シクロクロスバイクをロードバイクや一般的な自転車と比較してみるとわかる特徴って?

シクロクロス

スポーツサイクルカタログ2013ロードバイク/トライアスロン&TTバイク/シクロクロス編 (ヤエスメディアムック386)

ここ最近注目されている自転車があります。

それがシクロクロスバイクです。

ヨーロッパでは、舗装された道を自転車で走るロードレースが人気。

そのロードレースができない冬の時期にシクロクロスバイクでトレーニングをするというので一般的になりました。

そのシクロクロスバイクが、日本でも登場し、流行の兆しを見せています。

他の自転車と比べて、どのような違いがあるのでしょうか。






普通の自転車じゃない

シクロクロスバイクを購入しようと思っている方。

多いのではないでしょうか。

購入する前に、シクロクロスバイクがどのようなものなのかを確認しておきましょう。

一言でいうと普通の自転車ではありません。

マウンテンバイクとも少し違います。

今までの自転車と同じものだと思っていると、購入したときに違和感を抱いたり、今の乗り心地と違ってイヤとか、不満が出てきてしまうかもしれません。

購入する前に今までの自転車と少し違うことだけは確認しておきましょう。






重心が高い

ネットで検索してもわかる通り、シクロクロスバイクは重心が高いです。

サドルの位置がものすごく高くなっているのです。

ロードレース用の自転車よりもさらに高いです。

シクロクロスは、もともと舗装されていない道を走るレースです。

そのため、車体が安定している必要があります。

重心が高くなることによって、車体が安定します。

その点でシクロクロスバイクは、サドルの位置が高くなっています。

そのため、今まで普通の自転車に乗っていた人がびっくりしてしまうかもしれません。

重心が高いデメリット

重心が高い分転びやすくもなっています。

そのため運転には注意が必要です。

よほど運転に慣れていなければ、自転車ごと倒れてしまう可能性も高いです。

重心が高いせいで自転車も安定し、ペダルが踏み込みやすくはなっていますが、それはやシクロクロスレースで速く走るために作られたものです。

どうしても安全面は普通の自転車よりも劣ってしまいます。

シクロクロスバイクを購入する際には、このような重心の高さについてもよく理解してくださいね。

風圧を受けやすい

そして、自転車の重心が高くなってしまうので風圧を受けやすいです。

風が強い日などには注意をしてください。

風圧でバランスを崩しやすい設計になっています。

重心の高さはここでもデメリットです。

天気の悪い日など、運転する際には注意をしたほうがいいかもしれません。

タイヤが太い

舗装されてない道を走るための自転車がシクロクロスバイクです。

その特徴はタイヤにも現れています。

細かい石などが、タイヤの溝につまらないような設計になっています。

そしてタイヤの幅もやや広いです。

タイヤと地面が接する面積が広くなるので、安定性が高くなります。

ロードレース用の自転車は、タイヤが細いです。

それとは全く対照的。

届いたシクロクロスバイクが、こんなにタイヤが太いの?

と驚いてしまうかもしれませんね。

少し重い

シクロクロスバイクはそれほどではありませんが、ロードバイクよりは少し重いです。

どちらかというとロードバイクはスピードを重視していますが、シクロクロスバイクは耐久性能を重視しています。

舗装された未知しか走らないのであればロードバイクのほうが明らかに有利です。

車体も軽くスピードを上げやすいです。

シクロクロスバイクは耐久性を重視しているため、舗装された道では少し遅いです。

しかし、ぬかるんだ道なのではロードバイクの比ではありません。

このような部分が一般の方はあまり注意をしなくても、あまり気にならないのではないでしょうか。

シクロクロスバイクなら多少の悪天候でも、快適に走れます。

日本の道路のほとんどは

ロードバイクとシクロクロスバイクの購入で悩んでいる人も多いことでしょう。

似たようなカテゴリーですから、迷ってしまうのが当然です。

最も大きな特徴が舗装された道路での走行です。

ロードバイクの場合には舗装された道では快適に走れます。

シクロクロスの場合には、舗装された道では少しスピードは落ちるでしょう。

しかし環境が悪くても快適に乗りこなせるところは魅力です。

しかしよく考えてみてください。

日本の道路のほとんどが、舗装されている道です。

特に都会においては、舗装されてない道のほうが珍しいです。

地方に行けば舗装されてない道はあるにはあります。

このことまで考えて自転車選びをしましょう。

舗装された道でしか乗らないのなら、舗装での走行は、考えてもあまり意味はないでしょう。

こう考えてみると、好みの問題が重要だということになってくるでしょう。

それと乗り心地の問題です。

自分が乗りやすいかどうか。

あまり難しいこと考えず、悩んでしまったら直感で選ぶのもおすすめです。

価格の問題

シクロクロスバイクとロードバイクではどちらの値段が高いのか、という質問は愚の骨頂です。

品質が高ければ値段が高くなるし、品質が低ければ値段は安くなるのは当然のところでしょう。

どちらが高い安いのか考えるのはあまり意味がありません。

一般的に自転車で10万円以下は安いものだととらえていいでしょう。

10万円以下なら、あまり気にしなくても大差はないと考えていいでしょう。

値段の高いものと専門性が高くなってきます。

ロードバイクでもシクロクロスバイクでも、レースに出ても耐えられる仕様になってくるのは間違いありません。

そのためクセも強く、乗り心地がいいというよりも、さらにいいタイムが出せる工夫がされていることが予想されます。

値段が高いからといって、乗り心地がいいとか、タウンユースで快適に使えるという目的からはズレてしまう可能性もあるので注意をしてくださいね。

車道を走りましょう

注意してほしいのは自転車のマナー。

自転車の法律もほとんど行き渡っておらず、いまだに歩道を走っている自転車がいます。

警察官ですら何も知らずに自転車で歩道を走っているという始末。

自転車は軽車両ですから車道で走らなければいけません。

速度が低い場合には仕方がないのですが、ここで紹介したしシクロクロスバイクやロードバイクのようなスピードの出るものについては、歩道で走るのは大変危険です。

車道に出て左側通行しましょう。

このような基本的な事項がいまだに守られていません。

右側通行している人もたくさんいます。

学校の先生でも、右側通行をしたほうが車が見やすくて安全だと誤解をしている人すらいます。

自転車というのは軽車両ですから、必ず車道に出て左側通行しましょう。

自転車で歩行者をはねてしまったら自転車どころの騒ぎではありません。

そしてシクロクロスバイクは、車体が軽く、自動車やオートバイよりも、スピードが一気に上がるために、歩行者はびっくりしてしまいます。

このような愚かな事故にならないためにも、交通ルールは守ってくださいね。

交通事故とむなしいものはありません。

警察官でも正確に交通ルールを守っておらず、学校でもほとんど指導がされません。

だからこそ、ルールをしっかり自分で覚え、守りましょう。

シクロクロスバイクのようなスピードの出るものについてはなおさらです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

シクロクロスバイクの特徴を、ロードバイク、一般の自転車などと比較して確認してみました。

普通の自転車よりもクセが強いのが特徴。

購入する際には、舗装された道を走るのか。

舗装されてない道も走るのかを念頭に入れて考えると良いでしょう。

何も考えずにシクロクロスバイクを購入しても、そのクセの強さから驚いてしまうかもしれません。

しかし、どんな道でも快適に走れるために、購入して失敗したという感じはしないでしょう。








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