シクロクロスの魅力！一般の方が支持している理由とは？

2016年12月26日シクロクロス

シクロクロスはレースに使用されている自転車として知られています。

所が、このシクロクロスがレース以外で使用している方が増えているのです。

なぜ、レース用に使われていたシクロクロスが、レース以外に使われるようになったのか分からない方もいるでしょう。

そこで、シクロクロスの性能や特徴などを詳しく紹介します。

シクロクロスの特徴が分かれば、その魅力が分かるようになるでしょう。



レース仕様に作られた構造

シクロクロスが使われていた競技では、シクロクロスを担いだり、険しい道を走行したりするものです。

そのためシクロクロスは持ち運びが便利に作られて、険しい道でも故障しづらいようになっています。

シクロクロスが、レース以外でも使用されるようになった秘密を分かってもらうために、シクロクロスの性能の高さを説明します。

ブレーキの性能

シクロクロスの高い性能として知られている物として、ブレーキがあります。

シクロクロスで使われているブレーキは「カンチブレーキ」と呼ばれる物で、シクロクロスを停止するというよりは、速度をコントロールするために使われています。

険しい道のなかでもスピードがコントロールできるので、その制動力の高さに魅力を感じている方は多いです。

普通の自転車とは違う構造のブレーキに憧れて購入する方もいるので、シクロクロスが支持されている理由のひとつしてカンチブレーキがあげられるでしょう。

タイヤの性能

レース以外に使用している方の多くが、最も魅力を感じている物として、シクロクロスの「ブロックタイヤ」をあげる方が多いです。

このブロックタイヤには、大きな突起のような物が数多く付いてあり、険しい道でもパンクしづらくなっています。

自転車を乗っている多くの方が頭を抱えてしまうのがタイヤのパンクですが、シクロクロスのブロックタイヤを使用すれば、タイヤのパンクに頭を悩ませる必要がないのです。

ただしブロックタイヤは特殊な構造をしているので、路面を走行する時の抵抗を強く感じやすいので、慣れるまでが大変なので注意しましょう。



一般者から支持されている理由

シクロクロスは性能が高いだけでなく、その他にも、多くの方に支持されている理由があります。

そこで、どのような魅力があるのか紹介します。

デザインの種類

シクロクロスはレース用に作られたとは言え、レース以外でも使用する方が増えたので、現在では数多くの種類が販売されるようになり豊富なデザインが揃っています。

シクロクロスは、構造上にそれほど差はないのですが、フレーム（ボディ部分）・ペダル・タイヤ・サドル（椅子）などにカラフルな色や文字が使用されています。

その中には、オレンジやピンクが使用されている物まであるので、男性だけでなく女性にも支持されているのです。

男女から支持されている事も、シクロクロスの人気が高まった理由の一つでしょう。

長持ちするシクロクロス

シクロクロスの値段は、多くの物が10万円前後もして、高い物では20万円以上もします。

しかし、普通の自転車は2万円前後で購入できる物は多くあるので、シクロクロスを購入したくないと感じてしまうかもしれません。

しかし、普通の自転車はパンクだけでなく、チェーンが外れたりハンドルが壊れたりする事が多くあります。

このような事が起きてしまうので、普通の自転車はシクロクロスより壊れやすいと言えるでしょう。

そのため自転車はシクロクロスよりコストパフォーマンスが良いとは言い切れないので、値段が少し高くても長く乗りたいと考えている方には、シクロクロスはおすすめの自転車です。

タイヤを替える

ブロックタイヤは、パンクしづらいのですが、乗り心地に違和感を感じる方は多くいます。

多くの方が走行して感じるのは、路面を走行している時に強い抵抗を感じてしまうのです。

これはブロックタイヤに大きな突起や強度があるだけでなく、通常のタイヤより横幅が広いのも関係しているのでしょう。

タイヤ幅が広いと安定感が増したり、排水のふたのみぞにはまりにくかったりするのでメリットは多いのですが、乗り心地に不満を感じる方もいるようです。

そのような方におすすめなのが、ブロックタイヤから「セリミックスタイプ」のタイヤに替える方法です。

悪路をそれほど走行しないのであれば、セリミックスタイプのタイヤであれば、突起がないので路面の抵抗もあまり感じなくなるでしょう。

悪路でも走行できるシクロクロス

シクロクロスのブロックタイヤはパンクしづらいので、悪路でも走行できるというメリットがあります。

そこで、どのような道でも走行できるのか紹介します。

砂利道を走行

街中から少し外れたら、多くの所にあるのが砂利道（じゃりみち）です。

砂利道は大きな石があって、でこぼこした道で、タイヤがパンクしやすいです。

所が、シクロクロスは険しい道を走行するレースに対応して作られているので、砂利道を走行してもパンクしづらくなっています。

山道を走行

砂利道の他にも山道でも、同じように大きな石があって、道がでこぼこしています。

さらに道が大きくカーブしている所もあります。

所が、シクロクロスは強度があり安定感もあるので、山道でも安心して走行する事ができるでしょう。

サイクリングの楽しさ

どのような悪路でも走行できるシクロクロスなので、このシクロクロスを購入してからサイクリングを始める方も多くいます。

そこで、シクロクロスでサイクリングをしたら、どのような楽しみがあるのか紹介します。

四季を感じられるコース

日本は四季のある国で、桜・新緑・紅葉・雪景色を楽しむ事ができます。

四季を感じるなら、車や普通の自転車でも問題ないと思うかもしれませんが、車で走行できるのは横幅の広い車道だけです。

そして普通の自転車では悪路を走行するとタイヤがパンクしてしまうので、悪路までは走行しづらいという問題もあります。

それにひきかえ、シクロクロスであれば、様々な道路や悪路を走行できるのです。

様々な道を走行できるようになれば、今まで見れなかった風景を見る事もできれば、桜・新緑・紅葉・雪景色になった木々などをさらに身近に感じられる所を走行できるようになるでしょう。

サイクリング仲間と交流

サイクリングを始めたら、多くの方が楽しみの1つにあげるのが、サイクリング仲間の交流です。

交流の時には、どのようなシクロクロスを乗っているのか話し合う事ができます。

さらに、タイヤの種類や走行してきたコースについて話し合う事ができれば、どのタイヤに替えれば乗り心地が変わるのか分かって、今まで見つけられなかったサイクリングコースも分かるようになります。

シクロクロスのレースに参加している方も一般道路でサイクリングをしているので、一般の自転車を使用するよりも、シクロクロスのほうがサイクリング仲間を見つけやすいというメリットがあります。

テクニックを上げられる楽しみ

サイクリングをするようになれば、様々なコースを走行するようになるので、走行するテクニックを上げる事ができます。

サイクリング仲間がいれば、テクニックを上げるコツも分かるので、上達も早くなります。

もしも走行するテクニックを上げる事が出来れば、レースに出場してみたくなって、ますますシクロクロスが手放せなくなるでしょう。

まとめ

シクロクロスの特徴やメリットは数多くありますが、気を付けて欲しいのは、走行している時の路面の抵抗です。

デザインが良くて壊れにくいから購入してみたのに、乗り心地に違和感があると感じてしまう方は一部にいるようです。

しかし、それはタイヤを交換する事で解決できる問題です。

さらに、街中で走行する時と悪路を走行する時で、使い分けをする楽しみもあります。

このように壊れづらくて、様々な楽しみがあるシクロクロスなので、自転車を長く愛用して使いたいと考えている方はシクロクロスを試してみる価値はあるでしょう。