経年劣化より怖い!中古ビンディングシューズの水虫問題
ランニングシューズやスニーカーと違って、手に入る店舗がごくわずかなビンディングシューズ。
好みのものが売っていなかったり、なかなか手に入らないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そのため、中古で購入しようと思っている人もいるかもしれません。
中古のシューズを買う際に注意してほしい足のトラブルについてご紹介します。
ビンディングシューズはどこで買える?
ビンディングシューズは用途がかなり限られているので、大手のショッピングモールや、靴専門店などには陳列されていないことがほとんどです。
ランニングシューズやウォーキングシューズのように特設コーナーが設けられていることもありません。
購入しようと思ったら、ロードバイク用品を取り扱う専門店もしくはインターネット通販を利用するのがベストです。
とはいえ、公式サイトではビンディングシューズのモデルを見ることはできても、直接購入できないところも多々あります。
これは、ビンディングシューズの多くが国外メーカーであることが要因の1つです。
そのため、オークションや個人出品のビンディングシューズをネットで購入する人が多いのが現状です。
特に、初心者でとりあえずどのようなものか試してみたいという人は、中古の安価なものを買ってみるケースが目立ちます。
中古のビンディングシューズの注意点
中古であるということは、当然ながら前のオーナーがいるということです。
購入から1年たったものという情報だけでは、どのような状態かは分かりません。
メンテナンスはしていたのか、どのような頻度で使用していたのか、保管状態はどうなのかということで、中古のビンディングシューズの状態には大きな差が出ます。
また、ビンディングシューズに限らずシューズ全般に言えることですが、製造から日がたてば自然と経年劣化していくのが普通です。
特にゴム部分は年月の経過と共にもろくなってしまうので、購入する際にはその点にも注意する必要があります。
1足のビンディングシューズを長く使おうと思うなら、新品を購入することです。
中古品の場合には、長く使えるかどうかという保証はありません。
怖い!水虫トラブル
中古のビンディングシューズを履く際に怖いのが、水虫の感染です。
前のオーナーが水虫だった場合、中古のビンディングシューズにも水虫の原因である白癬菌が潜んでいる可能性が高いです。
白癬菌は数年間はシューズの中で生き延びる性質がありますから、購入したものをそのまま履いてしまうと感染してしまうかもしれません。
靴下を履いていても感染する可能性があるので、中古のビンディングシューズを購入したら足を入れる前に綺麗に洗うようにしましょう。
また、万が一白癬菌に感染してしまったとしても、その日のうちに足を綺麗に洗えば菌は落とせます。
中古のビンディングシューズは白癬菌が潜んでいる危険性があることを知っておくことです。
基本的には綺麗に洗えば問題ありませんが、万が一のことを考えると中古品の購入は避けた方がいいかもしれません。
ビンディングシューズの中古品は返品可能?
中古品の多くは、返品不可です。
中古品であることを理解したうえでの購入が求められていることが多く、よっぽどのことがない限りは返品を受け付けてもらえません。
個人売買の場合はトラブルも多いので、心配な場合は新品の購入がおすすめです。
まとめ
ビンディングシューズは購入場所が限られているので、中古のシューズをネットで手に入れようと思っている人が多いです。
しかし、中古のビンディングシューズは取引上のトラブルや経年劣化、水虫の原因である白癬菌が潜んでいるリスクもあります。
中古のビンディングシューズのリスクを理解したうえで、新品を探すか中古品を買うかをよく考えましょう。