ママチャリとドリフト、私の青春時代の遊び方とハマりすぎて大怪我に
私はママチャリを身近な存在だと感じていませんでした。
近所で乗っている人が居なかった為です。
しかしある事がきっかけでママチャリがとても身近な存在になりました。
そしてママチャリを使った楽しい遊び方もあり、青春時代の思い出の一つになりました。
しかし、そこで私は大怪我をしてしまいます。
私がママチャリを使ってどんな事したか、そしてどんな怪我をしそこから何を学んだかと言う事をこれからお話していきたいと思います。
ママチャリの印象
私は田舎で幼少期を過ごしていました。
その為、自転車に乗っている主婦というのを見かけた記憶がありませんでした。
なぜかと言うと、田舎では車がないとどこにも行けないため車が必須でした。
ですのでママチャリを持っている過程を見た事がなく、私の家にもママチャリはありませんでした。
むしろ母親が自転車に乗るという感覚がそもそも無く、大人は自動車に乗るものという感覚で育ちました。
ママチャリを初めて見かける
私が初めてママチャリを見かけたのは、小学生の頃だったと思います。
ある日買い物をしに家族で車に乗り出かけた際、通り道で車道の横を走っているママチャリを見かけました。
必死にママチャリをこいでいる姿を目にし、私は違和感を覚えました。
なぜ自動車に乗らないのだろう？
と子供ながらに疑問でした。
ママチャリに乗っていた人が一生懸命自転車をこいでいる姿を初めてみたと言う事も関係していたのかもしれません。
前の籠に荷物を乗せたり子供を乗せたり、または後ろに人を乗せてこぐと当然重たく疲れると思います。
自動車ならもっと楽に移動できるのにと不思議でなりませんでした。
中学で自転車に良く乗る
私は通学の為、中学から自転車によく乗るようになりました。
小学生の時はほぼ自転車に乗らず、移動手段は徒歩でした。
中学で乗る自転車はママチャリの黒色バージョンみたいな雰囲気でした。
私は部活もしていたので、体も鍛えており自転車をこぐ事にそれ程疲れを感じていませんでした。
それに私は、後ろに人を乗せたりするのが嫌いでした。
単純に重たくなるので、当時のガールフレンドでさえ乗せる事はありませんでした。
近所でママチャリを購入した人
私は中学2年生の時、近所の友達のお母さんがママチャリを購入して乗っているという情報を耳にしました。
田舎なのですぐに情報や噂は耳に入ってきます。
ある日その友達が一緒に遊ぼうと休みの日に私を誘ってきました。
そして私の家に彼が来たのですが、母親に借りたママチャリに乗ってきていました。
ママチャリ観察
私はママチャリを見かけた事なら以前ありましたが、まじまじと観察する機械はありませんでした。
友達にママチャリを見せてもらうと、私は衝撃を受けました。
なぜかと言うと、ギアチェンジが付いていなかったのです。
これには本当に驚きました。
以前見かけたママチャリの姿が目に浮かび、ギアチェンジが付いていないのだからそりゃ疲れるだろうと素直に思いました。
そして同時に、ギアチェンジが無いのに籠に荷物を乗せたり人を乗せる行為に鍛えているのか？
とも思いました。
私はママチャリがどのような物か体感してみたくなり乗せてもらう事にしました。
初めて乗るママチャリ
そして私は初めてママチャリに乗ってみました。
すると、平らな道ではそれほどキツくなかったのですがやはり普段ギアチェンジが付いている自転車に乗っていた為、ペダルをこぐ時の多少の重みは感じました。
そして近くにある坂道へ友達と行き、ママチャリで坂道をどちらが早く上りきれるかというタイムトライアルをしました。
平らな道に比べ坂道になるととてもキツく、太ももが悲鳴を上げていました。
それに加えて少しでも早く坂道を上りきらなければという思いから全力でこいだ為に本当に疲れました。
勝負には勝ちましたが、翌日筋肉痛になってしまいました。
ドリフト
中学高校と私の周りで自転車に乗っている人の中でドリフトというのが流行っていました。
私はドリフトをした事がありませんでした。
友達がしているのは見た事があったのですが、正直少しビビってしまい自分でドリフトをしようとは思いませんでした。
近所の砂利道があり、そこで皆ドリフトをしていたのですが自転車の乗りスピードを加速した状態で一気にブレーキをかけます。
そしてブレーキをかけたと同時にハンドルを左右どちらかにきると、砂埃が立ちタイヤの跡が地面に付きます。
これが皆がしていたドリフトでした。
中には足を砂利道にこすりつけて、更に砂埃を舞い上げるパファーマンスをしている上級者達もいました。
思春期という事もあり、皆少しでもかっこ良く、そして格好をつけたく必死でした。
私は元々さめているような性格だった為あまり興味は無くやろうとは思わなかったのですが、それを見ていると心の中で素直にかっこいいとは思っていました。
そして怖さはありましたが、次第に自分もしてみたいと思うようになりました。
ドリフトのし過ぎで怪我
私は休日にママチャリを持っている友達とドリフトの練習をするようになりました。
自分の自転車もありましたが、ママチャリの方が足腰が鍛えれると思いよく貸してもらっていました。
運動部に所属していたので筋力を付ける必要があり、ママチャリに乗るととても鍛えられました。
筋力アップをしたい人にはママチャリは本当におすすめです。
私の周りでもママチャリに乗る人が増え始め、ドリフト仲間もママチャリでする人が殆どでした。
皆ママチャリを改造したりして楽しんでいました。
そして友達との練習の成果があり、私はドリフトができるようになりました。
私は嬉しくて毎週のように休日にはドリフトをしに近所の仲間と集まり披露し合いました。
ドリフトに慣れてきた私は、どうしても足を砂利道に擦りながら砂埃を舞い上げるドリフトがしてみたく猛練習をしました。
そしてついにできるようになりみんなに披露する事にしました。
私はとても緊張していましたが、皆に少しでもかっこいい所を見せたくいつも以上に張り切ってドリフトをしました。
すると、誤って足を擦る角度を間違えてしまい地面に足が引っかかる感じで車輪が半回転し顔面から地面に叩き付けられる事故を起こしてしまいました。
私は、脳しんとうを起こしてしまい暫く意識がありませんでした。
そして鼻を強く打ち鼻血が止まりませんでした。
意識が戻り地面を見てみると自分の血の量に驚きました。
友達が急いで家族に報告してくれたらしく、すぐ病院に連れて行ってもらいました。
すると、鼻の骨が折れておりとても痛く腫上がっていました。
皆にかっこいい所を見せたかったのですが、逆に恥ずかしい思いをするはめになってしまいショックでした。
腫れた鼻で学校へ行くのはとても恥ずかしかった記憶が今でもあります。
そして私はドリフトをするのがトラウマになってしまい、それ以来ドリフトが出来なくなってしまいました。
今では成人し、自転車に乗る事も殆どありません。
今となっては私の青春時代の良い思い出の一つです。
皆さんもママチャリに乗る時は私みたいに怪我をしないようくれぐれも安全第一で乗って下さい。
まとめ
私がママチャリを初めて目にし、そしてママチャリに乗ったりドリフトの楽しさをしった体験をメインに書いてきました。
しかし、楽しさや夢中になるあまり自身が怪我をしてしまい乗り物の安全性の大切さを再確認できました。
初めはダサいと思っていたママチャリでしたが、遊び方一つで身近なものへと変化し私の青春時代の大切な思いでの一つとなりました。