もっと楽に漕ぎたい?ママチャリの適切なサドルの高さを知ろう

ママチャリ・シティサイクル

BRIDGESTONE(ブリヂストン) ソフトサドル L532BS ブラック

ママチャリには、適切なサドルの高さがあります。

適切なサドルの高さにしないと、ギアがついていないこともあるママチャリは、すごくこぎづらく感じる事があるでしょう。

もし今なんとなくママチャリが漕ぎづらいと感じているのであれば、その理由はサドルの高さにあるかもしれません。

そこでここでは、ママチャリの適切なサドルの高さを紹介します。



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ママチャリのサドルは高めが正解

ママチャリのサドルは、実は高めが正解になります。

ママチャリには、リラックスして漕ぐというイメージがある人も多いでしょう。

リラックスして漕げる高さといえば、それはやはりサドルが低い状態になるはずです。

だから多くの人はママチャリのサドルを低くしてしまっています。

でも、低いサドルだと、実はすごくこぎづらいのです。

確かに上半身などはリラックスできるかもしれません。

でもこぐ力がこめづらいですし、きちんと力も伝わっていかないので、実はすごく無駄な力を使っているのです。

ということは、一見リラックスできるように見えても、全身では全くリラックスできていないことになります。

だから、もし今サドルを低く設定しているというのであれば、その時には椅子は高めに設定してください。

髙めに設定すると色々な筋肉で漕げる

サドルを低めに設定していると、太ももの前の筋肉で漕ぐことになります。

太ももの前の筋肉だけで漕ぐと、やはり足はすごく疲れやすいです。

さらにそれだけではなく、太ももが太くなってしまう可能性もあると言えるでしょう。

でも、サドルを高めに設定しておくと、そこだけではなく、ふくらはぎや太ももの後ろなど、色々なところをつかってママチャリを漕ぐようになります。

筋力をバランスよく使うので、すごくこぎやすくなるのです。

そしてもちろん、体重もかけやすいですから、筋力自体もそこまで使わなくなるでしょう。

だから足が太くなることもありません。

無駄な力を使わないでいられるのですから、長い時間ママチャリをこぐという人には特におすすめできます。



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高めとは具体的にどのくらいか

では、その髙めのサドルとは具体的にはどのくらいになるのでしょうか?

もちろんペダルに足が届かないくらいにサドルを高くしても楽になるということはありません。

ただただ危険になるだけでしょう。

髙めのサドルの正解は、ペダルが一番下の位置に行ったとき、自分の足のひざが伸びるくらいの高さになります。

すると、当然、座っている状態では、両足が地面につくということはなくなります。

だから、ちょっと不安になる人もいるかもしれませんが、これが適切な高さなのです。

これ以上短いと、先述の通りに太ももの前側の筋肉ばかりを使うようになってしまうので、注意が必要です。

最初は慣れが必要

足が多少不安定にはなるので、最初はすごく漕ぎづらく感じるかもしれません。

でも、しっかりと漕ぎ始めると、全然こぎやすさが違う事に気が付くでしょう。

サドルが低い位置にある時と同じくらいの力で濃いでいても、どんどん進んでいくはずです。

サドルによって、それだけ進み具合は違ってきます。

だから、慣れるまでぜひその高さで濃いで見てください。

サドルの少し後ろに座ることも大切

サドルの高さをこうして適切にしたら、サドルのどこに座るのかという事も意識すると良いでしょう。

サドルの高さを適切にしても、自分がサドルの変なところに座っていたら、その効果は半減します。

そもそも、適切な位置に座っていないと、ペダルが一番下にいった時の膝が伸びるくらいの位置というのも変わってきてしまうでしょう。

だから、サドルの高さを完璧に調節するためにも、サドルのどこに座るのかということは意識しないとなりません。

基本的にはママチャリに乗っている時には、サドルの後ろの方に座るように意識すると良いでしょう。

サドルの前の方にすると、ペダルがすごくこぎづらくなります。

すると少しでも漕ぎやすくしようと、身体は自然前傾姿勢のような方になります。

そうなると、使う筋肉はやはり太ももの前の筋肉ばかりになってしまいます。

それでは、わざわざサドルの高さを髙めに設定した意味が無くなってしまうでしょう。

だから、それを避けるためにも、しっかりとサドルの後ろの方に座ってください。

後ろに座ると背筋が伸びる

サドルの後ろの方に座ると、自然と背筋が伸びるようになります。

背筋が伸びると、自然と力を伝えることができるようになるでしょう。

そうしてママチャリが漕ぎやすくなります。

また、後ろの方に座っていると、太ももの後ろの筋肉を上手く使えるようになります。

ここの筋肉というのは、人の筋肉の中でも比較的に大きい方の筋肉と言えます。

だから、力を入れて漕ぎやすいと言えるのです。

背筋を伸ばしてママチャリを漕ぐのがちょっと恥ずかしいという方もいるかもしれませんが、背筋を伸ばして漕ぐのは悪い事でも何でもありません。

なのでしっかりと後ろに座って、どうどうと背筋を伸ばして、正しい姿勢でママチャリをこいでいってください。

信号待ちなどはどうするべきか

サドルの適切な高さが、椅子に座っている状態では足が地面につかない高さなのであれば、信号待ちの間はどうしていれば良いのでしょうか?

サドルに座ったままだと地面に足がつかないのですから、そのままの状態でいるわけにはいきません。

そのまま状態でいようとしたら、間違いなく倒れてしまうでしょう。

だから、そのままでいるのではなく、サドルからお尻をはなし、ママチャリにまたがりながら、手でハンドルを支え、両足を地面につけるようにして信号を待つようにしましょう。

おしりをサドルにつけたままだと両足が地面につかないのであれば、お尻だけ下りてしまえばいいだけです。

両足をしっかりと地面につけることで安定して待つことができますし、変につま先を伸ばして必死に待っているわけでもないので、見栄えも悪くありません。

つま先を伸ばしているとつる可能性がある

サドルにしっかりとお尻をつけたまま、ママチャリを傾けたりしながら、つま先を伸ばして必死にそれで止まろうとしていると、足がつってしまう可能性があります。

足の指をくるめるように下に向けようとして、足をつってしまった経験があるという方も意外と多いのではないでしょうか?

もちろんそういうポーズをとると必ず足がつってしまうというわけではありませんが、そうすることによってつる可能性が高くなるのは間違いありません。

もしママチャリに乗っている途中、信号待ちの段階で足がつってしまったらどうなるでしょうか信号待ちの段階で足がつると、まず間違いなくその場で倒れてしまうでしょう。

そうなると怪我をする可能性もありますし、そして何よりすごく恥ずかしいです。

信号待ちの際には、人がたくさんいることもあるでしょう。

そうして人がたくさんいる時に倒れてしまい、しかも何事かと思ったら足をつっただけなのですから、こんなに恥ずかしいことはありません。

そうなることを防ぐためにも、信号待ちの間は、サドルからしっかりとお尻を離して、両足で地面に立つようにすることがおすすめです。

まとめ

ママチャリのサドルは、意外と重要なものだということはお分かりいただけましたでしょうか?

もちろんサドルを以外にも大切なことはありますが、サドルをしっかり調節することで、すごくこぎやすくなるのですから、それはしないよりはした方が良いに決まっています。

是非こうしてサドルを適切な位置に調節して、より漕ぎやすくしていってください。