おしゃれな自転車 ミニベロが大注目
ここ数年、自転車に注目が集まっています。
街中でフレームの細い自転車をよく見かけるようになりました。
今までよく見た自転車よりも、とてもカッコいい自転車です。
ロードバイクといわれる、スポーツ用の自転車がとても売れているのです。
統計ではママチャリに代表されるような一般的な自転車の売り上げは、やや減少傾向です。
しかし、スポーツタイプの自転車に限っては前年度を上回る数が売れていて、その傾向はますます増えているのです。
このようなスポーツとしての自転車競技で一番ポピュラーなのが、ツールド・フランスです。
100年の歴史があるサイクルロードレースです。
もともと、このようにヨーロッパで人気が高いスポーツですが、日本でも行われています。
日本では5つのサイクルロードレースが有名です。
毎年5月に開催されるツアーオブジャパンや、ジャパンカップ・サイクルロードレースなどです。
テレビでも放送されているので、見たことがある人も多いはずです。
ところで最近、ロードバイクの他に、ミニベロという小型の自転車にとても人気が出てきました。
どんな特徴があるのでしょうか。
ミニベロとは何でしょうか
ミニベロは、スポーツタイプの自転車ですが、車輪の直径が小型になっているタイプのものです。
車輪が小さいと、進むのに力がいるんじゃないか?と感じる方もいるでしょうが、力はいりません。
漕ぎ出しはとても楽に操作できます。
スポーツタイプの大きい車輪の自転車は、漕ぎ出す時に体のバランスを取って体制を保つ必要があります。
しかし、ミニベロは車輪が小さいので、その体制が楽な姿勢でも十分漕ぎ出せます。
あまり前傾したポジションを取らなくてもいいので、体の小さい人でも楽だと言われていて、おすすめです。
どんなミニベロがあるでしょうか?
「ダイニチ」
ダイニチというミニベロは、前の部分にカゴが付いています。
また、後ろ部分にも荷台を置けるようになっています。
ここにバスケットをつけて使用することもできます。
ママチャリのように、後ろ側に子供を乗せる自転車用チャイルドシートをつけることも可能です。
子供が乗る高さが普通より下になり、重心が下がるため安定感が出るといわれています。
価格は3万円ほどです。
「ブルーノ」
ブルーノというミニベロは、カゴはついていませんが、ヨーロッパを彷彿とさせるおしゃれなデザインが若い女性に人気です。
アルミフレーム採用なので、軽くて、扱いに便利です。
漕ぎ出しも軽く、街中での買い物や通学などに最適です。
価格は6万円ほどです。
「マジ」
マジというミニベロは、漕ぎやすい作りではありますがデザインは本格的です。
時速20キロくらいは軽く出るので、中距離走行にも使えます。
毎日の通勤などで早く安定して移動するなどにも適しています。
価格は8万円ほどです。
「ビリオン」
ビリオンというミニベロは、見た目も性能も、ロードバイクに近いです。
ギアが18段変速で、時速30キロくらいは出せる高性能な作りです。
中距離はもちろん、長距離も疲れにくく乗ることができます。
価格は9万円ほどです。
「ダホン」
ダホンというミニベロは、見た目がヨーロッパ風でおしゃれですが、折りたためる仕様となっています。
コンパクトに収納できるので、例えば、車の中に積み込んで移動したりという提案ができます。
置き場所が限られている都会では、普段は車内に積み込んでおくという選択肢もこれなら大丈夫です。
8段変速のギアとなっています。
価格は9万円ほどです。
いろいろなミニベロがあり、価格も3万円から9万円まで様々です。
ロードバイクといわれるスポーツ自転車のジャンルの中では、この価格帯は安価な方になります。
10万円以上するタイプの製品は珍しくありません。
ミニベロの楽しみ方
おしゃれなミニベロを買ったら、通勤や通学に乗るだけでファッショナブルで楽しいでしょう。
カフェに行っても美容室に行っても、お店の人から可愛い、素敵と注目されることでしょう。
性能のいいミニべロを買ったら、通勤がとても楽になります。
漕ぎ出しは簡単です。
力も要りません。
スピードに乗れば、とても速いので、時間短縮になります。
それに、車に比べたら環境に優しいです。
高性能のミニベロを買ったら、通勤通学はもちろんですが、
それだけではもったいないです。
車に積み込んで、郊外へ出かけ、現地を自転車で走り回るのがおすすめです。
都会の喧騒を忘れ、郊外の山や風景を楽しみながらの休日は最高のリフレッシュです。
まとめ
ミニベロは、とても注目されています。
もともと、日本は自転車を保有している人の割合が多い国なのです。
ヨーロッパや中国に比べても、自転車を使っている人の割合が高いです。
自転車は、日本人の生活にとても身近な乗り物です。
すっかり成熟した市場の中にあって、スポーツという側面からこのジャンルの自転車が今注目されています。
1台当たりの価格はけっして安くはないのですが、嗜好品という側面があるため、人気が出てきています。
本格的なスポーツタイプの自転車が沢山売れるようになり、ミニベロも注目されています。
より乗りやすく、見た目もおしゃれなミニベロが沢山売り出されています。
ツアーオブジャパンのようなサイクルロードレースは、ほとんどが男性の出場者ですが、
これからは女性や、子供たちがこのようなジャンルのスポーツにも参加することがふえるであろうといわれています。
気軽に楽しむ余暇、レジャーとしての位置づけに、現在ちょうどぴったり合ったのが小型のミニベロだと言われています。