電動アシスト付きのママチャリの抱える問題!電動アシストのデメリットも把握しておこう

ママチャリ・シティサイクル

Panasonic(パナソニック) ビビ・TX BAA適合車 BE-ELTX63B プレミアムブラック

人間は常に便利なもの、ラクなものへと思考がシフトする生き物です。

その考え方は、自転車にもおよびママチャリへの電動アシスト導入から遂にはロードバイクまで及んでいます。

しかし、購入時には、楽々だったものの、経年劣化と走行距離により様々な問題を抱えることとなります。

特に、車体価格も高い上、メンテナンス費用も高い、そして処分費用も高いという三高です。



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1.電動アシスト付きのママチャリ購入はあまりおすすめ出来ない!特に若い人!

電動アシスト付きのママチャリは、主婦層取り分け子育て世代に人気があります。

特に幼稚園や保育園へ子供を送迎する際の手段として利用されます。

例えば、子供を2人乗せる場合、子供1人の体重を15kgと考えると2人で30kgです。

それに本人とママチャリの重量を合計すると100kg近い重量になってしまいます。

そのため、電動アシストが好まれるわけですが、実はアシスト機構とバッテリーの重量だけでも馬鹿に出来ないと知らずにいることがあります。

如何に、アシストされているとしても100kg近い重量になっている車体が転倒する可能性が高く、危険性が高まります。

子育てのツールとして利用する期間は非常に少なく、実際に利用することや安全性を考えれば、軽量かつ適正なギア比のママチャリを購入することをおすすめします。



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2.実はメンテナンス費用が高額…意外に駆動部分が壊れる!

さて、電動アシストの厄介な問題は駆動部分が壊れるといったことがあります。

つまり、駆動部が壊れるということは、ペダルが回し難くなることや完全に動かないといった事です。

こうなると如何に高額なママチャリでもただの鉄の塊、オブジェとなってしまいます。

一方で、普通のママチャリの場合、構造が単純なため、多少ペダルの回転軸のベアリングが故障しても、『異音がする』、『少し重い』といった感覚で済みます。

さらに、修理費用は全く異るため、だんぜんママチャリの場合は電動アシスト無しの方がお得です。

そもそも、機械部分の構造が複雑な分、修理費用も高くなり、予想外の出費になることもあり、修理が出来ればまだ良い方です。

生産中止に伴い、メーカーに部品在庫が無くなるといった場合もあり、結果として廃棄処分となることも考える必要があります。

3.バッテリーの処分には要注意!

実は、意外に電動アシストの問題点はバッテリーだったりします。

高価なバッテリーを使用していれば、値段に見合った寿命はあります。

しかし、バッテリーの多くは充電回数が決まっていたり、利用方法によっては設計寿命に達する前に交換になることもあります。

そこで問題になるのが処分費用です。

実際のところ、電動アシスト用バッテリーの多くは、重金属すなわち人体に有害なものを含んているため、適切な処分が必要となります。

専門店で適正な処分費用を支払って処分するか、メーカーへ分方法を確認して廃棄物処理業者へ依頼するかで費用に差が生じます。

単純に電池として捨てられない厄介な面があるので、バッテリー交換による費用発生は予め考えることをおすすめします。

4.最後まで手が掛かる!処分費用は高額化覚悟?

やはり、電動アシスト付きママチャリの寿命は、普通のママチャリに比べ寿命は短いと考えます。

基本的に部品の多くは規格化されており、部品の代替が可能です。

そして、部品交換すればフレームをそのまま利用できるため、粗大ごみの発生を大幅に削減することが出来ます。

さらに、構造が単純なため、不要になったとしても、無料引取する専門業者が海外へ輸出したりします。

一方、電動アシスト付きママチャリは、壊れるとただの粗大ごみです。

様々な部品が複雑に集まっているため、有価物にもなりません。

その結果、高額な処分費用が掛かることを覚悟する必要があります。

廃棄物処理業者へ引取依頼すると予想もしない金額になることもありますので注意が必要です。

まとめ

電動アシスト付きママチャリは確かに便利だと思います。

しかし、実際のところ、コストパフォーマンスやエコの面を考えると非常におすすめ出来ない部分があります。

そもそも、自転車の多くはフレームさえ大丈夫であれば、部品交換で簡単に蘇ります。

しかし、電動アシストはその方法が効かず、再利用も難しい状態です。

では、電動アシストを取ればいいと考えますが、現実的なものではありません。

もし、これから電動アシスト付きママチャリを購入される方は、自動車同様に定期的にメンテナンスすることが重要となります。