にも使いやすい「AMP Edition」を基本として、AMP Editionのクロックを更に引き上げ、更に高クロック時の発熱に対応できるようにクーラーを大型化した高クロック調整モデルである「AMP Extreme」、AMP Extremeの基本的な仕様を引き継ぎ、更にメモリクロックにもオーバークロックを加えたハイエンドモデルである「AMP Extreme+」が発売されています。

3モデル共、箱だし状態で高めのクロックに設定されているため、消費電力は若干多い側面があり、いずれのモデルでも補助電源に8ピン2基が必要になっています。

実際の消費電力に関しては最もクロックの低いAMP Editionは少なく、逆にコアクロックやメモリクロックともに引き上げられているAMP ExtremeとAMP Extreme+は消費電力が少し高い傾向があります。

GTX1080のAMPシリーズに必要な電源容量は?

GTX1080を搭載したグラボの中からAMP Editionやその派生シリーズを選択する上で気になるのが電源容量ですが、基本的には他のGTX1080搭載グラボと大差はなく、500~600W程度の物を用意すれば十分対応することが出来ます。

また、GTX1080を搭載したAMPシリーズは、オーバークロックがなされているため消費電力が若干増えていますが、ZOTACの公式HPではリファレンス仕様と同様に500W以上の電源容量を持ったものを使用する事がおすすめされているため、無理に大容量の電源を用意うする必要はありません。

ただし、AMP ExtremeやAMP Extreme+を使ってオーバークロックして動作クロック2GHz超えを狙いたい場合には多少電源周りを強化しておくことをおすすめします。

GTX1080 AMP Editionの特徴

ZOTACのAMPシリーズの中でも最もオーソドックスな性能に設定されているのが、通常のAMP Editionです。

ベースクロックは1683MHz、ブーストクロックは1822MHzと他社製のゲーム向けのオリジナルモデルに近いクロックに設定されていますが、各種OC用ツールを使用すれば更にクロックを盛る事も可能です。

価格に関しては、AMPシリーズ3モデルの中で最も低価格なため、出費を抑えつつOC済みのGTX1080が欲しいという人には是非おすすめのモデルです。

AMP Editionは他の2つのモデルと比べると低クロック設定になっているため、性能的には劣りますが、その分だけ発熱も少ない事もあり、他2モデルよりもサイズの小さいクーラーを採用しています。

そのため、他2モデルよりもケースを選ばずに搭載出来ますが、それでも長さは300mmとハイエンドクラスの中でもかなり大きいモデルである事には変わりないため、購入前にケース内の長さを測っておくのがおすすめです。

GTX1080 AMP Extremeの特徴

AMP Extremeは、AMP Editionの性能強化版といった立ち位置のモデルです。

中でも特徴的なのは、非常に高いクロックに調整されている点で、AMP Extremeではベースクロックが1771MHz、ブーストクロックが1911MHzまで引き上げられており、初期状態でもかなり高いクロック設定になっている他、設定次第では2GHzまで引き上げる事が可能など、かなり高いポテンシャルを持ったグラボです。

また、コアクロックの高さが目立つAMP Extremeですが、実際にはメモリクロックにも若干の手が加えられていて、AMP Edition比で+0.8GHzされ10.8GHzになっているため、性能はクロックの引き上げ具合以上に強化されています。

ネックとして、AMP Edition以上に消費電力が増えていることと、クロックが高い事による発熱の大きさをフォローするためにクーラーが3連ファンを搭載した大型モデルに変更されているため、カード全長が325mmと更に長くなってしまっている点があります。

価格はAMP Editionと比べてもそれほど高い設定になっていないため、サイズさえ気にならないのであれば、こちらを選ぶのもおすすめです。

GTX1080 AMP Extreme+の特徴

AMPシリーズの中でも最も高いスペックに調整されたAMP Extreme+では、無印AMP Extreme譲りの高いコアクロックに加えて、メモリクロックが11.2GHzまで引き上げられています。

コアクロックに関してはAMP Extremeと同値であるベースクロックが1771MHz、ブーストクロックが1911MHzに設定されており、こちらも箱出し状態でオーバークロックすればコアクロック2GHzオーバーを狙えるなど、かなり高クロックな仕様になっています。

価格は他の2モデルよりも高めに設定されていますが、それでもGTX1080搭載のオリファンモデルとして見ると安めな方な上、外箱不良品などになると他のGTX1080搭載モデルを買うのと同じ程度の出費で済むため、コストを抑えて手に入れたいという人はそういったモノを狙ってみるのもおすすめです。

おすすめは安定の「ZOTAC GeForce GTX1080 AMP Edition」

GTX1080を搭載したAMPシリーズの中でも特におすすめしたいのは、オーソドックスなスペックに設定されたモデルである「ZOTAC GeForce GTX1080 AMP Edition」です。

OC具合が控えめでスペック的にも劣っているAMP Editionを敢えておすすめする理由としては、搭載されているGTX1080自体の性能がそもそも非常に高く、無理に高クロック仕様のモデルを選ばなくてもかなり快適な動作が狙えることと、比較的短いクーラーが搭載されている事、価格が他のモデルよりも安定して安い事などが挙げられます。

特に、価格に関しては他のオリジナルモデルと比べて価格が飛び抜けて安いといった事はないものの、同クラスの性能を持ったものと比べると安めかつ値引きされる事も多いため、かなり手に取りやすい点もおすすめしやすいポイントの1つです。

性能・価格ともに安定感のある製品なため、GTX1080搭載のグラボでどれにするか迷っている人にはおすすめのモデルの1つでもあります。

サイズが許されるなら「ZOTAC GeForce GTX1080 AMP Extreme」もおすすめ!

搭載可能なグラボのサイズに余裕がある、という場合には通常のAMP Editionから1ランク上がった、「ZOTAC GeForce GTX1080 AMP Extreme」もGTX1080搭載グラボとしてはおすすめです。

箱出し状態での高クロック動作による高スペックな動作もさることながら、全長325mmの大型のクーラーの冷却能力の高さを活かして、定格付近のクロックで動作させる事でGTX1080のスペックを発揮しつつ静音性を両立させるといった事も出来るため、長時間継続して動作させる予定の人にもおすすめです。

まとめ

ZOTACは価格が安めな設定になっている事に加えて、品質もしっかりしているため、GTX1080搭載モデルであるかに関係なく、迷ったらおすすめしたいメーカーの1つです。

特に今回紹介したAMPシリーズは高いクロックに加えて、冷却性能に優れた大型クーラーを搭載しているため、ヘヴィーユーザーから始めてハイエンドクラスのグラボを買う人まで、GTX1080の購入を考えている人には万人におすすめのシリーズです。