シクロクロスの車体価格の分かれ目はいくらから？実は以外に高い！

ロードバイクのようにオンロードを颯爽と走行したい、マウンテンバイクのように野山のオフロードも走行したいという場合、両方を兼ね備えているのがシクロクロスです。

スポーツバイクの中では、ロードバイクやマウンテンバイクは非常に高額なものからお手軽価格のものまで様々あります。

しかし、双方の良いとこばかりを備えた様なシクロクロスは、いくら位か気になるところです。

1.シクロクロスの分かれ目は10万円から？

ロードバイクやマウンテンバイクは、10万円の予算であれば、ツーリングには十分な車体が手に入ります。

特に激安または格安と呼ばれる価格帯のロードバイクを除けば、6万円台から有名メーカーのロードバイクが購入できます。

また、インターネットサイトで自社ブランドのオーダーメイド品を販売しているショップでは、10万円もあればコンポーネントがオールシマノ製『105』というものまであります。

しかし、シクロクロスの分かれ目は10万円が車体価格の分かれ目です。

ただし、10万円以下だとダメというものではなく、性能や操作性に差が出るという認識が必要です。

さて、何を始めるにも初期投資は少ない方がいいです。

特に、自分のライフスタイルに合わないと思えば、無駄に高額な初期投資になりかねません。

そのため、サイクリングというのは、初期投資をある程度抑える必要性がある部類とも言えます。

そもそも、動力は乗り手自身の体力と精神力です。

合わなければ、高額な車体もただの、自転車です。

そのため、シクロクロスを始める際に10万円以下で購入できるものを検討します。

8万円程度でシクロクロス自体は購入可能であり、無名メーカー品ではなくスポーツバイクで有名なメーカー品を購入できます。

特にこの価格帯で購入可能なメーカーとしては、ジオスが有名です。

ただし、ある程度の妥協があるため、ブレーキ自体がディスクブレーキではなく、ロードバイク用のデュアルピボットブレーキとなっています。

また、コンポーネントはシマノ製の『SORA』がメインとなり、入門用としては十分なものとして、おすすめします。

さて、10万円の予算では入門用レベルのシクロクロスとなってしまい、結果的にパーツ交換をすることとなります。

既にクロスバイクなどでサイクリングに興味を持った方には、17万円前後のシクロクロスがおすすめです。

この価格帯になると、コンポーネントの多くは『105』仕様になるため、上位グレード譲りの走行性能や操作性を体感することが出来ます。

また、シクロクロスレースに参加できるレベルのものとなります。

長期的にサイクリングを趣味にされる場合、17万円前後の予算は高いものではなくなります。

そもそも、直ぐに壊れるものではなく、メンテナンスをすると長期間使用することができます。

お手頃価格からシクロクロスを始める場合、メーカーは『FUJI』がおすすめです。

車体価格は11万円の予算で購入することが出来ます。

また、コンポーネントの多くは、シマノ製『SORA』が使用され、ディスクブレーキが採用されています。

フレーム自体は、クロモリフレームとなり重量感はあるものの、剛性や走行時の弾性といった面からオフロード走行には非常に適したものと考えます。

また、フレーム自体も細身となり、普段使いも可能です。

シクロクロスは、ロードバイクやマウンテンバイクに比べ、メーカー側のラインナップが少なくなっています。

しかし、メーカーを拘らなければ、お手軽に購入できるスポーツバイクです。

もし、シクロクロスを購入される方は、少なからずディスクブレーキが使用されているものが、将来的にパーツ交換を行う上でも無駄がないため、おすすめとなります。