初心者にも分かる、ビンディングシューズとは?
サイクリングを本格的に楽しみたい場合は、専用の自転車の他にビンディングシューズも購入して使用するとより一層サイクリングを楽しめます。
とはいえ「ビンディングシューズという言葉自体初めて聞いてなんのことかわからない。」という方も多いと思います。
そこで、今回はこのサイクリングで使用するビンディングシューズについてお話します。
目次
1.ビンディングシューズとは?
サイクリング専用の自転車のペダルと、足の裏を固定するためのシューズです。
以前はグリップとストラップを使ってシューズとメダルを固定していたのですが、1970年頃からイタリアのチネリが世界で初めてビンディングシューズとペダルを開発してそれが世界中に普及していき、現在では様々な競技系自転車でビンディングシューズが使用されています。
ペダルとシューズの固定の仕方は、スキー板と同じでシューズ靴底に「クリート」というボルトがあり、これを使ってペダルと固定をします。
また、ビンディングシューズには「ロードシューズ」と「MTB(マウンテン)シューズの2種類があります。」
2.ビンディングシューズ、ロードシューズ
ロードシューズは整備された道の上を速く走るための作られたシューズです。
特徴としましては、こぐ力をより効率よくペダルに伝えるために靴底に硬いカーボンやプラスチックを使用しています。
また道で長時間走ることを考慮しているため軽く、さらに通気性がよく足の蒸れを防ぐデザインになっています。
3.ビンディングシューズ、MTBシューズ
MTBシューズは、山でも快適に走れるために作られたシューズです。
山だけでなく普通の道でも使用できます。
特徴としましては、ロードシューズとは逆に靴底が柔らかく、木や岩など障害物が多い悪路で気持ちよく走れます。
また、ドロづまりを防ぐためにクリートが小さく気密性の高いデザインをしています。
4.ビンディングシューズのメリット
ビンディングシューズを使用するメリットとしては以下のものがあります。
①ロードバイクのスピードに対応できるロードバイクはスピードが出ます。
それは真っ直ぐ走っている時もそうですが、コーナーリングやブレーキングをかけるときにも、そのスピード感じます。
その時にスニーカーだと、ペダルから足が外れる可能性があるためとても危険です。
ビンディングシューズでペダルと固定すればそういった危険はなくなります。
②上り坂が快適上り坂などで立ち漕ぎをする際もビンディングシューズであれば、足の外れる心配がなくさらに効率よく足の力がペダルに伝わるため、普段は辛い上り坂をスイスイ登れるようになってかなり快適になります。
③疲れない足にきちんとあったロードシューズを履いて、さらに踏み面が広い大きペダルとを組み合わせて使用すると、長時間のサイクリングであっても足への疲労が少なくて済みます。
5.ビンディングシューズのデメリット
どんなに良いものでもやはりデメリットはありますので、ここではビンディングシューズのデメリットをあげていきます。
①ペダルから足を外そうとして転ぶ初心者に多いのですが、止まったときにペダルとシューズの固定されていることを忘れて、通常の自転車の感覚で足をペダルから外そうとして転ぶことがあります。
これを防ぐためには、練習することと、停車をするときは余裕を持ってペダルとシューズの固定を外すようにして下さい。
②自転車を買い換えるとシューズも買い換える必要がある。
シューズのクリートとそれに対応するペダルは決まっているため、自転車を買い替えたときに、同じタイプであれば問題ないですが、タイプが違う自転車にした場合、ペダルの形も異なるためシューズの買い替えが必要になります。
6.初心者におすすめなビンディングシューズ
サイクリングをこれから始めようとする方や始めたばかりの方におすすめなシューズはいくつかあるのですが、今回はその中で「シマノ(SHIMANO) SH-CT46LG ビンディングシューズ 」について紹介します。
このシューズはロード用のシューズなのですが、最大の特徴は通気性を重視したデザインです。
靴の側面や上部に空気を取り込むための穴があり、長時間走っても蒸れずに快適です。
また、靴紐もワンタッチで留めることができ、後は調節する必要がない点も初心者にはありがたいです。
まとめ
いかがでしたか、ビンディングシューズはサイクリングで使用するシューズですが、同時に山や街など場所を問わずにサイクリングをより楽しむために必要な道具にもなっています。
これを聞いて、サイクリングに興味を持った方はぜひともサイクリング専用バイクとビンディングシューズを購入して、風の中をバイクで駆け抜けてみましょう。