ママチャリのBB軸長は合っていない!その理由は?

ママチャリ・シティサイクル

ママチャリと呼ばれる自転車は、大きく分類するとシティーサイクルと呼ばれます。

クロスバイクやロードバイク、そしてマウンテンバイクと異なり、より多くの方が簡単に利用できる交通手段となっています。

そのため、より多くの消費者が利用し易いようにママチャリは規格が統一され、汎用的な商品が多く販売されています。

その結果、自分自身の身体に合わないこともしばしばあります。



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1.なんだか乗り難いママチャリ!

多くの消費者はママチャリを購入し、暫らく使用していると違和感を感じることがあります。

そのため、ハンドルやサドルの高さを調整し、乗り易い状態へ変更します。

確かにハンドルやサドルの高さを調整した場合、乗り心地を少なくとも変更することが出来ます。

しかしながら、なかなか改善出来ないのはペダルを漕いだ際に疲れ易いことや、力が上手く入らないということもあります。

この場合、クランク部に何らかの原因があり、自身の体格に合わず、漕ぎ難い状態になっている可能性があります。



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2.その原因はペダルを漕ぐ際の違和感にあり!

ママチャリは万人に合うよう、そして生産コストを削減するため、製品仕様を固定しています。

家電製品の場合、基本的には使用者の操作はボタンのタッチなどがメインであり、力を加えることはありません。

また、使用者が操作に慣れれば、何ら問題もありません。

しかし、ママチャリの場合、操作方法は簡単なものの、自身の身体を合わせることが出来ません。

特に走行中の違和感の原因は、ベダルを漕ぐ際の動作にあります。

事象としては、サドル位置を調整しても、内股やガニ股でペダルを漕ぐことであり、上手く力が伝わらない他、疲れやすい場合はBB(ボトム・ブラケット)の軸長が身体に合っていないことを意味します。

3.原因はBBの軸長だった?

さて、ママチャリの場合、BBの軸長を細かく設計することはせず、汎用品を利用していることがあります。

特に、BB本体の部品コストの安いモノが使用される場合があり、車種によって軸長は大きく異なります。

つまり、BBを生産するメーカー在庫が過剰であった場合、格安で仕入れママチャリの部品へ流用します。

その結果、安価なママチャリが市場に流通することとなります。

しかし、これが原因で非常に乗り難いママチャリが販売される可能性も高まります。

ただ、価格が安いからと思い購入したママチャリが乗り難く、すぐに新しいママチャリへ乗り換える可能性もあります。

4.交換するメリットはあるのか?

では、乗りやすいママチャリを手に入れるためにはどうすれば良いかというと、BBの交換です。

ママチャリに使用されるBB自体は高額なものではなく、1,000円台で購入することが出来ます。

また、交換方法も至って簡単であり、DIYにより対応することも可能です。

そもそも、自転車量販店でいかに試乗しても自分の求める乗り心地を得ることの出来るママチャリは少ないため、BBの交換という方法が一番おすすめとなります。

ママチャリでBB交換ということは、将来的なことを考えても非常に重要なポイントとなります。

BBは基本的に常に回転による発熱や雨天時の水分浸入に晒されます。

その結果、短期間で高額なママチャリであっても、ペダルの回転が重くなり、故障に至ります。

しかし、この時点でBB交換という方法を行うことで、格安で修理することができ、無駄な出費を減らすことに繋がります。

まとめ

ママチャリは、あくまで多くの方に向けた商品であり、ちょっとした違和感は残ります。

その点については、所有者の妥協や改善により対応することが非常に重要となります。

しかし、壊れる都度、ママチャリを購入するよりも多少整備費用を掛けて維持する方が断然おすすめであり、特にBBの交換はママチャリの長寿命化を図るポイントとしては重要と考えます。