ママチャリは調整次第で乗り心地が変わる!
ママチャリは、日本人にとって一番手軽かつコストパフォーマンスが良い移動手段です。
ホームセンターや大手自転車量販店で購入した直後から有働手段として利用できます。
しかし、ママチャリはメーカー設計以上の設計どころか乗り心地の悪い、ハズレ品があります。
本来は、販売店に納入された後、整備士によって微調整されますが、現在は組み立てて終了です。
そこで、ママチャリに起こり得る問題を紹介します。
ペダリングが重く、漕ぎにくい!
ママチャリは日常の移動手段として使用することが多いです。
通勤や通学、そして買い物と幅広い使用方法がありますが、ペダリングが重いと違和感を感じたり、疲れ易いといった問題があります。
この原因は、クランクシャフトのあるボトムブランケットが原因と考える場合がありますが、実際はチェーンの張り具合が原因だったりします。
自転車は基本的にチェーンドライブを採用しています。
そして、チェーンドライブは物理的なエネルギー伝達のため、抵抗が加わるとエネルギーの伝達効率が落ちます。
この原因は、日常的な使用方法でも違和感を与えますが、多くの消費者は諦めてしまいます。
実は、この原因はチェーンのテンションが原因だったりします。
チェーンはある程度の弛みが必要です。
しかし、張りすぎの場合、抵抗となりペダリンが重くなります。
電動自転車の場合でもこれはエネルギー伝達のロスに繋がるため、違和感を感じた際は販売へ相談することをおすすめします。
簡単な見分け方として、ペダルを逆回転してチェーンの張り具合が変化していることを確認するだけです。
調整自体は非常に簡単なので実施する価値があります。
チェーンの接触音が聞こえる?
さて、ペダルと漕いだ際、どこからともなくチェーンがどこかに接触する音がありませんか?また、一定期間使用後にこのような症状を感じませんか?その原因は、チェーンが弛みチェーンカバーに接触していることがあります。
ママチャリのほとんどはチェーンカバーが付いています。
そのため、チェーンの張り具合によりチェーンカバーに接触することがあります。
この異音は非常に耳障りだと思います。
特に金属製のカバーとチェーンが擦れる音は不快です。
この症状に対する対応は自転車販売店でも対応できないことがありますが、チェーンの張り具合やチェーンカバーの加工をお願いするのがおすすめです。
チェーンカバーなど衣服が巻き込まれなければいいだけなので、加工するのが良いです。
ホイールの回転が悪いんだけど…?
ママチャリで意外に多い不具合は、ホイールの回転不良です。
そこで、確認する方法としてリアホイールをペダリングで回転させたに後、自然回転させます。
その際、ホイールの回転が直ぐに止まるなどといった異常がある場合は、ホイールの組立不良です。
不良と言っても、回転軸となるハブのベアリングが問題です。
ハブには、ベアリングが内蔵され、ベアリングの押し圧が調整出来ます。
しかし、組立工程で締め付け異常があり、回転不良の原因となっている可能性があります。
基本的に販売店では、ハブの回転まで確認しません。
そして、製造工場でも基本的には確認を行いません。
もし、回転異常と感じた場合は販売店へ調整やクレームをしましょう。
問題があったらどうする?
ママチャリは非常に安価でお手頃な移動手段です。
しかし、メーカー側や販売店の調整不備により、高額なママチャリでも状態の悪いものがどうしても存在します。
もし、異常を感じた場合は速やかに販売店へクレームするのが一番おすすめです。
近年では、売りっぱなしの販売店もあるので保証期間内に整備を依頼するのがおすすめです。
まとめ
筆者自身、ママチャリのコストパフォーマンスは良いと思います。
しかし、販売店側はペダルを付けて販売するだけの状態を問題と考えています。
学生時代は、ホームセンターでアルバイトをし、自転車の組み立てをしていましたが問題を感じていました。
当時から自転車が趣味でクロスバイクをカスタムしたりしていましたが、ママチャリの品質にはガッカリしました。
今は、通勤用にママチャリを検討していますが格安品を購入して微調整を検討しています。