ミニベロをオークションで買う場合の注意!

ミニベロ

オークション

いつの時代、どんなものにも中古品は存在します。

ロードバイクやミニベロもインターネットオークションで多数販売されています。

そのほとんどが、引っ越しで不要になったり、購入したもののほとんど乗らずに置き場所に困ったなどが原因です。

このようなミニベロには掘り出しものがあったりしますが、購入する際には注意が必要です。



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走行距離は関係ない!

ミニベロに限ったことではありませんが、自転車を出品する際に『走行距離少ない』、『美品』そして『希少』などといった単語を用います。

その中で、やはり重視するのが走行距離が少ないということです。

しかし、ミニベロを含め走行距離は購入する検討材料にするのは間違ったことです。

先ず、本当に走行距離が少ないか判断するのは難しいです。

また、走行距離が少ないという基準が曖昧です。

さらに、走行距離が少ないとしてもどのような使用方法だったか判断することが出来ません。

使用方法や保管状態によっては、見た目は綺麗でも完全オーバーホールする必要すらあります。

格安で購入出来ても、乗れる状態にするまでに手間が掛かります。



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目に見える部分より…

さて、インターネットオークションに出品されているミニベロを購入する際、一番最初は目につく部分です。

フレームやサドル、フロントクランクやディレイラーなどの駆動系です。

しかし、このような場所はいくらでも清掃でき、綺麗に出来ます。

これだけで購入を決めるのは絶対におすすめしません。

これら以外で注意が必要なのは、ホイールのハブとニップルです。

ズバリ、ホイールハブの場合、常に回転するためベアリング部の消耗が激しいです。

特にミニベロはホイールが20インチ以下と小径のため、同じ走行距離でも回転回数は非常に多くなります。

そのため、グリスの劣化や減少が激しくなります。

また、ニップルの場合は走行しなくても劣化が進行します。

アルミ製のニップルを使用している場合は問題ないものの、鉄製のニップルは錆びます。

そこで、写真で可能な限りホイール回りのチェックをおすすめします。

特にハブのオーバーホールの履歴を質問するのもアリです。

如何に安いミニベロでもホイールがダメになっていたら、高額な修繕費が掛かります。

ヘッドセット内のベアリングは要注意!

その他、目に見えない部分で確認が必要な場所があります。

それはヘッドセット内のベアリングの状態です。

この部分はどうしても水が浸入し易く、抜け難い部分です。

そのため、内部のベアリングが腐食します。

実はこの部分、フレームとフロントフォークを繋ぎます。

そのため、ベアリングにダメージがある場合、ハンドルの操作性が非常に悪くなります。

しかし、この部分をメンテナンスする人は余程、自転車が趣味の方でない限り放置してしまいます。

インターネットオークションには出品代行者までいるので、走行性に関係する部分は徹底して確認することをおすすめします。

フレームは傷より接合部!

それ以外に中古のミニベロを購入する場合、フレームの傷よりも溶接部分の状態です。

大きな変形が無い限り、走行に問題が無いと思いがちです。

しかし、フレームの多くは溶接している部分があるため、この場合はクラックが無いかどうか確認することをおすすめします。

しかし、フレーム素材がアルミ合金の場合、溶接が非常に難しいため異常がある場合は購入しないことをおすすめします。

ただし、フレームがクロモリ素材の場合、溶接が可能な町工場で補修することも可能です。

この点については、ホイール同様に出品者に確認するのが大切です。

まとめ

筆者自身、インターネットオークションでロードバイクを購入したことがありますが、見た目や謳い文句に騙され、損をしたことがあります。

現在は、状態の良いミニベロを購入することも検討していますが、なかなか条件に合うものがないのが現状です。

もし、オークションでミニベロやロードバイクを購入する際は、自分でメンテナンス出来ることが重要です。








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