ママチャリのスプロケット交換って出来るの?

ママチャリ・シティサイクル

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ママチャリは、安価に手に入る交通手段として、通勤や通学、買い物など幅広いシーンで利用されています。

その為、走行距離や使用期間が長くなり、部品の消耗が激しいとも言えます。

消耗部品であれば、自転車店で簡単に交換やメンテナンスをしてもらえますが、ギアの破損や摩耗により修理を諦めて新しい自転車を買っている方も少なくないはずです。

そこで、今回はギア部分が修理可能なのか説明したいと思います。



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1.実は厄介なのがスプロケット交換!

ママチャリのギヤ部分の修理は、意外に厄介です。

その中でも特に厄介なのがスプロケット交換です。

そもそも、ママチャリのの場合、ホイール自体がナットで固定されていたり、ブレーキがドラム式だったりします。

そのため、ホイールの取り外し自体に手間が掛かりますが、外装変速機の交換程度であれば、チェーンカッターでチェーンをカットし、変速機の交換のみで済みます。

一方、問題はスプロケットの交換であり、ホイールを一度外してしまう必要があります。

そして、最終難関はスプロケットをホイールから外す作業ですが、基本的にホイールが回転する方向にスプロケットが締め込まれます。

結果、スプロケットが固着していたりと非常に取り難い場合があります。



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2.スプロケットの磨耗や故障なら交換した方が断然お得!

さて、手間の掛かるママチャリのギア部分の修理ですが、スプロケットの摩耗や故障程度の場合、交換した方が断然お得です。

よく、ギア部分が故障した場合、新車の購入が薦められますが、実はママチャリに使われているスプロケットは1,000円程度で購入出来る部品です。

ちょっとしたDIYや自宅に工具が揃っている場合、大きいモンキーレンチやラチェットレンチとスプロケット取外し工具で簡単に取り外すことが出来ます。

ママチャリのスプロケット交換方法については、YouTubeやインターネットのブログサイトで公開されているため、手順に沿って作業すると交換は可能です。

実質的には、自分で交換すると2,000円もあれば十分なので、新車を買うより遥かにお得です。

3.ママチャリにはボスフリー式スプロケットが多い?

ママチャリの殆どは、ボスフリー式スプロケットが採用されています。

これは、スプロケット内部に逆回転した際にスプロケットが回らない様にする機構が備わっています。

近年では、スポーツバイクの殆どにカセット式スプロケットが採用され、メンテナンス性を向上させています。

そこで、ママチャリにもカセット式スプロケットの使用を検討される方もいますが、カセット式の場合はホイール側にフリー機構がなければ使用できません。

そのため、もしスプロケットの交換を自分自身で行う際は、必ずどのタイプなのか確認することをおすすめします。

4.自転車販売店は、修理よりも買い替えを薦めてくる?

では、ママチャリのスプロケット交換を自転車販売店へ持ち込むとどうかというと、新車への買い替えを薦めてきます。

部品代はたかが知れているのに対し、工賃を高く設定していることもあります。

そもそも、スプロケットの交換は大手自転車量販店の中には作業自体を嫌うことがあります。

その理由としては、工賃が見合わないことや部品自体の仕入れによる利益が問題となります。

結果として、『修理できない』または『新車を購入した方が安い』と言う場合、断固として修理依頼することをおすすめします。

また、修理前にある程度の見積を出して頂くことも重要なポイントになります。

高い修理代を請求された際、請求書などもしっかりと受け取ることが重要です。

特に明細が不明な金額については、しっかりと説明を受けることや納得しない場合は消費者センター等に相談することをおすすめします。

まとめ

実は、ママチャリの修理において費用請求での問題が発生していることがあります。

依頼者の承諾無しに修理を行い、高額な修理費用を請求したり、部品代や工賃がやたらと高い場合があります。

ママチャリは非常に利用者も多く、近年は高額化している傾向にあり、消費者の目線からは節約したい、販売者の目線としては新車を売りたいと考えています。

結果として、修理時のトラブルが発生する結果となり、スプロケット交換については工賃が高額だったりします。

そこでおすすめの方法として、自分でスプロケットを交換し、微調整は自転車整備士へ依頼することがおすすめです。

これなら、非常にお得にスプロケットの交換修理が可能です。