乗りやすくて丈夫なママチャリを探しています
ここ数年の間に、日本国内だけでもいくつかの大きな自然災害が起こりました。
今はこうして普通の生活が出来ているわけですが、私たち一般人には明日何が起こるかを的確に予測する事は難しいです。
それが自然界に関わる事であればほぼ不可能に近いです。
しかし、想定して備える事は出来ます。
非常時持ち出し袋や備蓄品を揃える事から始まり、帰宅ルートや広域避難所の確認、役所のメーリングリストに登録する等、思いつく事は一通り確認しました。
そんな中、今検討しているのが自転車の購入です。
交通網が麻痺した時、徒歩の次に重要な交通手段が自転車だと思うのです。
ガソリンも必要ないですし。
多少重い荷物でも運べる丈夫なシティバイク、いわゆるママチャリを探しています。
自転車専門店に見に行った事があるのですが、あまりに沢山の種類が並んでいましたので決められずに帰ってきました。
自分の目的に合ったママチャリがあるのかどうか、少し調べてみようと思います。
ママチャリを探す目的
お買い物となるとついつい嬉しくなって見た目重視で選んでしまったり、よりお安い物を選んでしまったりで、失敗した経験が何度もあるのは私だけではないはずです。
ですので、まずはママチャリを探す目的を再確認したいと思います。
*災害や事故が起き、普段の生活で通っている道路が何らかの原因で自動車やバスの通行が不可能になった場合の移動手段としての自転車を購入したい。
例えば通勤目的であれば軽い自転車が良いでしょうし、休日のサイクリングを楽しみたいならロードバイク、オシャレ目的ならカラフルでスタイリッシュな自転車を選ぶのでしょう。
これらの目的で探す方が楽しそうですが、今回は実用的な目的を見失わないように確認してみました。
重視するポイント
次に目的に合ったママチャリを見つける為に重視するポイントを確認します。
1.)ある程度の重さに耐えられる丈夫な素材で出来ている
2.)ある程度の振動や段差の走行に耐えられる丈夫な構造
3.)錆びにくく、劣化の心配が少ない素材で出来ている
4.)子ども用の座席が付いている(付けられる)
5.)無理せずに買えるお値段
この5点が私が最も重視するポイントです。
これだけであれば見つかりそうな気がするのですがどうでしょうか。
「こうであったらいいな」のポイント
重視するポイントの他にもママチャリに求めるポイントがあります。
6.)無理のない姿勢で乗れる形状のハンドル
7.)乗り降りしやすい形状のフレーム
8.)音が鳴りにくいブレーキ
9.)柔らかいサドル
10.)明るい色のフレーム
挙げていくとキリがありません。
その他ロックや籠の種類などはオプションで選べるので、今は考えない事にします。
フレーム素材の特徴
フレームの素材ですが、ママチャリにはスチールかアルミが使われている事が多いようです。
スチールは鉄であり、重くて錆びやすいですが、価格が安いです。
一方、アルミはスチール素材より軽めで丈夫、スチールに比べるとお値段は高めです。
ただ、硬いので走行中の衝撃がダイレクトに伝わってくるそうです。
スチールのお安さも魅力的なのですが、丈夫さを重視するとアルミの方が良さそうです。
衝撃が伝わりやすいという点が気になりますが、タイヤの空気圧を調節することで対応でるのではないでしょうか。
錆びにくいフレーム
錆びにくさという点ではどちらが優れているのでしょうか。
純粋に素材だけを見るとアルミの方が良いと思うのですが、自転車のスチールフレームは塗装が施されているので、特に心配する必要はなさそうです。
ただし、大きな傷をつけてしまうとそこから錆びる可能性があるという点は覚えていた方がいいですね。
子どもを乗せる
子ども用の座席については、うちの場合チャイルドシートには乗れない体重ですので、後部にキャリアが付いていれば問題ないです。
最近は、子どもを乗せる事を前提にした仕様のママチャリも人気のようです。
重心が低く、前後にチャイルドシートが付いているタイプもあるので、小さなお子さんが2人いるご家庭にもおすすめです。
その他の気になるポイント
ハンドルの形状は、スピードと見た目を重視するならフラットタイプが良いのでしょうが、ママチャリには無理のない姿勢で乗れるアップハンドルが向いています。
フレームはペダル上部に充分なスペースがあると乗り降りしやすいようです。
サドルに関しては、わりと簡単に手に入るので、乗り心地が悪ければ後で交換する事ができます。
最後に色ですが、メーカーによっては多色揃っているシリーズもあります。
女性をターゲットにして販売されているママチャリですので、明るい色使いのものが揃っているのでしょうか。
日常生活でも乗りたい
非常時に備えた自転車ですが、持っているのならやはり日常生活でも活用したいです。
乗り慣れた自転車であれば、非常事態にも慌てずに活用できますし、日頃からお手入れや点検も出来ます。
普段はバスや自動車、または徒歩で生活していますので、子どもはまだ二人乗りの経験がありませんし、私自身も後ろに誰かを乗せて自転車に乗った事がほとんどありません。
必要な時に落ち着いて行動できるように、日常的に乗る事も大切なのだと思います。
まとめ
ママチャリ選びに必要なポイントをいくつか挙げてみた結果、丈夫で錆びにくいアルミフレームがメインの自転車で、乗り降りがしやすく楽な姿勢で乗れる、明るい色使いのママチャリを、お手頃価格で探すことになりそうです。
全ての条件が揃ったものが見つかるかどうかは分かりませんが、今回調べてみた事で、ママチャリ選びを失敗する心配はなくなりました。