ママチャリと他の自転車の一番の違いはその安定性と積載量
ママチャリと他の自転車の一番の違いはその安定性と積載量。
そして一般的に流通されていると言う意味ではとても入手しやすい自転車です。
安定性ではしっかりした足回りと高さと幅の合うハンドルが必要ですし、積載量は目的にもよりますが、前後をフル活用するのであれば両手で持てない量だって搭載することができます。
意外と格好良くて力持ちで行きたいところに連れて行ってくれるママチャリについてお話しさせてください。
ママチャリの積載量を上げるカゴ
当然前カゴが付いているのがママチャリ。
この前カゴの大きさを選ぶのも大事です。
ラウンドタイプのものは混雑する駐輪場では隣の自転車のハンドルに引っかかりにくくなりますし、スクウェアタイプの角ばった物は鞄がすとんと入ったり、ボトル類を運ぶには最適です。
大きさも小さい物からさまざまあり、ハンドルに対して半分の大きさから目一杯詰める大きさのものもあります。
100円均一ショップでも300円くらい出せばそれなりの大きさが選べるのも魅力ですよね。
そして後ろのキャリー部分にもカゴを乗せてしまえばまさに万能。
大きめの日用品だって運ぶことが出来るんです。
あなたと荷物を支えるのはしっかりしたタイヤ
積載量を上げて次に心配するのはそれを支える安定性ですよね。
ママチャリはマウンテンバイクほど細いタイヤではありません。
自社ブランドで有名なイオンさんでは、タイヤのサイドに補強が入っています。
結構よくあることなんですが、ママチャリで通る道に凹凸がない道なんてすくないですよね。
側溝のふたが大きく飛び出ていて段差を乗り越えられずヒヤッとしたことがあるのではないでしょうか。
それをサイドから支えてくれるのならば心強い味方になります。
またカインズさんのタイヤは接地面の厚みが他のタイヤに比べて厚く、パンクしにくい作りになっています。
重い荷物を載せながらフラフラしない作りに各メーカーも対策されているようです。
日々乗るママチャリだからこそ、パンクせず安定して走る事が出来る物の方が魅力的ですよね。
自転車を支えるのは、あなたのその腕です
乗る人と荷物を支えてくれても、その自転車を支えるのはやっぱり運転する本人なのです。
ママチャリはいわゆるスタイリッシュなハンドルをしている訳ではありません。
マウンテンバイクの様に前傾姿勢に耐えられるハンドルでもなければ、無理な体制を続けるカマキリタイプでもありません。
手をまっすぐにのばして作った拳の一つ外側を掴む、そんな感覚のハンドルがふらつか無いのでおすすめです。
そこから中指~小指でブレーキを握る事が出来れば自転車をしっかり支える事が出来ますよね。
積載量があるということはそれなりの重みもあるわけで、天候の悪い日などはきちんと止まれることも必須事項。
いくらあなたの腕が逞しくても、その腕に合わないハンドルでは安定性は保証できません。
勿論、自分の個性を出すのにハンドルを交換してもらう事も可能です。
交換したいハンドルの料金+1500円~程度であなただけのママチャリが作れてしまうのもママチャリならでは。
積載量=荷物だけじゃない
そう、ママチャリの名前通り後ろのキャリーや前カゴ部分、そして最近はやりのハンドル部分に小さなお子様を乗せる事が出来るのもママチャリなんです。
前カゴ、ハンドル部分に付けるタイプのシートは、運転操作面から子供の体重が15kgまでとなっていますが、後ろのキャリー部分であれば22kgまでの子供が乗せられます。
子供用のシートは安価で簡易的なものから、安全性重視の頭部まで守ってくれるものもあります。
当然、安全性が高くなればなるほどシート自体の重さも目立ちますが、それを支えるだけの実力をママチャリは持っているのです。
子供も乗っていて楽しくなって軽快に走るママチャリはやっぱり格好良いです。
こんなママチャリがおすすめです
まずは自分の身長からタイヤの大きさを選びましょう。
タイヤは大きければ大きいほど1こぎで進む距離が大きいのですが、大きすぎるタイヤではふらつきが出てしまいます。
ここは購入するお店に行って選んでもらうのが一番ベスト。
プロの目で見てもらうのはやっぱり違います。
搭載する籠はその場でも後でもつける事は出来ます。
チャイルドシートも自分でつける事もお店でつけてもらう事も出来ます。
それから、ママチャリはあなたと共にお出かけする乗り物です。
好きな色を選びましょう。
乗るのが楽しみになります。
お気に入りの色に、お気に入りの積載量。
更に安定性が備われば、それはあなたの安全走行に繋がるのです。
まとめ
ママチャリはある程度の荷物を持って、少し遠くまで行動範囲を広げてくれる楽しい乗り物です。
見た目にもスタイリッシュなものが増えてきました。
昔で言うおばちゃんが乗る格好悪い乗り物なんかじゃありません。
いつでもあなたの行きたい所に連れて行ってくれる相棒、と言うのは云い過ぎでしょうか。
何を乗せて走るか、どれほどの重さをママチャリに乗せるのか。
見た目・積載量・安定性。
重視する箇所は人それぞれだと思いますが、あなただけのママチャリにどうか出会えますように。