私が絶対おすすめするシクロクロスランキングベスト4
シクロクロスは19世紀終わりにフランスで始まりました。
河川敷や広場で手軽に練習できるので初心者でも始めやすいサイクリングです。
でも、これからシクロクロスを始める人は、どのシクロクロスを選ぼうか迷いますよね。
そこで今回は、おすすめのシクロクロスをランキング形式でご紹介します。
目次
第1位 「センチュリオン 2017 クロスファイヤー 3000」
「センチュリオン 2017 クロスファイヤー 3000」
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第1位は「センチュリオン 2017 クロスファイヤー 3000」です。
「センチュリオン2017 クロスファイヤー 3000」は人気メーカーであるシマノが2017年に発表した新型のクロスバイクです。
コンポーネントには「105」を搭載しているので、「アルテグラ」を搭載する上位モデル「4000」よりは変速時とブレーキング時に負荷を感じますが、慣れれば上手に乗りこなせるようになるでしょう。
レーシング用途以外にも利用出来るように考えられている「センチュリオン2017 クロスファイヤー 3000」は、過酷なシクロクロス競技だけではなく、サイクリングなどのカジュアルな用途にも十分に応用できるので、日常生活でもクロスバイクの運転を楽しみたい方にはおすすめの製品だと言えます。
「センチュリオン 2017 クロスファイヤー 3000」は絶対おすすめです。
第2位 「フェルト 2017 F65X シクロクロスバイク」
「フェルト 2017 F65X シクロクロスバイク」
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「フェルト2017 F65Xシクロクロスバイク」は、ドイツで設立された競技用自転車専門のブランド「フェルト」の製品です。
ブランド名の元となっている設計者ジム・フェルトがフレームの設計を手がけたこの「フェルト2017 F65Xシクロクロスバイク」は、ツール・ド・フランスやアイアンマンなどの名だたる世界の自転車競技で優勝を勝ち取ってきた実績を持つ確かなフレーム設計技術が投入されているので、クロスバイク選手権で上位を目指す人には特におすすめのバイクだと言えます。
堅牢さと重量のバランスを極限まで追求した本製品のフレームは、どのような過酷なレース環境でも常に信頼性の高い走りをもたらしてくれる事でしょう。
第3位 「フジ 2017 CROSS 1.7 シクロクロスバイク」
「フジ 2017 CROSS 1.7 シクロクロスバイク」
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「フジ2017 CROSS 1.7 シクロクロスバイク」は、2017年に大幅な刷新が図られたシクロクロスバイクです。
本体設計の見直しによって旧モデルよりも軽量化を実現している為、担いで走る場面での負担が軽減されます。
また、コンポーネントはシマノの「105」をベースにフジで調整が加えられた特別な仕様となっており、溶接部分にはチタンを使用しているのが特徴です。
今回のモデルチェンジに伴い身長が低い人でも乗りやすいように設計が見直された「フジ2017 CROSS 1.7 シクロクロスバイク」は、小柄な女性や今までのクロスバイクに乗り難さを感じていた身長が低い男性の方には特におすすめのクロスバイクだと言えます。
第4位 「メリダ シクロクロス500」
台湾の自転車メーカーであるメリダが手掛ける「メリダシクロクロス500」は、ブルーを基調とした前モデルのカラーリングから一変し、黒を基調としたボディが印象的なクロスバイクです。
美しい弓なりの形状が印象的な本体フレームにはメリダのアルミ製パーツの中では最高級の「高張力アルミニウム」を使用しているので、軽さを持ちながら耐衝撃性に優れた効果を発揮するのがポイントです。
フロントフォークにはカーボン素材を使用し、過酷な路面状況での安定した走りを追求している「メリダシクロクロス500」は、レースで上位入賞を狙う人におすすめのモデルです。
また、コストパフォーマンスに優れているので、初心者でも手が出しやすい点に好感が持てます。
3T
スリーティーは1961年Mario Dedioniggiによって設立された会社です。
Dedioniggi氏は有能な技術者で、鋼管を操作して曲げる技術があり、雇先の会社でハンドルバーとステムを作成することを学びます。
10年ほど雇用先で働いた後、独立し新しい会社をトリノに設立。
3部屋の倉庫に1人の従業員からスタートし、ハンドルバーやステム、シートポストなど自転車のパーツをアルミ合金でつくることに成功します。
それまで、自転車のパーツと言えば、スチールで作られることが多く、軽くて高品質な商品は画期的な発明でした。
イタリアのエリートレーサー達と数々のテスト行い、多くの商品をつくりました。
3Tが1970年にアルミを使用して作ったスキーのストックは、ヨーロッパ全体に影響を及ぼしベストセラーの商品となりました。
その後、3Tが作るアルミニウムベースの軽量かつ高品質な革のサドルも有名になりました。
3Tの名前を世界に知らしめたのは、世界初のハンドルバー「Ergal」今でも愛されるハンドルバーは代表作とも言えるでしょう。
その後、後継者たちが次々に商品作りをし、1999年には初のインターナショナル賞を受賞しました。
デザイン性のあるパッケージや5年間の製品保証はさらに企業を有名にし、ロードやトラック、トライアスロンで多くの人を勝利へ導きました。
3Tは永久的に名前を残し続けるでしょう。
ANCHOR
アンカーはブリジストンサイクルのプロユースやプロユースモデルを販売するブランドです。
科学を設計に生かす思想は、使う人の可能性を最大限に引き出してくれます。
ブリジストン中央研究所とPROFORMATを使った共同研究や、ライダーによる独自検証から行われます。
乗り手の感覚や目に見えないものを数値化することで、より良い製品へと繋ぐ日本人ならではの物づくり魂が込められた設計思想です。
特徴的なのは、日本人や東洋人向けのフレーム設計。
日本人の体形に合ったサイズを元にした、ジオメトリーを設計しています。
これに基づいて設計するので、身長の低いライダーでも走り心地が良い商品と出会えます。
また、股下サイズから計算できる、ちょうど良いサドルの目安も独自で考え、東洋人にピッタリの快適なサドルを見つけられます。
もちろん、安全性も第一に考え、安全基準を超える強度で行う耐久試験を行い、300項目以上の安全検査と販売中のモデルの抜き打ちチェックにも余念がありません。
自分の体形にあうバイクを選べるので、購入後にパーツ交換の無駄がなく合理的です。
BH
BHは100年の歴史と伝統を誇る会社です。
ほとんどの子供は、人生で初めてのペダリングをBHの自転車で体験したともいえる身近な会社でもあります。
この会社は、1909年三兄弟によってスペインで拳銃などを生産するメーカーとしてスタート。
第一次世界大戦が終わったのを機に、これまで培った技術を活かすために生活を豊かにする物作りへとシフトしていきます。
どのような商品作りがベストなのか、試行錯誤する中で、軽くて機敏で信頼できる自転車を生み出す事にたどり着きます。
その後、スペイン最大のステージレースなどで優勝を何度もし、世界的に有名なサイクル会社へと上り詰めて行きます。
サイクルスポーツとして大きな成功を手にしたBHは、1959年に工場をビクトリアに移転。
さらに最新の設備と広い敷地で作る商品は、ロードバイクやマウンテンバイク以外にも、フィットネス用の室内自転車や電気自転車などに幅を広げていきます。
2015年には、グループ会社63社を抱える大企業となり、大型バイク世界シェア9割にも及ぶバイクシートのメーカーとなります。
創業から100年以上経った今でもBeistegui一家が、今尚牽引しています。
Bianchi
1885年エドワルド・ビアンキが設立したイタリアの自転車ブランド。
1895年にマルゲリータ王女に依頼された初の女性用自転車を製作します。
ブランドカラーになっているチェレステは、女王の瞳の色が由来になったとも言われています。
1899年に国際的なレースで初優勝をしてから、世界の名だたるレースで成功を収めて行きます。
今では、ロードバイク以外にもマウンテンバイクやシティサイクルまで幅広く扱っています。
BOMA
2006年カーボン繊維商社を前身とするASK TRADING自転車事業部を設立。
その時にオリジナルブランドBOMAが誕生しました。
カーボンフレームを中心にした高品質で、コストパフォーマンスが良い商品を手掛けており、優れた商品を出荷しています。
この会社の特徴は、企画から設計、材料の調達や生産・配達まで一貫して管理するオールインワンシステムを導入。
このシステムのおかげで製品の安定供給とコストダウンが実現。
最新のテクノロジーへの追及も日々しており、3D解析技術を駆使してカーボンフレームやカーボンホイールにマッチしたカーボンシート、繊角度、積層数を分析しています。
また、安全技術も欧州安全規格にパスしており、最新の機器を使って安全性をテストしています。
世界トップクラスの工場で生産される商品は、高品質で安心な物つくりと環境への取り組みをしています。
COLNAGO
1954年イタリアのミラノ、兄弟で小さな工房「チクリ・コルナゴ」を開きました。
他のメーカーと違うのは、芸術的なペイントとグラマラスなフォルム。
細身のクロモリチューブしかなかったころと比べると、素材の種類も豊富になり無限大の可能性を感じます。
レースで使うだけではなく、気軽にサイクリングで使えるモデルもあります。
素材はアルミ・カーボン・クロモリ・チタンから選べます。
コルナゴで使用するチタンは、フラッグシップモデルのc60ではカーボンラグを使用、V1ーrはフェラーリとコラボレーションで得たラインナップも揃っています。
ここでは、より詳しくコルナゴの魅力を6つのポイントに絞って紹介したいと思います。
その1.Lugs
各パイプの事をラグと呼ばれる継手で接合する製法。
MsterX-LIGHTでは今でもこの製法を使用しています。
ラグを用いることで重量アップとなるが、その文パイプ1本ずつの特性が出やすく乗り心地がしなやかになります。
14サイズを展開しており、乗り手の希望するサイズが見つかりやすくなっているのが特徴だ。
その2.Front fork
バイクレースで使用すると集団走行になりがち。
自分のスペースを確保しつつ、疲労と共にバイクコントロールがおろそかになってきます。
そんな時、挙動が真っ直ぐなものが必要となり、フォークは全てストレートフォークに統一。
ストレートにすることで、思いのまま操ることができるようになり、ふらつき防止に絶妙なヘッドチューブの角度で安定感を維持しています。
アルミモードモデルの上位機種にはコラムもすべて古カーボンを採用しています。
その3.Disc brake
ディスクブレーキは少ない力で制動力が得られるというもの。
キャリーパーブレーキに比べてレバーを強く引かなくても軽い握力で使用できます。
なので、寒冷期のライドや手の小さな女性ライダー、ダウンヒル時に活躍します。
その4.Bottom bracket
2014年に大口径のボトムブラケットPFBB86を採用。
これにより、何度もBBを交換してもフレームにダメージを与えることが無くなりました。
長く愛用してもらえるように改善された自転車にとって大切な部分です。
その5.Paint
コルナゴの特徴でもある額に描かれたような繊細なアートはシンボルでもあります。
細身のパイプに配色良く描かれるペイントは、コルナゴのでしか無いものです。
このペイントは、ピサにあるパマ・ペイント社で数多くの工程を経て製品化されています。
最終工程まで多くの職人の手を借りながら、丹精込めて商品化されます。
一つ一つが手作業な為、同じ製品が無いもの特徴的。
マスキングを担当する職人は、長年の技が光り、道具を一切使わないで勘のみで仕上げていきます。
職人技を使ったペイントは長く愛したいバイクの一部となります。
その6.Test
コルナゴでは、本社工房内に安全性を測る機器を設置しています。
サンプルで生産されたフレームをすぐにチェックし、新製品開発&チェックを実現しています。
例えば、体重80kgの人が石畳の路面において疾走しても、全くビクともしないフレーム実験を行うなど、頑丈なフレーム作りに余念がありません。
このように、大きなポイント6つに焦点を当て、オリジナル性の高い安全な商品を生産しています。
EDDYMERCKX
シクロクロスを始める方なら名前を見てピンとくる方も多いでしょう。
この会社は1980年に、世界選手権やワンディクラシックなど、全ての自転車競技に勝ち尽くし現役通算525勝したエディ・メルクスが興した会社です。
現役時代からこだわりを持つエディ・メルクスは、引退後もバイクへのこだわりを持ち続けました。
フレームプロジェクトでは、ライダーの体格や走りに応じたジオメトリー設計を取り入れました。
メルクスのバイクは独自性があり、スタイリングはパワーの伝達を形に変えてくれる自然なフォルム。
ねじり加工が、オリジナル性の強い曲線を描くトップチューブになっています。
そして、大切な安全性を確保するカーブドフォークや屈強なシートチューブなど、外観の美しさだけでなく、高品質を追求しています。
日本国内に流通する完成車のメインコポーネントは、全てシグマのグループセットで統一されており、初心者でも安心感があります。
妥協を一切せず、ライダーに最高の品質を届け続ける会社は初心者にもおすすめです。
FELT
FELTのバイクは長い年月をかけて試行錯誤を重ねて開発されます。
技術者と企画担当、プロ選手が集まり意見交換をする所から始まります。
話し合いを進めていき、設計を担当するエンジニアがコンピューターで3Dフレームを描いていきます。
このフレームにブレーキやホイールなどを組み込み、機能性や耐久性をチェックしていきます。
このようなチェック作業は何百時間も費やして分析され、その都度見直されて次の段階へ移ります。
ここでようやくプロトタイプの制作に入り、形になったものを風洞実験室で検証して改良を重ねていきます。
完成されたプロトタイプは、精度や表面仕上げのチェックをし組み立て作業へ。
最後のテストと言える、テストライドでは開発チームとプロ選手が納得するまでOKされません。
このように、時間をかけて納得のいくバイクだけが生産されていきます。
そして、クオリティにもこだわりを持ち、アメリカ消費者製品安全協会が求める数値より上回る基準で生産しています。
コンピューターやテストライドに加え、耐久性テストもプラスして商品が市場に出回ります。
GIOS
鮮やかなブルーがイメージカラー、1948年創業のイタリアトレノの伝統的ブランド。
現在では、イタリア国内でジオスブルーと言う色合いが存在するほどメジャーな企業です。
一番の特徴でもあるブルーカラーと制度の高いフレーム。
クオリティの高い商品はイタリアブランドでありながらドイツ的なイメージを与えると言われる高品質。
溶接の制度が高いからこそ、プロ仕様でも耐えられる強度が自慢です。
現在ではデダチャイの軽量チューブをメインに使用していますが、材料を傷めないようにTIGの溶接をしています。
また、ラグドフレームではチューブの劣化を最小限にするため、低温溶接を行っておりクオリティの高い商品作りをする会社です。
まとめ
今回ご紹介しただけでも多くの色々な型式・メーカーがあり、それぞれ特徴的な商品を開発していました。
各社では様々なモデルを販売しており、予算にあわせて選ぶこともできます。
1人でも始められるシクロクロスで風を感じながら疾走してください。