ママチャリを楽しく健康的に乗りこなそう!ママチャリ選びのポイント
「ママチャリ」というと、どのようなイメージをお持ちですか?
主婦が買い物に使う、子供用の椅子を取り付けて幼稚園や保育園の送迎に使う、ちょっとした移動手段に使う。
あまりかっこいいイメージはないかもしれませんが、実は乗り物としてはかなり優秀です。
車のように駐車場に悩む心配もないし、前かごには荷物も入れられる。
それも、結構重い荷物を入れたってかなり安定しているのがママチャリです。
わざわざスポーツジムに行ってエアロバイクをこがなくても、普段車で行ってしまうようなちょっと遠いお店にママチャリで行けば、それだけでダイエットにもなってしまう。
そのくらいならロードバイクよりはるかにママチャリの方が使い勝手がいいですよね。
ダイエットに効果的
ダイエットしようとランニングを始めたり筋トレを始めたりする方も多いかと思いますが、いきなり始めると腰が痛い、ひざが痛い、など体の不調を引き起こしてしまいかねません。
その点自転車でなら、ひざや腰に負担を掛けずに、日常生活の中で簡単にカロリー消費できます。
しかも、ガソリン代もバス代もかからない。
さらに晴れた日なんかは気持ちが良くてストレス解消になります。
選ぶならどんなママチャリ?
ママチャリでもギア付のものも多く出ていますね。
個人的には内装の3段変速がおすすめです。
メンテナンスが楽ですし、停止した状態でギアが変えられます。
実際のところ、普通の道を走るときはそこまでギアチェンジを頻繁にはしないんですが、重い物(特に子供)を乗せると走り出しが不安定になりますので、停止した状態でギアを軽くできると安心です。
自分にあった自転車を
自分の身長に合ったサイズを選ぶのはもちろんですが、自分の運動神経にもあったママチャリを選ぶのも大切です。
見た目がかっこよくても、重心が高い自転車は不安定で転びやすい。
自転車に乗り慣れてなくて、反射神経にも自信がない人は、あまり背伸びをせず重心が低い自転車でサドルを上げすぎずに慣れるようにしましょう。
慣れてきたらサドルを上げた方が楽にのりこなせます。
オートライトがおすすめ
学生の頃、薄暗くなってきたのにライトをつけるとペダルが重くなるから・・・と、ライトをつけずにいたり、まただんだん暗くなるのに気が付かずライトをつけるのをわすれてしまうこともあったりしました。
でも実は車からすると、こういう自転車ってすごく怖い。
だから、周囲の明るさを自動で感知してライトを点灯してくれるオートライトは、とっても安心です。
しかもペダルもまったく重くなりません。
別売りライトをつけるのも
より夜の運転を安全にしたい方は、ハンドルの部分に取り付けられる別売りライトを試してみてはいかがでしょう。
特に点滅するものは、車のドライバーの目を引きます。
ボーっとしているドライバーも点滅している光を見ると、そちらに注意が向きます。
ただし、あまり上向きだと対向車の目くらましになってしまうので、設置の時はやや下向きにしてください。
ママチャリを買うなら
なんといっても家から近い所でしょう。
仮に自転車に不調があっても、すぐに修理にだせます。
パンクした自転車は乗ってしまうとホイールも痛めてしまうので、引いていくのがいいのですが、あまり遠いとうんざりしてしまいます。
パンク防止には
こまめにタイヤの空気をチェックすることが一番です。
空気が足りなくなるとパンクしやすくなります。
今は購入時にパンク防止剤を勧めてくれるお店もあります。
でもパンク防止剤は、パンクしたときの急な空気の抜けを防ぐだけなので、パンクしなくなるわけではないです。
ただ、近くの自転車屋さんとかにたどり着くまでに時間は稼げるかも。
いずれにせよ、タイヤだけでなくブレーキなんかも、こまめに点検しましょう。
まとめ
ママチャリって名前が格好悪いけれど、実に実用的で素敵な乗り物です。
ちょっとスポーツしたいなって人がいきなりスポーツバイクっていうのは敷居が高いですが、ママチャリなら別に意気込んでやっているとも見られませんから、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
ただ、安全な乗り物とはいえ自転車は被害者にも加害者にもなりうる乗り物。
交通マナーを守るのは言うまでもなく、周囲にも気を配って楽しく乗りこなしましょう。