ママチャリでも旅に出たい!ママチャリで旅をする場合の限界はどのくらい?

ママチャリ・シティサイクル

ママチャリ日本横断5000キロ 71歳ペダル旅

自転車で旅に出るという話は、昔からよく聞く話です。

そんな話があるから、ママチャリしか持っていない人でも、ママチャリで旅に出たいと思う事があるでしょう。

では、ママチャリで旅をする場合、その限界はどのくらいになるのでしょうか?

ここではそんな、ママチャリで旅をする場合の限界について紹介していきたいと思います。



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ママチャリの時速は20キロくらい

ママチャリで度をする場合の限界を求めるためには、まずそもそもママチャリでは1時間にどれくらい進めるのかということを知っておかないとならないでしょう。

ママチャリの平均的な時速は、だいたい20キロになります。

もちろん時速が20キロだからといって、1時間に20キロ進めるわけではありません。

時速20キロというのは、信号も何もないところをただひたすらにまっすぐ走ったら20キロ進めるということになります。

でも、日本の道路は当然まっすぐではありませんし、信号機だってすごくたくさんあります。

だから、ママチャリで時速20キロで走っても20キロを1時間に進むことは出来ないでしょう。

もし平均的な速度で走ることができるのであれば、だいたい7,8キロから10キロくらい一時間で進めることになるでしょう。

平均だからもっと早い人もいる

ただこれはあくまでも平均の値にはなります。

もし健康な若い足であれば、もっと早くこぐことだってできるでしょう。

だから、時速30キロくらいで進んでいくことができる人もいるはずです。

もし時速30キロだせれば、だいたい1時間で15キロ以上は進めるはずです。

そうなると最終的な限界も大きく変わってきます。

自分がどのくらいの速度で長時間移動できそうかを考えて、どのくらいが限界かを見ていくと良いでしょう。



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1日に焦げるのは5時間くらいが限界

時速が見えてきたら次には、1日にどれくらい漕げるのかという事を考えれば、それだけでママチャリでの旅の限界が見えてくるでしょう。

だいたい1日に自転車をこげる限界の時間は、7時間くらいになるでしょう。

それ以上の時間自転車に乗ろうとしても足がうまく動かくなったり、お尻が痛くて焦げなくなったりするはずです。

だから、7時間とします。

ではこの7時間に先の平均的1時間の移動距離をかけてみましょう。

1時間の移動距離をだいたい10キロとすると、一日に70キロ漕げるということになります。

70キロ漕げるから、ママチャリの旅の限界は70キロなのかというと、そういうわけではありません。

往復しないとならない

旅というのは、行っただけで終わりではありません。

登山と同様に、いって帰ってくるまで終わりではないのです。

ということは、70キロ一日にすすめたとしても、往復しないとならないので、実質35キロしか進めないということになります。

もちろん35キロ進むというだけでもすごい事ではあります。

1日に7時間も自転車に乗るというのは、間違いなくかなりしんどいレベルです。

これを一回やったら、次の日には間違いなく体調が辛くなるでしょう。

それくらいのレベルの話なのです。

もちろん長時間自転車に乗ることに慣れている人であればそんなことにはならないでしょう。

でも、だいたいの人が長時間乗ることには慣れていないはずです。

慣れていたとしていも、せいぜい2時間程度なのではないでしょうか?

だから、この数字はかなり限界に近い数字だと思っていた方がよいです。

東京から35キロはどの辺?

一日にママチャリの旅でいける限界はだいたい35キロというのはわかったでしょうが、35キロと言われても、それがどのくらいの距離かわからないという方も多いでしょう。

かりに、東京をスタートとしたら、35キロはどのあたりまでいける数字なのでしょうか?

東京といってもいろいろとありますから、新宿駅をスタートとしてみましょう。

新宿駅から35キロとなると、その行先は、南に行けば横浜あたりになります。

北にいけばだいたい埼玉県の上尾のあたりになるでしょう。

ママチャリのつまり自転車の旅を1日したとしても、意外と遠くまではいけないということになります。

電車でいけば、1時間もかからないようなところまでしかいけないのです。

だから、ママチャリでの自転車の旅は、1日日帰りでの旅となると、そこまでの達成感を感じない可能性は高いです。

では70キロならばどこまでいけるか

では仮に、日帰りで帰ってこないとしましょう。

一旦ママチャリで7時間かけて片道を進み、そこで止まり、次の日にまたママチャリで7時間かけて帰ってくるとすると、ママチャリの旅はどのあたりまでいけるのでしょうか?

その場合は、新宿から70キロ進んでいくことができます。

新宿から70キロというと、だいたい南房総市とか、小田原とか、栃木市の南の方とか、そのあたりになります。

だから、それなりに遠くまでいけると言えるでしょう。

70キロというと、どことなく旅という感じもしてきますし、やりごたえもすごくあると言えるでしょう。

ただ当然その分だけ身体はすごく疲れます。

35キロ往復するだけでも疲労感はすごくたまるのに、それが2倍になるのですから、単純に疲労感も2倍になるでしょう。

最初は1泊が限界

この調子で7時間ママチャリで進んでいき、そうして進むたびに泊まるを繰り返していけば、ママチャリの旅でもどこまでもいけると言えるでしょう。

でも、どこまでも進んでいくためには、結局体力が必要になります。

体力がないと、なかなか7時間自転車をこぎ続けて、知らないところに泊まるというのは繰り返してはいけないでしょう。

また泊るところも当然そんなに設備のととのったところではなくなってくるでしょう。

そもそもどこまで進めるかはわかりませんから、予約もできませんし、そのあたりにきちんとした泊まれる施設があるかもわかりません。

ましてや、あまりお金もかけられないでしょう。

だから、体力的にはそれが長引けば長引くほどしんどくなっていきます。

ということは、やはりどこまでもはいけません。

もし初めてのママチャリの旅なら、1泊が限界だと言えるでしょう。

1泊であっても体力的にはかなりしんどいはずです。

それくらいに7時間ママチャリをこぎ続けるのは大変なことなのです。

初めてのママチャリの旅は70キロが限界

頑張っても1泊が限界ということは必然的に、初めてのママチャリの旅は70キロが限界ということになります。

だから、もしこれからママチャリの旅を計画しているのであれば、今いるところからだいたい70キロくらいのところを目指していくという事をおすすめします。

ただ、それはもちろん住んでいる場所にもよります。

東京のように信号が多くなかったら1時間でもう少し進むこともできるようになるでしょうし、逆に山沿いの地域のように坂道がすごく多いところだったら、1時間で10キロも進めない可能性はありますから、確実に70キロいけるわけではありません。

プラスマイナス10キロくらいで考えておけば良いでしょう。

まとめ

ママチャリで旅をする場合の限界は、だいたい1泊で70キロ往復くらいになります。

これらのことを参考にチャレンジしてみて下さい。

いざチャレンジする時には、まず絶対に無理をしないことが大切です。

70キロと決め打ちするのではなく、体調がツラくなったら中止して引き返すという位の柔軟性をもってチャレンジしていってください。