ママチャリ購入にあたっての失敗しないための8つのポイント

ママチャリ・シティサイクル

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1台数十万円から数百万円ものロードバイクが流行っている昨今ですが、世間を見てみると、現実的には自転車に乗っている方のほとんどがママチャリではないでしょうか?

街中でのチョイ乗りにとても便利なように作られているママチャリを購入するにあたって、いくつか注意点をご紹介します。

これらの点をおさえておけば、間違いなしです。



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ママチャリを選ぶ際のポイントとは

人生で何度も自転車を買うわけではないので、なるべくいいものを購入して長く使いたいという方や、転勤先でちょっとの期間だけ、手軽に乗りたいという感覚で自転車を探している方など様々な方がいると思います。

それでは、ママチャリを探すにあたって、どのような点を抑えていけばいいのでしょうか?



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まずママチャリとは何か

普段ママチャリと呼んでいる自転車の正式名称はなんというのでしょうか?

自転車屋さんに行ってママチャリをくださいといっても、何となく想像はつきますが、実際にはどこからどこまでの自転車がママチャリと呼ばれているのでしょうか?

まず、ママチャリの正式名称はシティサイクルです。

このシティサイクルが軽快車屋やママチャリの愛称で愛されているのです。

主な用途としては、街乗りに特化しているので通勤や通学、近場への買い物などに使用されることを想定して作られております。

日本にある自転車の種類としては、クロスバイク、マウンテンバイク、ロードレーサータイプ、フラットバーロードバイク、ランドナー、折り畳み自転車、ミニサイクル、旅行車、トライアスロンバイク、トレッキングバイク、トラックレーサーなど種類がたくさんある中の一つが、シティサイクルです。

ママチャリといっても、タイヤのサイズが違ったり、スタンドの形式が違ったりと細かく見ていくと、細かく分類できます。

サイズで選ぶ

まず大事なのが、サイズです。

自分にぴったりのサイズの自転車を選ばないと、無駄に疲れてしまうどころか、思いもしない事故にあってしまう可能性があります。

基本的にはタイヤが大きい方が、少ない回数でより前に進みます。

また、タイヤが大きい方がジャイロ効果はより受けられるので、走行が安定しますし、小さな段差でつんのめることも少なくなります。

一般的には男性は27インチで女性は26インチを選ぶ方が多いようです。

また、タイヤのサイズが極端に小さいシティバイクもありますので、スタイルを取るのか楽さを取るのかは個人次第となっております。

まだ、小柄の子供達が27インチの自転車を購入して乗っても足が届かず、止まった時にふらついてしまい車道に飛び出してしまうかもしれません。

また、高齢者の方もあまり大きなタイヤの自転車をおすすめいたしません。

このような方達のために、24インチというひとまわりちいさな口径のタイヤのママチャリも販売されております。

丈夫さで選ぶ

何と言っても、丈夫な自転車が一番ではないでしょうか。

特に、毎日乗る方や比較的長距離を走行する方の自転車が、途中でパンクやトラブルを頻繁に抱えてしまっては余計な労力を注がなくてはならなくなりますし、そのような時のための修理キットを毎回持参するのはとても大変です。

また、年頃の男の子の自転車は比較的乱暴に扱われることが多いので、自転車を選ぶ際にもできるだけメンテナンス回数を減らすためにも、丈夫な自転車を選んであげた方が賢明です。

安い自転車では、新品を購入後3ヶ月で壊れてしまって、廃車にしたというケースもあるそうです。

形状で選ぶ

次に、自転車の形状は便利さに関わります。

まず、乗り降りする際にサドルの下のフレームが毎回足に当たる高さにあっては、乗り降りが不便になってしまいます。

ロードバイクのように長距離を走行して、なかなか乗り降りする機会がない自転車は、サドル下のフレームが高い位置についていることが多いようです。

ママチャリでも、フレームが細いのが2本取り付けられているタイプや、フレームを太くすることで強度をまし、より低い位置にフレームを取り付けることにより、乗り降りがしやすくなっているタイプも販売されております。

また、荷物をたくさん積む方には前のカゴに加えて、後ろの荷台にカゴを取り付けるなどして、運べる荷物の量を増やすための荷台も必要かもしれません。

荷台に荷物を結びつけて運ぶ必要があるのかどうかなども、考慮してママチャリの形状を決めましょう。

フレームのサイズで選ぶ

自転車のタイヤに27インチや26インチというようにサイズがあるように、フレームにもサイズがあります。

基本的には自分の身長でフレームを決めるようになっております。

目安と致しましては、身長140cmから160cmぐらいまでの方なら、フレームサイズ14インチぐらいがちょうど良いみたいです。

それより大きい方や小さい方は、1インチずつフレームサイズを大きくしたり小さくしたり、選択肢はあります。

これは、ロードレーサータイプやマウンテンバイクタイプの自転車など種類によって、フレームサイズの規格が違います。

現時点で、ママチャリはフレームのサイズがあるにもかかわらず、ほとんどの方が自転車のタイヤの大きさで選んでいる方が多いようです。

また、ロードバイクやマウンテンバイクなどのように、タイヤとフレームを別々に販売しているママチャリはあまりないでしょう。

そのような、選ぶ機会が少ない分、フレームサイズのことを知っている方は少ないようです。

フレームの素材で選ぶ

フレームの素材もとても重要な要素です。

一般的には、スチール製、アルミニウム製、クロモリ製があります。

後半の二つがおすすめです。

なぜかというと、スチール製は比較的重たい上、長い年月雨などにさらされると腐食します。

腐食防止のメンテナンスをするか、腐食が始まったらその場所の手入れをしてあげないと腐食が進み、走行の安全性を書いてしまうのです。

毎日乗る場合は腐食など気がつくかもしれませんが、野ざらしで自転車を止めておいて、久しぶりに乗車しようとした時にサビで走っている最中に分解してしまっては大怪我につながってしまいます。

また、ママチャリは統一された規格がありますので、定期的な部品の交換やメンテナンスが容易に行える乗り物です。

なので、より良い素材のものを使用したママチャリはより長く安全に走行することが可能なのです。

しかし、フレームはこれらのパーツをつける土台ですので、ここが腐食してしまっては自転車ごと変える方が手っ取り早くなります。

なので、フレームだけは交換できないと思いより良い素材のフレームを選ぶようにしましょう。

パーツで選ぶ

自転車のパーツは、グリップからタイヤまで大きく分けて全部で10個のパーツに分けられます。

先ほども少し触れましたが、自転車のパーツは規格化されており、それぞれのパーツを付け替えることが可能です。

よりよりパーツは当たり前ですが、値段が高くつきます。

予算と質との相談でパーツを選んでいきましょう。

初めは既製品でついているものを使い、このメーカーのここが悪いので、それを補うためにより優れたパーツをその場所と取り替えるという方法がおすすめです。

フレームはステンレスが良くないと書きましたが、パーツはステンレスの方がいい場合があります。

ステンレスとアルミニウムを比べると、強度はステンレスの方があります。

アルミニウムだと柔らかいので、ペダルに使われて、特に力が入る場所だと変形してしまう可能性があります。

しかし、フレームがアルミ製なのにそこに直接触れるパーツがスチール製など違う金属を触れさせて雨に濡れると、金属腐食が進んでしまいます。

これは、違う種類の金属同士を接触させておくと水分や日光により引き起こされる現象です。

また、コストパフォーマンスで見てみてもスチール製の方に軍配が上がります。

原料がアルミニウムより鉄の方が安価だからです。

また、長年使い続けるシフトやギアなどはスチール製で長持ちさせて、ワイヤーなどは寿命が来れば定期的に交換するというように、お金をかけるところとかけないところを分けるといいでしょう。

ベルト式かチェーン式か

自転車の駆動で、チェーンを使用しているのかベルトを使用しているのかの違いがあります。

ママチャリの故障原因第1位はパンクで、第2位がチェーン外れです。

金属は、叩いて力を加えられると伸びる性質があります。

長年、チェーンに力を入れてこいでいると、多少ですが金属が伸びます。

このまま使用し続けると、チェーンとギアの間に隙間ができてチェーンが外れやすくなります。

そして、外れた際にペダルを踏んでしまっていると変な隙間に食い込んでしまい、工具無しでは元に戻せなくなったりしますし、手が油でベトベトになりますので通勤途中に起こってしまっては悲惨です。

また、チェーンは一度外れると外れやすくなります。

また、チェーンは定期的に注油をしてあげないと、錆びてしまいます。

チェーンが錆びてしまうと、こいだ時の体感が重たくなってしまいます。

一方、ベルト式ドライブの場合、金属とは違い錆びることがないです。

また、ベルトが外れてしまった時に手で戻す際も、手が油で真っ黒になることはありません。

ベルト自体も使用していくと、伸びてきます。

そいう際は、自転車屋さんでベルトの交換をしてもらうことが可能です。

タイヤで選ぶ

先ほども触れた、自転車トラブルの第1位はパンクです。

ちょっとした段差に勢いよく突っ込んでしまい、道端に落ちているとがった釘などを踏むとパンクしてしまいます。

また、ゴムは長年日光に当たると腐食して、ボロボロになります。

そして、ひび割れしたところから、空気が抜けたり尖ったものが突き刺さりやすくなったりします。

そういうパンクをなくそうと開発されたのが、ノーパンクタイヤです。

一見外見は一緒ですが、パンクしないようにゴムチューブの中に特殊な素材を流し込み、タイヤの形で固めたものです。

通常は、ゴムチューブの中は空気で満たされておりますが、ノーパンクタイヤは発泡スチロールのような、ゴムのようなものでみたされているので、たとえタイヤに釘が刺さっても抜ける空気がもともとはいっていないので、パンクしないのです。

しかし、デメリットもあります。

それは、空気の代わりに特殊な素材を流し込んでいる分、重量が増してしまいます。

この重量の増加が、ペダルの重さに比例してしまいます。

軽さを取るのか、パンクを取るのかが分かれ道です。

どこで買うのか

ネットでなんでも買える時代になりました。

自転車をネットで購入することも可能です。

店舗を構えていない分、より安価に品物が手に入ります。

自転車を購入すると、なるべく小さくして発送されることが多いので、自宅で付属のツールでペダルなどいくつかの部品を組み立てなければならないことが多いようです。

説明書も同封されているので、それほど難しくはないですがその手間を割きたいとお考えの方もいらっしゃいます。

店頭で実際に見て、乗って帰って来れば組み立ては必要ないばかりかその場で好きな自転車が手に入ります。

また、自転車屋さんのアドバイスももらいつつママチャリ選びが可能になるでしょう。

また多くの自転車屋さんでは、1年間保証やメンテナンスは無料で行ってくれるなどのサービスをやっているとことが多いようです。

自力か電動か

自力で漕ぐタイプの自転車のお話をしてきましたが、今の時代は電動アシスタント付き自転車が安価に買える時代になりました。

充電も、家のコンセントで数時間乗る前に充電するだけなど、便利になりました。

このような自転車は、後ろにお子様を乗せる主婦の方や、坂道が多い地域に住んでいる方におすすめのママチャリになります。

デメリットとしては、充電されているときはアシスト機能が働きますが、充電が切れてしまった時には、普通の自転車より充電器やモーターの分重たくなってしまいます。

また、重数万円など値段がまだ高いと言うことがデメリットです。

まとめ

自分の体や地域に合わせた自転車選びがとても大切です。

自分がどのぐらいの頻度でママチャリに乗るのかや何を大事にするかによって選ぶママチャリのタイプが変わってきます。

また、残念なことに自転車の盗難などあるので、ロックがしっかりしているものや、あまり高価すぎないものを購入するなどいろいろ考えることは多くなるかもしれませんが、以上8点を抑えて購入すれば失敗を避けられるでしょう。