わざわざジムに行かなくても良い!ママチャリで痩せるためのコツ
ダイエットの為の運動というと、まず最初に連想をするのがジムにいって運動をするという事でしょう。
でも実は、わざわざジムにいかなくてもダイエットの為の運動はすることができます。
それが、ママチャリを使って運動をするという方法です。
ママチャリだって立派なダイエット器具になるのです。
そこでここではそんな、ママチャリを使ったダイエットのコツを紹介します。
目次
週に3回くらい、20分以上ママチャリに乗る
ママチャリを使って痩せたいと思ったら、とにかく週に3回くらい、1回20分以上ママチャリに乗るようにしましょう。
ママチャリというと、ただの移動の手段のように思える方も多いかもしれませんが、実はママチャリでの運動というのは、れっきとした有酸素運動になるのです。
有酸素運動は、だいたい20分以上は続けないと脂肪燃焼の為には効果的になりません。
だから一回ママチャリに乗る時間は、最低でも20分以上は必要になるのです。
そして有酸素運動というのは、だいたい週に2回から3回するのが理想と言えます。
もちろん体力や時間が許すのであれば、3回とは言わず5回でも7回でもしていきたいところですが、これからダイエットを始めようと考えている人に、そこまで体力に自信があるという人はいないでしょう。
だから、とりあえずは週に3回くらいからはじめてみるのがおすすめです。
慣れてきたら徐々に頻度を増やしていったり、時間を伸ばしていったりすればよいです。
目的がないと乗りづらい
週に3回くらい、20分以上にママチャリに乗るというのは、何かしらの目的がないとやりづらいです。
もちろんよほど強い意思があればそれでも問題なくダイエットをすることは出来るでしょうが、そこまで強い意思があるという人も、体力に自信がある人同様、これからダイエットを始めようと考える人の中にはあまりいないでしょう。
もしそういう意思があるのであれば、もっと早い段階で、いちいち調べたりしないでとりあえず何らかの方法でダイエットをはじめてみたりしているでしょうから。
だから、多くの人には、目的を作ることがおすすめです。
目的というのはたとえば、学校へ行くとか、会社へ行くとか、買い物に行くとか、そういう目的です。
週に3回くらいは会社までママチャリで行く日を作ってみたり、あるいは週に3回くらいは遠くのスーパーまで買いに行くようにしたりとか、そうすれば良いのです。
そうして上手く日常の中に溶け込ませていけば、そもそもそれがあまりダイエットではあるとは感じなくなるでしょう。
ダイエットであると感じなくなれば、間違いなく続けることが出来るようになります。
たとえば洗顔をイメージしてみてください。
洗顔は、スキンケアです。
でも、洗顔をするのは日常に当たり前に溶け込んでいるので、それがスキンケアだと意識してしている人はあまりいないでしょう。
だから、楽に続けることができているのです。
これがたとえば、スチームを当てるというようなガッツリしたスキンケアですと、ついつい面倒でやらなかったりもするでしょう。
それは日常に溶け込んでいないからです。
このように、日常に溶け込めるかどうかというのは、すごく大きな問題となります。
サドルはやや高めに設定する
ママチャリで痩せたいと思うのであれば、そのママチャリのサドルはやや高めに設定することがおすすめです。
サドルをやや高めに設定すると、足全体をつかってペダルをこぐようになります。
足全体を使ってペダルをこぐようにすると、当然ながら下半身全体の筋力を使うようになります。
そうして全体の筋力を使うようになると、それによって消費カロリーが増えていくと言えるでしょう。
消費するカロリーが増えていけば、痩せやすくなるのは当然と言えます。
痩せるというのは、消費するカロリーが、摂取するカロリーを超えていけば必然的に起こるようになります。
もちろん、このママチャリの運動だけで、消費するカロリーが摂取するカロリーを超えていくということはありません。
でも、カロリーというのは、日常的な動きの中でも消費されていくので、そこにさらにママチャリによる運動の消費カロリーをプラスしてあげれば、超えるようになるのです。
だから、少しでも消費カロリーを増やせるように、足全体の筋力を使えるようなサドルの高さにする必要があります。
ペダルが下に着た時に少しだけ膝が曲がるくらい
では、やや高めのサドルとは、どのくらいになるのでしょうか?
それは、ペダルが下に来た時に、そのペダルについている方の足の膝が、少しだけ曲がるくらいだと言えます。
しっかりと伸びるくらいまでサドルを上げると、より足の力を使うようになりますが、それは同時に足を痛める可能性すらも出てきます。
久しぶりに運動をするという人は特に、そうしたちょっとした無理が怪我に繋がる可能性が高いです。
だから、あまり無理をしないでも漕げるように、膝が少しだけ曲がる位の位置に調節するのが良いのです。
それが一番バランスが良いですから。
悪天候の日でも出来るようにする
ママチャリで痩せるためには、ママチャリでの運動を続けることがすごく大切になります。
目的があれば、大体の人は続けることが出来るのですが、一つ、目的があってもやらなくなってしまう理由があります。
それが、やる気はあるのに悪天候のせいでママチャリでの運動ができなかったという理由です。
自分にはやる気があるのに、そういう不可抗力な理由で休みを余儀なくされると、そこからまた改めてモチベーションを引き起こすのはすごく難しかったりします。
だから、その休息をきっかけに、次からもまたやらなくなってしまうのです。
そうした休みが一回くらいであれば、まだなんとかモチベーションを引き起こせることもあるでしょう。
でも、雨の日や悪天候の日は、日本ではすごく多いです。
何日もそれが重なったら、まず間違いなくもうやる気はなくなるでしょう。
日本には梅雨もありますから。
でも、それならば、どうしたらそういう時期をこえることが出来るようになるのでしょうか?
その答えはすごく簡単なことです。
雨の日でも出来るようにすればよいのです。
スタンドを変えれば良い
その為には、スタンドを変えれば良いでしょう。
ママチャリのスタンドは、片方だけのタイプと、後輪の下にはいって、広面積でママチャリを支えるタイプと2種類あります。
片方だけのタイプのスタンドでは、止まっている状態で自転車をこぐことはできません。
でも、広面積タイプのスタンドであれば、止まっている状態から自転車をこぐことが出来るのです。
しかし後輪は宙に浮いている状態になるので、当然漕いでも進んでいくことはありません。
つまりこれは、ジムなどにあるエアロバイクのような状態を作りだすこととなるのです。
公面積タイプのスタンドをつけたママチャリを自宅の中に入れて、それで自宅の中で20分とか30分とかそれくらいママチャリをただただ漕ぐようにすれば、悪天候であっても問題なく運動が出来るようになります。
こうして、予期せぬきっかけで運動をとめられることを無くしていけば、そのうち確実に痩せるでしょう。
常に両足で漕ぐイメージを持つ
ママチャリを漕ぐことで消費するカロリーをさらに高める方法もあります。
一つは先述のようにしっかりとペダルを高くすることでしたが、それに加えてもう一つあるのです。
それが、常に両足で漕ぐようなイメージを持つという事です。
一般的にママチャリを漕ぐときには、上から下にペダルを運ぶ際に力を入れて漕ぐでしょう。
そしてそれは、交互に訪れるので、右足で右のペダルをこぐとき、つまり、左のペダルが下から上に来る時、左足には全く力は入っていないはずです。
でも、痩せる為にママチャリに乗るのであれば、そうして左足が下から上に来る際にも力を入れておいた方が良いのです。
力を入れるとはいってももちろん、左のペダルが下から上にくるのを邪魔しろというわけではありません。
左足でも左のペダルを下から上に持ち上げるようにイメージすることが大切なのです。
より足を使うイメージになる
そうすることで、より足をつかっているイメージを持つことが出来るでしょう。
しっかり筋肉を使っているイメージを持つことは、その筋肉により効果的な負荷を与えることに繋がります。
もちろん実際にも、ただただボーっとしているだけだった足に、力を入れることとなるはずです。
そうなると、より筋力を使うことになるので、当然消費カロリーも増えていくでしょう。
こうして痩せやすくなっていくのです。
あまり早いペースで漕がないように注意する
ママチャリで痩せるために大切なことは、あまり早いペースで漕がないように注意することです。
エアロバイクなどもそうですが、自転車系の運動というのは、有酸素運動ではあるのですが、ある時無酸素運動になったりもするのです。
たとえば思いっきり自転車をこぐシーンを想像してみてください。
その想像の中ではおそらく呼吸はしていなかったはずです。
このように、ペースを上げすぎると、ママチャリに乗る時にも呼吸がなくなったりするのです。
もしそうなったらそれは脂肪を燃焼するための有酸素運動ではなく、筋トレのような意味を持つ運動になってしまいます。
それでは効果的に痩せるとは言えません。
なので、そうならないように適切なペースで走らないとならないのです。
ママチャリには適切なペースがある
ママチャリには、適切なペースがあります。
適切なペーストは、ママチャリをこいでいても、呼吸が乱れないペースになります。
呼吸が乱れる位のペースはペースが速すぎるという事なので、落とすようにしていきましょう。
そうして適切なペースで走るために大切なのは、時間の調節です。
たとえば、朝9時までに会社に行かないとならないという時、時間が無くなるとどうしてもママチャリを漕ぐペースも早くなるでしょう。
そういう際にはペースをあげるのではなく、そこにたどり着くまでの時間に余裕を持たせるのが正解です。
時間に余裕があれば、ママチャリを早くこぐ必要はなくなるのですから、ペースがはやくなりすぎるということはなくなります。
身体や車体を左右に揺らさないようにする
ママチャリで痩せたいと思うのであれば、走り方もすごく重要になります。
ママチャリでは、身体や車体を大きく左右に振りながら走ったりすることもあります。
そうして車体や身体を大きく左右に振りながら走ることで、足とはまた別の力でママチャリを漕げるようになるので、すごく楽に長時間ママチャリに乗れるようになるのです。
でも、そうまでしないと漕げないような状態になってしまっているのであれば、すでにその時点で体力の限界は超えていると言えます。
なので、そうするのではなく、一度休憩をした方が良いでしょう。
左右にふって漕いで行くのは、あまり脂肪燃焼の効果は高くないと言えますから、何なら一度休憩してからまた走り出した方が良いです。
休憩することも問題ない
ママチャリで20分以上走るようにすると言うと、一回で20分以上走るようにしないとならないと考える方が多いのですが、実は何も一回で20分以上走る必要はなかったりします。
たとえば、15分走って10分休憩してまた15分走るとか、そういう風に小分けにして20分以上走るというのでも、20分以上走ったことになるのです。
そしてそれでも、一回で20分以上走った時と同じような効果が得られます。
もちろんその休憩の時間が長くなればなるほどに、一回で20分以上走った時よりも効果は弱くなりますが、それでも、左右に車体や身体を揺らしながら漕ぐというように、正しくない姿勢でママチャリに乗るよりはいささかましだと言えるでしょう。
だから、体力的に厳しくなってきたら、素直に休憩するようにしてください。
そこから無理して頑張って辛い思いを感じ過ぎてしまうと、次にまたママチャリに乗る際のモチベーションがわきづらくなるという事もありますし。
まとめ
ママチャリで痩せるためには、上記のような事を意識していくと良いでしょう。
意外とママチャリは使える便利アイテムであるということは間違いありません。
ジムにいってエアロバイクに乗ると、年間でかなりのお金がかかりますが、ママチャリの場合は、家にママチャリがあれば、それをつかってただで痩せることができるわけですから。