上級者だけのもの? 初心者にもロードバイクシューズは必要か

ビンディングシューズ

KUKOME スポーツ用品自転車 ロード シューズ サイクリング シューズ ビンディングシューズ (ブラック/レッド, 42)

ロードバイクシューズは、なんとなく上級者だけのものだと思っている方もすごくたくさんいることでしょう。

しかし、本当にロードバイクシューズは上級者だけ持っていればよく、初心者の間はいらないものなのでしょうか?

ここではそんな、ロードバイクシューズは初心者にも必要かということについて見ていきたいと思います。






初心者でもロードバイクシューズがあると便利

ロードバイクシューズというと上級者の為の物だと思いがちですが、実は初心者の人こそそれがあった方が良いと言えるのです。

なぜならやはり初心者のうちは、しっかりとペダルに足の力を伝えることが出来なくて、漕ぐことをツラく感じることも多いからです。

たとえば坂の多いところでロードバイクを乗っている初心者の人の場合、思っていたよりも足がツラくて、もう乗りたくないと感じる事もあるでしょう。

上手く身体も使えないですから、どうしても初心者の人は上手く漕げなかったりするのです。

上手く漕げないで、上手く足の力が伝わらないと、坂を辛いと思ってしまうことも仕方がないことだと言えるでしょう。

むしろ上級者の方が必要ない

これがもし上級者の人であれば、多少の坂くらいであれば身体の使い方なども上手く駆使して楽に上っていくことが出来るでしょう。

つまり、ロードバイクシューズは、むしろ上級者の人の方が要らないとすら言えるのです。

それはもちろん、タイムを競うような超上級者の人や、一回で40キロくらい走るようなロングライドの人であれば、上級者の人であってもロードバイクシューズがあった方がよいことは間違いないですが、ちょっと乗るくらいであれば、上級者の人の方が要らないと言えるでしょう。

初心者の人こそ積極的にロードバイクシューズを活用していくと良いでしょう。

そして、もっと楽にロードバイクに乗れるようにして、ロードバイクにのる時間を増やしていくのです。

そうしてロードバイクに乗る時間が増えていけば、漕ぎ方や身体の使い方ももっと良くわかっていくはずです。

そうなれば次第にロードバイクシューズ無しでも比較的に楽に漕げるようになっていくでしょう。






慣れないと危険ではあるが…

なんとなくロードバイクシューズには転んでしまうというイメージがある方も多いでしょう。

それは間違いではありません。

実際足とペダルがくっついているような状況になるわけなのですからロードバイクシューズを使い始めの慣れない頃には、そのせいで上手くバランスがとれずに転んでしまうこともあるでしょう。

しかしそれは、別に初心者でも上級者でも同じことだと言えるでしょう。

ロードバイクシューズを履きはじめるのが初心者であることは、どちらであっても同じなのですから。

どうせ同じことなのであれば、初心者のうちからそれに慣れて置いた方が良いに決まっています。

上級者になってから新しいことに挑戦するのは大変

なぜなら、ある程度上級者になってから新しいことに挑戦するというのはすごく大変なことになります。

ある程度自分で努力してスキルや知識を身に着けてしまうと、そこからまた新しい事を覚えるのはおっくうになってしまうのが人間なのです。

だから当然覚えも悪くなりますし、ある程度の経験がある分だけ、うまくできない時のショックば大きいでしょう。

初心者であれば、上手く出来なくても当然だと思えるかもしれませんが、上級者の人はなぜこれができないのかとイライラしてしまったりするのです。

実際には先述の通りに初心者であっても上級者であっても、ロードバイクシューズ自体が初心者であることには変わりはないのですから、同じことなのですが、頭ではそれが分かっていても、どうしてもなかなか納得できないものなのです。

そうして嫌になり、次第にはかなくなってしまう可能性もあります。

そうなっては勿体ないので、初心者のうちに慣れておくのがおすすめなのです。

ただし必要ない初心者もいる

ただ、特別ロードバイクシューズが必要ない初心者がいることも事実です。

ロードバイクシューズは、足の力を伝えやすくしてくれるものですが、そもそも平坦な道を少し行くだけと言う用途でロードバイクに乗っているのであれば、そこまで足の力をしっかりと伝えていく必要すらないと言えるでしょう。

足の力をしっかりと伝えていく必要がないのであれば、わざわざロードバイクシューズを履く必要はありません。

40キロ以上乗ることがあるならあった方が良い

では少しだけしか走らないというのは、具体的にはどのくらいの距離になるのでしょうか?

ロードバイクはそもそもが早い乗り物ですし、多少上手く力を伝えることが出来なくてもすいすい進んでいくはずです。

だから、ロードバイクにおいての20キロくらいというのは、短い距離だと考えて良いでしょう。

普段20キロくらいしか乗らないというのであれば、わざわざロードバイクシューズを使う必要はないかもしれません。

これが40キロくらい行くのであれば、それはもう長い距離をいくと言えるので、ロードバイクシューズがあった方が楽にいけるはずですが、20キロくらいしか乗らないというのであれば、無くても善いでしょう。

もちろんあっても良いですが、あってもなくてもそこまで大きな違いはないはずです。

信号が多いところを行く人もいらないかも

信号が多いところを行く人も、同じくロードバイクシューズが無くてもなんとかなる人だと言えるでしょう。

信号が多いということは、必然的に赤信号で止まることが多くなると言えます。

赤信号で止まることが多くなるのですから、当然足を外さないとならないことがたくさん増えていきますし、ストップアンドダッシュの回数も増えていきます。

ロードバイクシューズで転んでしまう可能性が高いのが、足を外す時と、ストップアンドダッシュの時です。

そして当然信号がたくさんあるところでは足の力をしっかりと伝えないとならないというほどにスピードを出すことはまずないでしょう。

だから、ロードバイクシューズの良さを出すことが出来ず、悪いところばかりが目立つようになると言えるのです。

なので、信号がたくさんあるところをたくさん行く人は、初心者の人でも特別ロードバイクシューズは必要ないでしょう。

ただ持っておいて損することもない

特別必要はない人であったとしても、40キロ以上ロードバイクにのるからロードバイクシューズを買おうと思っている人もどちらも、ロードバイクシューズをもっておいて損をすることはないでしょう。

なぜなら、たとえ今は必要がない人でも、いつか何かの機会にロードバイクでロングライドする事も考えられるからです。

もちろん後者の人であれば日常的に使うので必要だと言えるでしょう。

前者の人も、使う時ぎりぎりになって買って、いきなりそれでロングライドに出かけるのも怖いので、ある程度練習できる環境が必要だったりするでしょう。

だから、初心者のうちにかって適度にソレをつけて走ってみたりするのが良いのです。

持っておいて損をすることもないのですから、やはり初心者のうちに買っておいて方が良いでしょう。

まとめ

ロードバイクシューズは初心者の人にこそ持っておいてもらいたいアイテムだというのがここでの結論になります。

もちろんそれが必要ない人もいるのですが、持っておいて損をすることもありませんし、これから長くロードバイクに乗っていくつもりなのであれば、是非初心者のうちに購入して、しっかりと慣れておくと良いでしょう。